EVANCE-DG 開発日誌

ライノセラス用プラグイン・モジュール「エヴァンス」開発者のワタシが、日々の感想やライノのTips、開発状況を綴っていきます。 ヴァイタローラネタは、また、天才プランナー、カリスマデザイナー、凄腕営業マンが確保できたときに再開する予定です。(爆)


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不世出の天才作詞家、阿久悠先生の特集番組が、このところ、とっても多い。

 

そういう特番を目にするたびに、その才能と先見性にはひれ伏すしかないが、もう亡くなって、十年になるのだということである。

 

亡くなった時のインタビューで、「北の宿から」や、「ピンポンパン体操」で、阿久悠作品の詞に曲をつけられた小林亜星氏が、「天才でも、死ぬんですね。…」と、コメントされていたのがとても、印象に残っている。

 

まあ、そんなわけで、わずか、ひと月前にリリースした"EVANCE Maestro"シリーズだが、前回、前々回の記事で紹介した新プログラムもすでに組み込んである。

 

そのほかにも、いくつかの修正点があり、常に新しいアイディアも浮かんでくるので、もう、どうにもとまらない。(笑)

 

…のだが、すぐに修正または改良が必要なもの、じっくり拡充して次期バージョンのタイミングで採用するものと、選別しているわけである。

 

すでに、新バージョンをお使いいただいているユーザー様にはひと区切りついたタイミングでサービスリリースを出す予定でいるので、すこし、ご猶予をいただきたい。

 

まあ、iPhoneの新しいOS、iOS11でもいままでにないほどバグが激しいらしく、アップデートの連発中であるが、作ってリリースして、それでおしまいというわけにはいかないソフトウェアの、これは宿命である。

 

なにも進化しなければ、壁にぶち当たることも、未知のエラーに見舞われることもないだろうが、それは、人間でいえば、死んだのと同じことである。

 

外を出歩いたり、どこかに出かけたりすれば、事故や怪我、最悪、通り魔にも遭遇する確率は上がるが、毎日部屋でじっとしているわけにもいかないので、これは、しかたないことなのである。

 

 

話は変わるが、最近古いものにとても惹かれる。

 

流行りの「コスパ」という言葉で耐久性などを軽視した、いまどきの安手のピカピカの新品よりも、じっくりと時を経て味の出てくる古いものに魅力を感じる。

 

音楽も、ダウンロードや、CDでなく、レコードで聴きたいと思うようにつよく、なってきた。

 

今時、新品のレコードなんてなかなか手に入らないが、近所の下北沢や渋谷に行けば中古レコード店は結構ある。

 

中古レコードをかけるのに、新品の何十万円もする(むかしと違い、いい音のするレコードプレーヤーは選択の余地も少なく、しかもとんでもない値段になっているのである)プレーヤーを買うのもなんだかなあ。…と思ったので高校生のときに買ったヤマハの、当時でも十万円くらいしたレコードプレーヤーを引っ張り出してみたら、なんとちゃんと動くではないか。…

 

むかしのものは、本当にしっかり作ってあると感心した。

 

高校、大学、社会人と、これでどれほどの音楽を聴いてきただろう。…

 

最後に使ったのが、前の会社を辞めて、フリーになったころだから、もう十七年の歳月が流れているのだが、その当時奮発して買い込んだ"SHURE V-15 TypeV"もしっかりレコードの溝をトレースしてくれる。

 

 

山本リンダのシングル、「どうにもとまらない」はまだ、家のどこかにあるだろうか。

 

これは、ワタシの妹が生まれて初めて買ったレコードである。

 

その時、ワタシは、 欧陽菲菲の「恋の追跡(ラブ・チェイス) 」というのを買った。

 

大ファンだったのだ。(笑)

 

旧くても、新しくても、いいものはいい。

 

ワタシも、いつか、そういうものを作りたい。

 

常に進化を求められる世界に身を置いていると、余計にそういうのが、うらやましくて仕方ない。…今日この頃のワタシである。

 

 

 

 

 

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前回の記事で紹介した新コマンド、なにげに大発明かも。

 

これができるなら、キャップやブーリアンでもやらない限り、ポリサーフェスにならないので、ずっとコントロールポイントで編集できる。(笑)

 

ライノセラスで、同じことにトライしてみたが(ポリラインをばらして、それぞれのラインを次数3にリビルド、ジョインしてノットを編集するのだが、キンクのところを、キンクを入れないようにひとつのコントロールポイントにする)、どうやっても無理のようである。

 

そんなわけで、CAD理論にそこまで精通していない人にいろいろ説明しても時間の無駄なので、論より証拠、理屈よりオペレーションでしょ!

