昨日ですが第４５回日本女性心身医学会学術集会で
滋賀へ行ってきました！
この青さ！
会場前には琵琶湖が広がり、
とってもキレイでしたよ～。
今回のテーマは
「妊娠とメンタルヘルス」
興味深い内容ばかりで。
でも
妊娠＝赤ちゃん＝幸せ・・・
という図式ではない現状が多々あり。。
心が痛くなる話もたくさんありました。
少しづつ紹介できればと思うのですが、
まずは
【スーパーウーマン症候群】について。
これは1980年代にアメリカでベストセラーとなった書籍
「スーパーウーマン・シンドローム」
に由来するものだそう。
著者のシェイヴィッツは、
スーパーウーマン症候群について
「女性が会社員や妻、母などいくつもの対立する役割を
『完璧に』こなそうとするときに経験する、
肉体的、精神的、および対人関係によるストレス症状」
と定義しています。
燃え尽き症候群とも近いのですが、
それよりも
急に心身の不調が現れるという印象です。
日本でも男女雇用機会均等法ができた頃に
話題となったそうですが
現代の特に３０代女性にとても当てはまるように感じました。
出産後、保育園の都合もありますが
すぐに職場復帰して
ダッシュでお迎えに行く。
仕事をフルタイムでしていても
家事育児はママがほぼ１人で行っている・・・。
その上で子どもに負担はかけまいと
すべてを完璧にこなそうとする。
どうでしょうか？？
本当にスーパーウーマンです。
それをやってのけているご本人たちは
当たり前のことのように思っているのですが、
すごいことだと思います。
集会の中でも先生がおっしゃっていましたが、
母親のストレスが子どものストレスに繋がると。
これは再三ブログでもお客様にも言っていることです。
ご自分がやっている生活が
スーパーウーマンなのだと自覚して
ご自分の時間を作るようにしてくださいね。
まじめで
責任感が強く
小さい頃から優等生
他人のことを優先して
断れない
キャリアウーマンで
責任の大きな仕事をしている
人に任せることが苦手で
完璧主義
という方は
もともとスーパーウーマン症候群となる素質を持っているようです。
車がガス欠となるように
人間もガス欠となります。
車であればガソリン量は目に見えるので
あとどれくらい走れるか予測ができます。
でも人間は外からガソリン量は見えません。
ただ身体は色々なサインは出しています。
黄色信号は出しているのです。
めまい、動悸、冷え、肩こり、腰痛、頭痛、睡眠不足、胃の不快感
便秘、落ち込み、イライラ・・・
女性であれば真っ先に生理痛や生理不順、PMSとなって現れます。
その段階、サインを見て見ぬふりをしてしまうと・・・
病となってしまうのだと思います。
もしご自分が当てはまると感じるようなら
自分が楽しいと思える時間を１日１０分でもいいので
持つようにしてみてください。
人間のガソリンは外にはありません。
自分の中にありますから、自分でケアするしかありません。
栄養で補充というのもありますが、
どの栄養が自分に必要かは自分で感じるしかないのです。
スーパーウーマン症候群にあてはまった方、
エンプティとなる前に何事もほどほどに楽しみましょうね！
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