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1955年、米国カンザス州生まれ。『蛇の如く聡くあれ』『イルミナティ   悪魔の13血流』ほか多数の著作を刊行。ジャーナリストとして調査を重ね、新世界権力のマインドコントロールと腐敗を暴露してきた。また、聖職者として、 SRA(米国政府によるマインド・コントロールの犠牲者)を救済し、彼らと共に活動してきた。ウェスト・ポイント(米陸軍士官学校)に学び、アーミッシュ (近代文明を否定した人々の生活共同体)に身を投じ、コンピューター技師にしてグラフォアナリスト(公認筆跡鑑定士)、そして世界旅行家であり、ルネサン ス的教養人であり、彼の横顔は多用な経歴で彩られる。1998年5月には来日して、東京・大阪で講演を行い、大きな反響を呼んだ。




フリッツ・スプリングマイヤーは陰謀研究者として有名だ。彼はイルミナティの内幕を暴露したことにより、社会的制裁を受けた。無実の罪を着せられ、刑務所に投獄された。確か銀行強盗の罪をデッチ上げられ、2003年裁判で禁固刑7年を言い渡されている。

真実を暴露する者は社会的生命を失う。フリッツ・スプリングマイヤーのような真実探求者は見せしめとして刑務所に入れられたり、暗殺されたりする。逆にいえば、彼が社会的生命を失ったことにより、彼の陰謀論はイルミナティに とって触れてはならない部分に触れていたことがわかる。それが真実であるからこそ、彼は社会的制裁を受けた。この社会は真実を追究するものは、それが既得 権益を脅かす追求であれば、必ず社会的制裁を受ける。時にはスキャンダルでマスコミに叩かれ、時にはデッチ上げで犯罪者に仕立て上げられ、最悪の場合は殺 される。

陰謀研究者の中にはフリッツ・スプリングマイヤーのように危険を省みず真実を暴露する者もいれば、幼稚な陰謀論を展開して「イルミナティなど存在しない」と豪語する者もいる。この差は一体何か。多分に勇気と知恵の差だろう。



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さて、イルミナティとは何か?どのような集団か?フリッツ・スプリングマイヤーの言葉を引用する。


イルミナティとは何か?)

「イ ルミナティとは世界を動かし、扇動している組織です。血流で結びついたエリート集団で、私は部族や一族と呼んでいますが、主な血流が十三あります。いわゆ る『同世代のサタニスト』で、何世紀にも渡って秘密の魔術を実践し、独自の信仰を次の世代へと伝えています。表と裏の顔を持っていて、表向きの活動とは別 の、知られざる活動を行っているのです。この秘密活動の全体像を掴むことができた人はごくわずかです。
 頂点に立つ十三の血流というのは、アス ター、バンディ、コリンズ、デュポン、フリーマン、ケネディ、李、オナシス、ロックフェラー、ロスチャイルド、レイノルド、クルップ、ラッセルで、十三番 目がメロヴィング朝の血筋です。その他に、ヴァン・ダイン・イルミナティの血流があります。十三番目のメロヴィング朝の血筋はとりわけ重要で、いくつかの ヨーロッパの王族が含まれています。」


(彼らイルミナティの目的は?)

「究極の目的は世界の注目を集める 『反キリスト者』が君臨する、いわゆる新世界秩序を実現することです。それが彼らの最終的なゴールです。人々に信仰を押し付ける気はありませんが、これが 事実なのです。人の洗脳を解いていけば、反キリスト者の支配の下に世界を統一するという極めて緻密な計画に向けて、いかに多くのことがプログラムされてい るかがわかるはずです。
 ジェームズ・ビリントン(プリンス大学歴史学教授)は、著書『人の知識にある炎』で、このオカルト主義(イルミナ ティ)によってすべての革命が引き起こされてきた経緯を辿っています。革命という言葉は、人間社会を黄金時代に引き戻そうとするオカルトの考えから出てき たものです。世界には、千年王国を出現させようとする大きな動きがあるのです。共産主義というのはまさにこれです。共産主義の草分けとなった人々を調べれ ば、彼らが革命を通じて私たちを失われた黄金時代に逆戻りさせようとしていたことがわかります。彼らは常に社会主義的、共産主義的なユートピア、オーウェ ルの『1984』と『動物農場』を合わせたような世界を目指してきたのです。」



フリッツ・スプリングマイヤー イルミナティのマインドコントロール 1 

原文http://www.theforbiddenknowledge.com/hardtruth/springmeier_interview1.htm 
2000年9月 カナダ、トロント CKLN fm 88.1

ウェイン・モリス 
おはようございます、
インターナショナル・コネクションへようこそ。

フリッツさんはイルミナティの研究者で、
マインドコントロール被害者を助ける聖職者です。

スプリングマイヤー 
イルミナティは、世界の有力者たちです。
エリートの血統のグループです。
13の主要な血統があります。 
「何世代も続いてきた悪魔崇拝主義者」と
呼ばれる者たちです。

秘密の魔術を実践してきて、自分たちの宗教を
一つの世代から次の世代へと受け渡してきた

いうことを意味しています。
 
モリス 
あなたがイルミナティと仰るのは、1776年に
バイエルンでアダム・ヴァイスハウプトが創設したと
記録されているグループのことですか?
同じですか? 

スプリングマイヤー 
同じグループです。 実はヴァイスハウプトがその組織を
創設したわけではなく、はるか昔にさかのぼります。
これらはとてつもなくパワフルな少数独裁ファミリー
たちです。

これらのファミリー、これらの血統の一部は、明らかに
ニムロドまでさかのぼります。
 ロスチャイルドが何世紀にも渡ってこっそりと
綴ってきた秘密の家系図にそうあります。 

モリス 
生まれながらのイルミナティファミリーが
13あると仰いましたね。名前を挙げて頂けますか?