 

…というわけで、また、動画にしてみた。

 

 

撮りなおすのもめんどうなので、途中「ベンド」コマンドに失敗したりしているところも修正しないでそのままにしてある。

 

いつもの、ノーカット、編集なしの一発撮りだ。(笑)

 

リアリティは、脚色に勝る。・・・というのが、ワタシの信条である。

 

 

まあ、ふつうにライノセラスをやっている人が、「これは自分にはできないな。…」というのは伝わると思う。

 

なーに、むずかしいことはない。

 

最新のエヴァンスを使い込めばおのずとこうなるはずである。

 

しかし、だ、今度のバージョンには、これよりさらに高度な機能も入れてある。(笑)

 

 

余談だが先日、ワタシの優秀な元生徒が、オペレーションしているところを見ていた人に、「まるで、ピアニストみたいですね。…」といわれたそうである。

 

「むかし、先生(ワタシのこと)が、言っていた、CADIST(キャディスト。ジャズピアニストやコンサートピアニストのように、自由にピアノ(ではなくCAD)を操る人のことをそうワタシは命名し、エヴァンス・プラグインはそれを目指して作ってきた)というのは、こういうことなんだ。…というのを実感しました。」

 

…といっていたが、正しくワタシにライノセラスを習ったひとが、エヴァンスを使いこなしていれば、おのずとそうなるはずなのである。

 

まあ、口ばっかりではなくて、実証できてよかったのである。(笑)

 

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まあ、そんなわけで、先月アップグレードを発表したのもあってぼちぼち忙しいが、変わらずマイペースの仕事ぶりである。

 

相変わらず、夜中に起きて朝方まで仕事して、昼間まで寝ている。

 

ワタシにとっては、寝るのも仕事のうちなのだ。

 

というのは、新しいアイディアは、寝ているときに降りてくることが多いからである。

 

で、じつは、この土曜日にも降りてきた。(笑)

 

それは、今まで何となく作りたかったが、なんとなくできないでいたのか、作らないでいたのか、結果として、出来ていないコマンドだった。

 

エヴァンスには、"DeleteCurveKinks_Rebuild"、そして、それを進化させた"DeleteCurveKinksForRRAP"というコマンドが入っている。

 

エヴァンスを使っている人なら知っていると思うが、これらはライノセラスのリビルドコマンドのように元の形をゆがませることなく曲線のキンクを取り除くという機能を持ったコマンドである。

 

これを使うことによって、この曲線を断面に使ってサーフェスを作ると、キンクがないので例外なくシングルサーフェスになるという、最近のエヴァンスの「基幹」となるコマンドだった。

 

じつは、"DeleteCurveKinks_Rebuild"は、2010年にワタシが病気でひと月くらい入院したときに、ひまにあかせて病院のベッドの上で作ったコマンドである。

 

これは、ポリラインだと抜群の性能を発揮するのだが、ポリラインに自由曲線が組み合わさった曲線の場合自由曲線の部分の形状がくずれてしまい、修正が必要になるという欠点があった。

 

そして、その問題を克服するために作った改良版が"DeleteCurveKinksForRRAP"である。

 

しかし、実用上は問題ないとはいえ、どうしてもこれらのコマンドでは、ポリラインのキンク部分が多少なりとも丸くなってしまうという特性があった。

 

キンク部分をシャープにするには、コントロールポイントの数をかなり多めに設定しなくてはならないのだ。

 

まあ、実際の現場では、シャープなエッジというのは、造型、ゴム取り、キャストなどの工程で百害あって一利なしなので、実用上は問題ないどころか、むしろ、その方が好ましいのだが、でも、CAD屋としてのワタシの中では少し、納得がいっていなかった。

 

で、ほとんどコントロールポイントを増やさないで、キンク部分をシャープに出し、なおかつサーフェス化してもシングルサーフェスになるような曲線を作るには、どうしたらいいか、ずーーーっと、考えていた。

 

…わけだが、それが、寝ていたら土曜日の昼、降りてきたのである。

 

ワタシは、布団を蹴って起き上がった。

 

すでに、いつも観ている「有吉君の正直さんぽ」は終わっていた。(笑)

 

まあ、"TVer"で見ればいいのである。

 

それから、パソコンの前に座って、アイディアをコーティングしていった。

 

いろいろ試行錯誤するうちに徐々に出来上がっていき、面倒なメモリーリークも対策して、「情報7daysニュースキャスター」が始まるころには、出来上がった。

 

その出来栄えは、以下のビデオで確認できる。

 

向かって左から、ポリラインのままのもの(どうにもならない)、"DeleteCurveKinksForRRAP"をかけたもの、一番右が新コマンドである(コマンド名は伝統の"DeleteCurveKinks_Rebuild"を踏襲しているが、現行のコマンドとは別物のできたての新作である)。

 

「エヴァンス」は、危機感を持って、常に進化している。

 

小銭とずくを惜しんでボーとしているとあっという間に置き去りにされるので注意が必要である。(笑)

 

今回のアップグレードで、久しぶりに(新バージョンの開発のためにこの一年モグラのような生活を送っていたため(笑))いろいろな人と話す機会があったが、全体的に仕事は少なくなってきているようである。

 

もう、日本国内(日本のものづくりもそうだが、CADレベルもすでに全然、高くないと思う)の、自分の周りだけを見ていればいい時代は、疾うに終わっているのだ。

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