リスペクト!ジャマイカの事をもっと掘り下げてみたい漢、星餓です。
今まで南米のスペイン語圏やポルトガル語圏の事は結構調べましたが、
英語圏にも以外とまだまだ知らない事が多い事に気付き始めました。
特にジャマイカはアフリカとの結び付きが強く、
アイタルやラスタファとか、そういった独自の思想もある様子。
新しいジャンルに挑戦したい今年、
ならば今まで行っていなかったフェスでそれを体感しよう。
そう思って9月に行ってきましたよ~!!
ババ━━━m9(`・ω・´)━━━ン!!!
そのフェスが、このジャマイカフェスこと「ワンラブ・ジャマイカフェスティバル」。
意外と古参なフェスなのですが、以外にも今回初参戦です!
代々木公園でやる事が多いが、今年の開催は日比谷公園でした。
ちなみに今年は特別で、ジャマイカフェスは2回も開催されていたという。
会場入りは5時を回っていましたが、おお!まだ盛り上がってますね~。
それにしても、流石はジャマイカフェス・・・いやワンラブ!(ノ゚ο゚)ノ
ステージ、左右通路、一番奥でもそれぞれレゲエが演奏され、
人だかりが出来て踊っていました!(ノ゚ο゚)ノ
やっぱりフェスに占めるレゲエの役割は大きいな~。
次は・・・飲食ブースを回ってみる。
ジャマイカフェスといえば、侍さんにぶった切られてるイメージ だったから、
正直余り期待して無かったけど・・・。あら!?結構ジャマイカ料理あるじゃない!(∩´∀`)∩
テイクメクスみたいなお店もありますが、意外とアフリカ料理も目立ちます。
そして何より一番目にするのは、豪快に焼かれたジャークチキン!
やはり定番だし、絵これぞジャマイカ料理って感じで絵になりますね。
来る前に他の所で食べていたから、バランスを考えないとね。
そこで、「アキー&カラルー」と「エスコビッチ」を。
味はどちらも普通に美味しかったです。
アキー&カラルー(左)
豆ライス、ピクルスが付きます。
アキーは有名なジャマイカの果物でよく料理に使います。
辛さを聞かれたので、辛くしてもらいました。
あら!何だか素朴な感じね。豆ご飯がぱらぱらで軽いし、
ピクルスもあるから、案外サラッと食べれてしまいます!
家庭的ともいえる味かも知れません。
カラルーはくたくたの青菜。これがほろ苦くて素朴な味。
アキーはトロトロしていて柔らかくて、何だか茶碗蒸しみたいって言えば良いかな?
思ったよりクセらしいクセも無いですかね。ヽ(゚◇゚ )ノ
エスコビッチ(右)
フランス語ならエスカベーシュ。スペイン語ならエスカベッチェかな?
それのジャマイカ版。日本語ならいわゆる「南蛮漬け」ってやつですな。
ただ、衣が細かいパン粉の様な感じで、中はフワッとしたアジ。
ニンニクを使ったりタバスコなど?ホットソースが入っているのが違いますかね。
そういえば、意外とアフリカ料理が多いのもこのフェスの特徴でした。
後半は安売りになったアフリカ料理をいくつかテイクアウト。
出店を見ると、可愛らしくブードゥー教のキャラがディフォルメされていたり、
祭壇があったり、アフリカの臭いはするけどまたちょっと違う。
そんな不思議で如何にもストリートな雰囲気が漂います。ヽ(゚◇゚ )ノ
何処かアフリカ的、だけど全てアフリカじゃ無いこの「何か」は何だろう?
そう思って調べたら、アフリカはジャマイカで多数派の黒人達のルーツ。
故に、それがラスタファリアン(ラスタ)という、
アフリカ回帰・リスペクトの考え方に繋がっている様です。
何でも、植民地に唯一ならなかったのがエチオピア。
だから、その王様を特にリスペクトしているのだとか。
もちろんこのフェスにはありませんし、やろうとも思いませんが・・・。
でも、レゲエのリズムと飲み物を合わせて軽くトリップ!ヽ(゜▽、゜)ノ
レッドスプライプ
ジャマイカの有名なビール。このフェスはやはりレゲエともう一つ、
「飲み」という軸がある気がする。そこで、まずはアルコールでトリップ!
味は意外と親しみを感じるビールで、何だかキリン?アサヒ?
日本のオーソドックスなビールに近い気がした。
アイスコーヒー(ブルーマウンテン)
アルコールを分解する為に片やコーヒーも。
コーヒーには興奮作用があるから、これでもトリップ?
