【亡国の無責任体質】東電経営陣 無罪判決/原発再稼働、原発建設/汚染水海洋放出 | ☆Dancing the Dream ☆

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東京電力元会長・勝俣恒久。
驚くべき無責任。

勝俣は、福島第一原発事故の1週間後の大混乱の最中、
あろうことか、当時、自衛隊統合幕僚監部運用部長であった廣中雅之氏に対して
「自衛隊に原子炉の管理を任せる」と放言した。

これに対して、廣中は、当然ながら、
「そんなことができるわけがない」と切り反したという。



ETV特集「原発事故“最悪のシナリオ”~そのとき誰が命を懸けるのか~」


1:03:01〜

この頃(事故から1週間後)自衛隊は、東電から予想もしない提案を持ちかけられたという。
細野補佐官らが主催し、勝俣会長らが出席した非公式会議でのことだった。

廣中雅之・自衛隊統合幕僚監部 運用部長ーーー
東電と官邸等の会議、忌憚のない議論をしたいと。
ついてはちょっとスタッフレベルで恐縮だけれども集まって下さいと言って、東電の本社に来るように指示があったんですね。
まず、細野さんが今の現状を簡単に話をされたんですね。
もう(収束活動が)アンコントロールな状況になってしまっていると。
次に何をしなければいけないかということに関して、完全な意思疎通がとれていないと。

細野豪志・首相補佐官ーーー
まあ正直言って、かなり東電の中で、なんんて言いますかね、相当疲労感も出てましたよね。この頃には。
もう1週間たってますし。ええ。ですから、なんらかそれこそ原発の中のことについて、自衛隊がやれることと、東電がやれることを少し役割分担できないかな、なんて思いは私の中にあったんですよね。
そうしたら、私が思っていたよりも多くの要求を勝俣会長がしまして。

廣中 統合幕僚監部 運用部長ーーー
瓦礫を撤去してほしいとか、とかとかいう話が一杯あったんで、瓦礫の撤去なら別に自衛隊員を出さなくたってできるじゃないですか、という話をしたら、そこで、ちょっと沈黙をされて…

ナレーションーーー
勝俣氏がこう切り出したという。

廣中 統合幕僚監部 運用部長ーーー
「自衛隊に、原子炉の管理を任せます」と言われたんですよ。
自衛隊にやって下さいと言われたんです。
私は、「そんなことができる訳がない!」と。
それは、「我々は、そんな知識も経験もないし、役割もない!」と。
「現実に原子炉の管理なんかできる訳がない!」と。
それはやはり「監督官庁である経済産業省の下で、東京電力に頑張ってもらうしかない!」というふうに切り返しをしたんですよね。




「私は知らないって!」原発事故で無罪判決・東電元会長「お一人ラーメン」後に語っていた強弁
FRIDAY 1/19(木) 16:00配信
 
原発事故から1年半後の12年12月、ラーメン店で一人で昼食をとっていた勝俣元会長(提供:FRIDAYデジタル)

1審に続く判決となった。
1月18日、東京高裁は東京電力の福島第一原発事故において業務上過失致死傷の罪で起訴されていた旧経営陣3人に対し、1審と同様に無罪を言い渡したのだ。起訴されていたのは、元会長・勝俣恒久被告(82)、いずれも副社長だった武黒一郎被告(76)と武藤栄被告(72)である。3人とも無罪を主張。19年9月に東京地裁で無罪判決となっていた。
「11年3月に起きた原発事故の要因となった最大15mの津波の襲来が、予測できたかが裁判の争点となりました。予測できたのなら防護壁などを作るなどの対策を怠ったのではないかという、予見と結果回避可能性についてです。検察側は対策を怠ったために、事故で避難を余儀なくされた福島県大熊町の双葉病院の患者ら44人が亡くなったと主張しています」(全国紙社会部記者)
政府の地震調査員会は02年7月に、三陸から房総沖にかけてマグニチュード8クラスの大きな地震が起きる可能性が高いと発表。最大15.7mの津波が押し寄せると公表していた。一方、東電の元幹部たちは「10mを超える津波が襲来する現実的可能性を認識していたとはいえない」と主張している。
◆「無責任にいろいろ言うのはおかしいでしょう!」
被告人となった、東電の勝俣元会長らは原発事故に関する責任をどう感じているのだろう。事故から約1年半後の12年12月、『FRIDAY』は勝俣元会長を直撃している。当時の様子を振り返りたい(記事の内容は一部修正しています)ーー。
年の瀬の迫った平日の午後、「東電のドン」と呼ばれた男性の姿は東京・四谷にあった。ラーメン店「大勝軒」で一人で昼食をとっていたのだ。
民主党政権がボロボロだった12年秋ごろから、東電内では『しばらく臥薪嘗胆』という言葉がささやかれていました。東電幹部は、自民党が政権を奪還し再稼働容認に動くと考えていたんです。自民党の高市早苗政調会長(当時)は、『頭から原発再稼働を認めないということではない』と発言していましたから。
幹部の予想通り12年12月の衆院選で自民党が大勝し安倍晋三政権が誕生すると、社内に安堵の雰囲気が広がります。事故の責任をとり辞任した、勝俣元会長の復権さえささやかれていたほどです
」(全国紙社会部記者)
とはいえ、あからさまに自民党政権に期待する動きはできなかったのだろう。12年3月の東日本大震災から1年の追悼式前に、自宅から出てきた勝俣元会長に話を聞くとスラスラと殊勝に答えていた。
「福島県の皆様はじめ、広く社会に大変なご心配、ご迷惑をおかけして大変申し訳なく思っています。とにかく原子炉の収束と賠償に全力を尽くしていくことを、この1年を機にあらためて誓いたいと思います」
だが、事故責任の話だと勝俣元会長の言動も変わる。前述の「お一人ラーメン」後に記者が「安倍政権にかわって東電としてはやりやすくなるのですか?」が直撃すると、こう強弁したのだ。
「私は知らないって! 現役の人に全部ゆだねたんだから。無責任にいろいろ言うのはおかしいでしょう!」
2審でも無罪となった東電の元幹部たち。東京高裁前では、判決言い渡し直後に告訴団の関係者らが「全員無罪」「不当判決」などと書かれた紙を掲げた。
FRIDAYデジタル



