映画『ジョン・ラーベ  〜南京のシンドラー〜』 | ☆Dancing the Dream ☆

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映画『ジョン・ラーベ  ~南京のシンドラー~』

1937年、南京のドイツ企業の工場長・ジョン・ラーベが、
多くの中国人を日本軍から助けたという実話が映画化された。
日本の同盟国ドイツの国籍を活かし、南京にセーフゾーンを作って
多数の中国人を避難させた。
ラーベは、ナチスドイツによって
強制収容所に収容されていたユダヤ人を救った
ドイツ人実業家・シンドラーに準えて"南京のシンドラー"と呼ばれた。

『ジョン・ラーベ  ~南京のシンドラー~』は、
捕虜総虐殺、レイプ、女子校強制身体検査、百人斬り競争などの
日本軍による残虐行為が描かれており、
「南京! 南京!」「アイリス・チャン」と同じくタブー視され、
日本が上映を拒否した映画である。
監督のフローリアン・ガレンベルガーによると、
朝香宮鳩彦王(香川照之)が登場するシーンをすべて削除するという条件
日本での公開を持ちかけてきた配給会社があったとのことだが、
この申し出は断ったという。
2014年5月17日、「南京・史実を守る映画祭」実行委員会によって
江戸東京博物館ホールで行われた上映が日本初公開となった。

       ↓
「削除」を要求された 
朝香宮鳩彦王(香川照之)が登場するシーンは、コレ!






【ストーリー】
日中戦争が始まって間もない1937年12月。
日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南京へ侵攻し陥落させた。
首都機能はすでに重慶へ移転しており、
数十万の市民と中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。
残った欧米人たちは、迫りくる日本軍から市民を保護する為、
南京安全区国際委員会を設立。
その委員長に選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。
本作品は、ラーベと国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。

ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、
バイエルン映画賞では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。

【「南京・史実を守る映画祭」実行委員会の上映趣旨】
南京事件70周年(2007年)に合わせて、
世界中では南京事件に関する映画作品が多く作られました。
しかし、日本ではそのほとんどが一般公開されてません。
「南京・史実を守る映画祭」実行委員会では、
日本で上映されることが無かった「南京事件」映画の上映を敢行してきましたが、
今回、5年に渡る交渉の結果、本作品の上映にたどり着くことが出来ました。
世界中で認められた映画が上映できない、そんなことはあってはならない。
そういう素朴かつ当たり前の思いが、私たちの原点です。


永田孝三さんは、政府の圧力を受けながら、
ドキュメンタリー番組を作ってきたNHKの闘うテレビマンでした。

後藤健二さんと共に制作した、
「イラク戦争」を扱ったNHKのドキュメンタリー番組も潰された
こともあります。