Xscape『Hot Fun In The Summertime』(和訳)② ~スライあれこれ | ☆Dancing the Dream ☆

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先月のお誕生日で71歳になるスライ・ストーン。
スライは、隠遁生活から復帰し、
楽曲の権利問題で元マネージャーを訴える裁判費用を捻出し、
宿無し生活から復活するかに見えましたが・・
再びLAの白いキャンピングカーで暮らしていると言います。

それでもまだキャンピング・カーの中で
ラップトップを手に新しい音楽を製作し続けているというスライ。

別名「FATHER TIME 時代の父」
偉大なスライは、今や、ある種さらに偉大な一文無しの音楽の聖者の如しですが、
かつて、『Thank you』でこう↓歌ったように、
お金がなくても、自分自身に戻って自分の音楽をつくるぜ、ありがとよ!と言うかしら?
Xscapeでマイケルの『Hot Fun In The Summertime』が聞けるらしいけれど、
秋には秋の、冬には冬の歌があるはずですよね?
たくさんの季節を潜り抜けた、今のスライの歌が聞きたい!!



 音譜 Thank you falettinme be mice elf agin  
   Thank You for lettin' me be myself again.  

   再び子供心に戻って 自分自身[ねずみや妖精]でいさせてくれて ありがとよ 
   俺自身に戻してくれて ありがとよ 
   音譜
       *Falettinme Be Mice Elf Agin =for lettin' me be myself again.
        言葉遊びの一種。掛詞や駄洒落のようなもの≒「自分自身に戻してくれて」


ファミリーストーンのチョッパーベーシスト、ラリー・グレアム曰はく、
「スライは音楽ビジネスにまつわるあれこれに嫌気がさしてしまったんだよ。表舞台に戻ってくる気はあまり無いんじゃないかな」と。

昨年2013年、ソニーは、“スライ&ザ・ファミリー・ストーン”の未発表曲を含む
マルチ・ディスクを発売しました。
1968年から75年までの7年間、トップチャートを賑わした“スライ&ザ・ファミリー・ストーン”のキャリアを網羅する内容で、その4分の1のトラックが未発表もの。

ファンク、ロックという音楽の世界に限らず、
60年代後半~70年代前半、激動のアメリカ社会全体に一石を投じるような作品を
数多く発表したスライ&ザ・ファミリー・ストーン。
「ベトナム戦争」「黒人市民運動」「家族の荒廃」などアメリカ社会の持つシリアスなテーマに挑み続け、「Everyday People」、「Thank You」、「Family Affair」などの全米No.1ヒット放ち、
また、『スタンド!(1969)』、『暴動 There’s Riot Goin’ On(1971)』、
『フレッシュ(1973)』など、スライの独自に解釈で大きく進化させて、
マイルス・デイビスやカーティス・メイフィールド、ボブ・マーリーら同世代の多くのミュージシャンにも大きな影響を与えました。
バンドは、1975年に活動を停止(正式な解散は1981年)し、
スライは、20年に及ぶ隠遁生活を送り、
2005年にはエアロスミスのスティーヴン・タイラーや、
ブラック・アイド・ピーズのwill.i.amらによる
トリビュート・アルバム『Different Strokes By Different Folks』がリリースされ、
翌2006年にはグラミー賞授賞式に登場。2008年・2010年には来日してくれました。
2011年8月にアルバム"I'm Back! Family & Friends"をリリース。
(14曲中、古いゴスペル"His Eye Is on the Sparrow"と、
  "Plain Jane"と"Get Away,"のみがニュートラック)

それにしても、楽曲の権利問題の訴訟は、どうなったのでしょう?
昔の楽曲の再リリースをしても、スライの懐には何も入って来ないのでしょうか?

【スライの元マネージャー、ジェリー・ゴールドステインへの訴訟内容】
・楽曲の権利を譲る代わりに一定額の給与と経費を支払い続けるという契約だったが、
 20年間以上にわたる詐欺・契約不履行・横領をした。
・スライ個人だけでなく、無断で「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」の商標名を
 自分の会社の名義で米国特許商標庁に登録し、数百万ドルの収入を横領した。

なんだか、思い出します。マイケルの言葉を。。
マイケルのソニーウォーズの時の言葉のまんまですよね~叫び

…Anyway, I first let me say, I really don’t like to talk that much. I really don’t.
I prefer performing than talking.
Let me just say this… The tradition of great performers… the tradition of great performers from — I really want you to know what I say! — from Sammy Davis Junior, to James Brown, to Jackie Wilson, to Fred Astaire, Gene Kelly. The story is usually the same though. These guys worked really hard at their craft, for the story ends the same. They are usually broken, torn and usually just sad, because the companies take advantage of them, they really do.