《原発処理水の海洋放出》春から夏頃 政府が初めて具体的な時期示す 安全性の確保と風評対策は?
福島テレビ
2023年1月13日 金曜 午後6:30
https://www.fnn.jp/articles/-/470612
原発で出る汚染水を浄化したあとに残る「処理水」
政府はこの処理水の海洋放出を2023年の春から夏ごろに始める方針を決定。初めて具体的な時期を示した。
松野官房長官:「具体的な放出の時期は、本年春から夏頃と見込んでいます」
1月13日に政府が初めて示した、処理水の海洋放出の開始時期。
2021年4月、政府は「海洋放出」を正式に決定し、2年後を目途に処分を始めるとする基本方針を示していた。
福島第一原発で増え続ける処理水とは、汚染水からほとんどの放射性物質を取り除いた後に残る水のこと。これを国の安全基準やWHOの飲料水基準を大きく下回るまで海水で薄め、沖合1キロから海に放出する計画。
2022年8月には、福島県と原発が立地する双葉町と大熊町が海洋放出に必要な設備の建設計画を了承。一方で、政府と東京電力は「関係者の理解なしに処分は行わない」としてきた。
漁業関係者:「せっかく売れるようになったのに、このまま流しても売れるのかなっていうのはありますよね。ただ理解してくれる人は理解してくれてんでしょうけど、なかなか難しいんじゃないですか」
福島県いわき市江名の漁師・佐藤吉尚さんは、県民への丁寧な説明が足りていないと感じている。
漁師・佐藤吉尚さん:「『了解なしに放出はしない』って、全然守ってないんだよね。結局やるってことにもう向かっているから、そういうのは我々としては納得できないところがありますね
政府が海洋放出の前提とする、安全性の確保と風評対策。新たに設けた500億円の基金などを使って、漁業者を支援することにしている。
***
<そもそも海洋放出はなぜ必要なのか?>
処理水は福島第一原発の敷地内でタンクに保管されている。その量は1月5日の時点でタンクの容量全体の「96%」にあたる132万立方メートルに。
2023年の夏から秋頃には満杯になると見込まれている。
東京電力の小早川社長は、13日海洋放出を運営できる体制づくりについて「春頃」を目指すと強調した。
<工事を終えればすぐに放出できるのか?>
必要な検査や国際機関のチェックも必要となるため、政府が「夏頃」という形で幅を持たせたことになる。



岸田首相、原発の再稼働を表明 次世代原発の建設検討も
2022.08.24 Wed posted at 20:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35192285.html
東京(CNN) 岸田文雄首相は24日、東京電力福島第一原発事故以降に停止している原発の再稼働を進めると表明した。さらに次世代原発の開発、建設を検討する方針も明らかにした。
岸田氏は記者団とのインタビューで、検討項目について年末までに具体的な方策を示すよう指示したことを明らかにした。
原発の新設が決まれば、2011年の原発事故以来の政策転換となる。日本では同事故以降、原発に対する厳しい世論が広がるなかで、安全基準の強化が進められてきた。
一方で近年、エネルギー需要の増大にともなって、天然ガスや石炭の輸入が増えている。
岸田氏は昨年の国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で化石燃料からの脱却を呼び掛け、日本政府として50年までに炭素中立を目指す姿勢を改めて示した。
今年に入ってロシアのウクライナ侵攻などにより燃料価格が高騰したことから、経済産業省は6月末、国民に節電への協力を呼び掛けていた。