スプリングマイヤー 
上位13の血統は、アスター、バンディー、コリンズ、
デュポン、フリーマン、ケネディー、リー、オナシス、
ロックフェラー、ロスチャイルド、ラッセル...
それから13番目の血統があります。
メロヴィングです。
それからファン・ダイン・イルミナティ血統があります。

13番目の血統であるメロヴィングは極めて重要です。
 欧州の王室が含まれています。

Baigentさんと Leighさんと Lincolnさんが出版された
「聖なる血筋と聖杯」+2冊の3連作に非常にみごとに
書かれていたので、私が書くまでもなかったんです。

たとえばチャールズ皇太子はその中に入ります。

モリス 
イルミナティファミリーと、その組織自体のゴールは
何ですか?
彼らはなぜこれほどたくさんの組織に
浸透したのですか?

スプリングマイヤー 
究極的には、「反キリスト」の称号を掲げて
世界の注目を浴びる男性と共に、「新世界秩序」と
いわれるものを実現することです。


モリス 
イルミナティは、ゴール実現のために
マインドコントロールを用いていると仰いました。

スプリングマイヤー 
イルミナティは、自分たちの仲間にも、他人にも、
何世紀にも渡って、マインドコントロールを使って
きました。すべては非常に頑丈に守られた
秘密になっています。

モリス 
自分たちの家族にマインドコントロールを使う
目的は何でしょう?

スプリングマイヤー 
数多くの儀式が関係しています。
非常に恐ろしいものです。人身御供があります。

ハイグランドクライマックスには赤ん坊を生贄にし、
各種サバトには、若い女性や男性が生贄にされます。
これを何世代も続けるにあたっては、
マインドコントロールと多重人格の創出による
ジキルとハイドの効果がなくてはならなかったのです。 


竹下氏の解説 

スプリングマイヤーの説明は、いくつかの誤りがあります。
彼が言う13の主要な血統を有するイルミナティは
裏のイルミナティで、アダム・ヴァイスハウプトが創設した
イルミナティは表のイルミナティなので別の組織なのです。


多くの陰謀論の研究家の方はこれを同じだと思うことで
本質が見えなくなり、彼らの意図に嵌まることになります。

次の図を見て下さい。


私たちの地球のある贍部洲より上の欲界の界層を支配している
のが白色同胞団(ホワイト・ロッヂ)であり、
下の欲界の界層(地獄)を支配しているのが闇の同胞団
(ブラック・ロッヂ)なのです。


白色同胞団は世界王のサナト・クマーラを頂点にミトラ、
マイトレーヤをキリスト(ハイアラーキーにキリストは
2人います)としてまとまっている菩薩団です。
特にマイトレーヤの周りには、ベンジャミン・クレームが
紹介している著名な覚者たちが12名います。

対して闇の同胞団(ブラック・ロッヂ)は
デーヴァダッタとカナンを頂点とする悪霊たちが
菩薩団に対抗します。


この2つの集団は地球の支配権をかけて激しく争っており、
地球はこの意味で光と闇の主戦場となっています。


そこで問題なのは、スプリングマイヤーが暴露する1
3の血統を頂点とするイルミナティですが、通常誰もが、
闇の同胞団の悪霊たちが支配する組織で、
イルミナティの幹部たちは悪霊に仕えていると思い込んで
しまうことです。

実は闇の同胞団の組織で、デーヴァダッタやカナンに
仕えていたのがアダム・ヴァイスハウプトが創設した
イルミナティであり、有名なアルバート・パイクも
こちらの側で、これを表のイルミナティと呼びます。


しかし、13血統の方のイルミナティは白色同胞団の側の
組織で、スプリングマイヤーの言う13の名家は、
マイトレーヤを除く12名の覚者とギリシャ神話のヘルメスの
13名に対応する裏のイルミナティなのです。

この事は白色同胞団の多くの者たちや宇宙人たちも
まったく知らなかった事なのです。


例えば、宇宙船の総司令官であるヴァリアント・ソーは
金星人でしたが、彼はイエス覚者からその地位に
任命されていますので、宇宙船の乗組員のほとんど誰も、
裏のイルミナティの会員たちが仕えているのが、
マイトレーヤの側近の覚者たちであるとは
気づかなかったのです。


この側近の12名は全員がレプティリアン(爬虫類人)で
あったのですが、魔術によって人間に化けていたため、
他の同胞団の菩薩たちも、宇宙人たちも気がつかなかった
というわけです。

要するに聖白色同胞団の中枢に地獄の悪霊(彼らは
レプティリアンではない)よりも、より凶悪な者たちが、
菩薩として巣くっていたわけです。

天界での支配権を手中に収める時期をうかがいながら…。

さて、文中の13番目の血統であるメロヴィング家の血筋に
入るのが、チャールズ皇太子と書かれているのですが、
ここが違うのです。
チャールズではなくアンドリュー王子です。
メロヴィング家の血筋とは、イエスではなく洗礼者ヨハネの
血筋のことで、洗礼者ヨハネとマグダラのマリアの子サラの
血筋がメロヴィング家であり、この血筋をシオン修道会が
守っているのです。
現在は2人がいて、1人が英王室のアンドリュー王子、
もう1人がIMF専務理事のクリスティーヌ・ラガルドです。


ここは要点なので次回、またくわしく説明しましょう。


イルミナティ 悪魔の13血流―世界を収奪支配する巨大名家の素顔
(1998/07)
フリッツ スプリングマイヤー

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