とにかく、まず言わせてほしいのは、僕は多くを語るは好きじゃないってこと。
僕はしゃべるよりは、むしろパフォーマンスする方が好きなんだからね。
でもこれだけは言わせてほしい・・偉大なパフォーマーたちの伝統・・偉大なパフォーマーたちの伝統から学ぶこと―僕が言うことを君たちに知ってほしいんだ!―サミー・デイヴィス・ジュニア、ジェームズ・ブラウンからジャッキー・ウィルソン、フレッド・アステア、ジーン・ケリーからね。
その物語は大抵は同じだ。これらの男たちは、自分の仕事において本当に一生懸命働いて、
その物語は同じ結末を迎える。彼らは、決って破壊される、ズタズタに引き裂かれ、決って全く悲惨なものさ。というのも、会社が彼らから利益を奪っているからなんだ。奴らは本当に利益を奪っているんだ。











Hot Fun In The Summertime

End of the spring and here she comes back
Hi, hi, hi, hi, there
Them summer days, those summer days

春の終わり そして彼女(夏)が戻ってくる
やぁ、やぁ、やぁ、こんにちは あの
あの夏の日々 あの夏の日々

That's when I had most of my fun back
High, high, high, high there
Them summer days, those summer days

最高に楽しかった夏が帰ってくるんだ
真っ盛りの 最高の わくわくする あの
あの夏の日々 あの夏の日々 

I cloud nine when I want to
Out of school, yeah
County fair in the country sun
And everything, it's true, ooh, yeah

嬉しくて天にも昇る気分だ 
校外にでて、そうさ
村の太陽のなかの夏祭り
そして、すべてが欲しいのさ これが真実さ おお そうさ 

   *I'm on cloud nine・・嬉しくて天にも昇る気分だ
              nineには「詩神」という意味がある。詩神とは、偉大な詩の神=muse


Hot fun in the summertime
Hot fun in the summertime
Hot fun in the summertime
Hot fun in the summertime

夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ

First of the fall and then she goes back
Bye, bye, bye, bye there
Them summer days, those summer days

秋の初め それから彼女(夏)が帰って行く
バイバイ さよなら さよなら  あの
あの夏の日 あの夏の日 

Boop, boop, ba, boop, boop when I want to
Out of school, yeah
County fair in the country sun
And everything it's cool, ooh yeah

ブーブーバブーブー  
校外にでて、そうさ
村の太陽のなかの夏祭り
そして、すべてが欲しいのさ これが真実さ おお そうさ 

Hot fun in the summertime
Hot fun in the summertime
Hot fun in the summertime

夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ
夏の熱い楽しみ

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スライに、音楽業界にいることを飽き飽きさせ、
世捨て人に追い込んだスライたちの元マネジャーの
ジェリー・ゴールドステインという人物は、
いったいどんな盗人野郎なのか顔を拝んでおかなくちゃ、と調べてみました~

1964年ごろから活動していた
The Strangelovesという3人のソングライターグループの一員で、
名前のとうりStrange~なことに、
NYを根城にしているアメリカ人のくせに、
なぜかオーストラリア人のふりをしていたそうです。は?え?
そして、自分たちで歌った "I Want Candy,"というシングルの他に、
ゴールドステインが共同執筆して、女の子3人組が歌った
"My Boyfriend's Back"などもヒットしたそうです。


そして、、あらま~~
こんな記事が。まぁ、TMZですけど。

ジェリー・ゴールドステインが所有していた、広大な8,000平方フィートの
ロスの西の海辺のPacific Palisadesにあるマンションが
7.6百万ドルで競売された。
けれども、事はうまく運ばなかった。
というのも、ジェリー・ゴールドステインが、居座り続け、
新しいオーナーが、出て行かないなら、「日に$666.66払え!」ってことで~

お前さんが書いた歌の文句を覚えているかい?
"... Better cut out on the double. Hey-la, Hey-la."
さっさとやめた方がいいわよ ねぇ、でしょ!
・・なぁんて、皮肉られてます~にひひ

おいおい!あなたも擦っちまったのか~~?( ̄□ ̄;) 


Mega Music Producer
Illegally Living in Mansion
6/2/2012 BY TMZ STAFF


One of the guys who wrote the 1963 hit "My Boyfriend's Back" REFUSES to get out of his house even though it was foreclosed on and sold at public auction, so the new owners want him out -- stat.

Music producer Jerry Goldstein -- whose other huge hit was "I Want Candy" -- just had his colossal 8,000 square-foot Pacific Palisades mansion auctioned off for $7.6 million ... but things didn't go so smoothly for the buyers.

According to new legal docs filed in L.A. County Superior Court ... Goldstein hasn't moved.
So the new owners filed an eviction lawsuit. They also want him to pay $666.66 for each day that continues to live there.

Remember the lyrics -- "... Better cut out on the double. Hey-la, Hey-la."



"... Better cut out on the double. Hey-la, Hey-la."
   さっさとやめた方がいいわよ ねぇ、ねぇ、でしょ!?