どうやらブルーマウンテンをPRするブースだったらしい。
(※ブルーマウンテンはジャマイカの山ですよ!)
スッキリした苦味で美味しかったです。
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(後日)
お持ち帰りしたアフリカ料理を頂きました!
まずは「豆ご飯とトマトソース」。
買ったのは代々木のアフリカフェス
でもあったお店と同じっぽい。
豆ご飯だが、ジャマイカの豆ご飯(ライス&ピース)では無いですよ。
豆が黒目豆で炒めて炊いてあります。このご飯自体に感じる旨みはマギーかな?
トマトソースはピリ辛で、中にはアキレス腱?プルプルした具が入っている。
さらにこのソースがフライドチキンにもかかっていました。
おお、この3つの食べ応えはなかなかの物でしたよ~。
コチラは全部盛り!最後の売り切りって事で、
全部を少しづつ盛ってくれました。魚はアジを揚げた物で塩味のみ。
玉葱やトマトの酸っぱいソースで食べるが、染み込んでしまってました。。
ジョロフライス&クスクス
これはアフリカの定番ですね。ぱらぱらでトマト+野菜を炒めたごはん。
クスクスも味は似たような感じ。うっすらトマト風味って感じだから、
これはみんな普通に好きそうな味でした。
そこにトマト煮込みや魚のソースもかかって、
部分によってはトマト感がより増幅して感じられた。
やはり王道のジャークチキンは食べないとね!
こちらのジャークチキンは比較的淡白かな?
スモーキーでピリ辛。塩気やチリソースなどあると、
更に美味しく食べられるかと思いました。
豆ご飯こと「ライス&ピース」はタイムがさわやかに香る日本米。
どちらもなかなか良かったです!ヘ(゚∀゚*)ノ
次は再びアキー!「アキー&ソルトフィッシュ」のはずだが、
魚がいません。でも、上記同様カラルーが入っているので、
もしや、店員さんが「アキー&カラルー」と間違えたのかも知れない。
アキー&カラルー
でも、味は美味しいです。
むしろ、こっちの方が好き位かも!(∩´∀`)∩
とろっとしたアキーはこっちの方がたっぷりで、アキー自体も違います。
こっちの方が言われてみれば、よりフルーツな気がするかも?
カラルーはこちらもくたくた。また、カラーピーマンや玉ねぎも入り、
こっちの方がより深い味になっていますね。
ライス&ピース
おお、ここもまた味が違うぞッ!!
日本米を炒めて炊いています。
豆も違うかも知れません。
・・・が、何よりタイムが枝ごと何枝も入って、香りがすごいッ!!
アキー&カラルーにも入っていたのかも知れませんが、
タイム香が今プレートの要でしたね!(ノ゚ο゚)ノ
最後に「カラコロ」。アフリカの青バナナのドーナッツ。
カラッと揚がって、コロッとした形だからカラコロ?
・・・って、んな訳ないか!(ノ∀`*)タハー
トースターでチンしました。
結構カリカリ感が強く、砂糖が効いてます。
バナナっぽい味も確かにしますね!ヽ(゚◇゚ )ノ
素朴ではっきりした味で、なかなか美味しかったです。
やはりこのフェスの元ネタ、ボブ・マリーはやはり定番!ヘ(゚∀゚*)ノ
日本ガンバロ!とか、ユーは何しにニッポンへ?とか日本語も結構歌ってました。
歌の途中に「日本人!ジャマイカ人!アフリカ人!」って呼びかけていたのも記憶に残りました。
やはりジャマイカ人には、アフリカ人に同胞意識があるのかも知れないですね。
そういえば、それならアフリカ料理だったオービレッジ
で、
ジャマイカ料理を出し始めたのも合点がいくな・・・。∑(゚Д゚)
まとめ・感想
★シンコ・デ・マヨ、ブラジルフェスでも感じたが、音楽と酒、料理が高めという所が共通している。
シンコ・デ・マヨで南米ならこう攻めれば良いっていう正攻法が定まって来たのかも。
★ざっとまとめるなら、ジャークチキン、酒、レゲエのフェス。
ジャマイカの料理は、やはりジャークチキンが一番多い。次に豆ライスかな?
★アキーはお店だと結構高いので、フェスではお得感ありました!
ジャークチキン以外はよく見ないとメニューが見付かりにくいかも?
★このフェスは毎年侍さんにぶった切られているイメージだったが、
そんなに悪くは無かったですよ?
★ジャマイカ人にはアフリカへのリスペクト精神がある?
(アメリカのアフロ系にもあるかも知れない)
こういうのを学術的には汎~主義っていうんですかね?