札幌「HEAT」~最初良ければ全て良し?~ | エステまるさんのブログ

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なんか疲れている。肉体的な疲れよりも精神的な疲れからくる疲労?? そんな時は、マッサージを受けて癒されたい、疲れをとりたい。そんなドキドキ体験をリアルに語ります。

札幌に来る度にエステ店に行こうと思っているが、美味しい海鮮料理を楽しんでしまい、なかなか実現出来ていない。

これまでの教訓を元に、風邪気味だと大人の嘘をつき、接待時はお酒を飲むのを控えた。一次会が終わると、体調が悪いから早めにホテルに戻ると、大人の嘘をついた。

お店に予約の電話をすると、1時間後にならないと予約が取れないとのこと。時間までの間、碁盤の目になった街をグルグルと散策する。歩いている女の子がかわいい。このままナンパをして、ホテルに連れ込むのもいいかな、と一瞬考えたが、そんなにうまくいくわけはない(^-^;。

ウロウロだけして、結局、どこにも入らず、ただベンチに座り、肌寒い夜の札幌を体感しただけだった。

時間になったので、目的の場所に移動する。活気のあるすすきの交差点に別れを告げ、お店に向かいながら、その辺に歩いている女の子のようにかわいいセラピストと出会えることを期待する。

お店が近づくにつれ、人混みが遠くなる。昼間はきっとにぎやかだろう商店街も、すでに閉まっているお店が多い。閑散とした雰囲気に包み込まれている気分だ。

目的の場所に到着。エステ店がいくつか入っているようだが、それにしても古い建物だ。癒し空間は期待出来そうもない。セラピストを期待するしかない。

目的の部屋番号を押し、オートロックが開くのを待つ。いつもなら、は~い、という声と共にドアか開くが、あれ?ドアが開かない。部屋番号を間違えたのだろうか、とまどいが隠せない。相手は明らかに、応答している。なぜこのドアが開かないのか。なぜ声が聞こえないのか。?が増えていく。

しばらくの沈黙の後、「どちらさまですか」と。

そっかー、お客かどうかを確認していたのかあ。名前を名乗らないといけなかった(^-^;。

名前を名乗り一次関門を通過する。

エレベーターを下り、部屋のチャイムを鳴らす。いつもなら、部屋のドアが開くと共に、セラピストとのご対面。あれ?ドアが開かない。しばらくすると、遠くから、「どうぞー」というかわいい声。そっかー、自分で開けるということか。

ドアのノブを回し、二次関門を通過する。

いつもとは違う関門を持ち前の柔軟性?で通り抜けセラピストとのご対面(^-^)。

思わず心の中で叫んでしまった。

"WOW!"

本当はいい女を見たときに、口笛を吹くシーンを真似したい気分だったが、心も唇も乾いている。唇を濡らすためにベロを出さないといけないが、ご対面の瞬間にベロなんか出したら、エロエロなオヤジだと見抜かれてしまう。ここは心の中で叫ぶだけで我慢するが、乾いた心は満たされてきた。

部屋は外見通りの印象で、施術空間の演出はあまり感じられない。頭の上の方と横に大きな鏡があるが、これはセラピストの施術姿を見せる演出か。それ以外は目にとまらなかった。

セラピストはシャワーの準備をするため部屋を出る。一人服を脱いでいるが、鏡に自分の全裸が映ると、中年腹が醜い。自分の姿を見ていたら、ブルーになってきた。さっさと腰にタオルを巻き部屋を出ようとしたら、セラピストがドア越しに声をかけてきた。

シャワー室に案内される。シャワーを適度な温度で準備してくれるのはありがたいが、髪詰まりのせいか理由は分からないけど、水がたまっている。う~ん、これはあり得ない。汚い我が家でもこうならないように気を付けている。この状況を見て、さらにブルーになる。セラピストたちは、この現実を知らないのか。ちょっと考えさせられる光景だ。

さっさと体を洗い、さっさとシャワー室を出る。施術後もこのシャワーを使うのかと思うと、ますますブルーになる。

いつもに増して冴えない顔で、シャワー室を出るが、セラピストはいない。シャワー室を出た瞬間にセラピストが待っていることに慣れていたので、ちょっと不安になる。

不安なままセラピストと施術部屋に戻ると、うつ伏せからスタート。セラピストの形の良い胸の谷間ライン、丈の短い施術服からチラリと見えている下着を名残惜しみながら、うつ伏せになる。

頭を上げると、自分の顔越しにセラピストが見える。横を見ると自分のぶよぶよした中年裸体越しにセラピストが見える。あまり良い構図とは言えない(>_<)。鏡を見ることは諦めることにした。

ベッドでの施術は久しぶりだ。このベッド施術での一番の楽しみは、頭部にセラピストが立っての施術だ。少し手を伸ばせば、セラピストの美脚に触れることが出来るが、そんな勇気はないが、そんな勇気を試されているかのようにセラピストの腹部が脳天をプッシュする行動が好きだ。(趣味悪い?)

セラピストは、足裏から施術を始めると、だんだんと体の上部に上がってくる。しまった美脚、くびれたウエストライン、美しい谷間ライン、しなやかな首、はっきりした顔立ちの美人。外見はパーフェクトである。さらに、明るい性格。完璧すぎるのもなかなか攻めづらいものだ。

セラピストが腰の上に乗りながらの背中のマッサージでは、鏡越しに映る美脚に自分の体がしっかりと挟まれており、その構図が興奮を引き起こす。自分の手を後ろに伸ばし、セラピストの脚をつかみ、ツバメポーズになりたくなるが、そんなことは出来ない(^-^;。

声が聞こえにくいのか、時々、背中越しに近づいてくるセラピスト。後ろから抱き締められるような状態となり、息子がうずく。そして、そんなうずいた息子をもて遊ぶ行動となる。

四つん這い指示が出ると、なれないフリして四つん這いになる。本当は四つん這いが好きなくせに(^-^;。

おしりの後ろから股関節へするっと入り込むセラピストの長い指がエロく感じてしまう。さらに、その指間接をクイクイっと曲げ、息子をかすめるようなかすり技。うずいている息子を後押しするようなその行動には、急所をつかれた。ふいをつかれた。

思わず反射的にピクッと立ち上がる息子。変化に気付いたセラピスト。無言の攻防が始まる。攻撃は最大の防御なり、という言葉がよぎるが、股越しにセラピストの美脚が見えるが、手は届かない。そうこうしているうちに、セラピストの攻撃だ。

息子の玉付近をツボ指圧するように押し始める。根元の根元から息子を立たせるような根っこ押しは、意外と興奮する。小さな息子を根元から立たせるような施術。息子が大きく見えるかもしれない。ふと、横の鏡を見るが、タオルがかかっていて息子の棒立ちぶりを見ることは出来ない。

であれば、股下から。

世界遺産に登録された逆さ富士を見るように、股下から覗き込む。しっかり立ち上がっている息子越しに、セラピストのセクシーゾーンが見える。しばらくこのままの姿勢で、覗き見の気分を味わおうと思った。でも、セラピストの施術はさらに加速する。

さっきまで息子の胴体をかすめていたと思ったら、息子の先っぽの凸凹部分をかすめてくる。ソフトなタッチで、わざとらしくとも思えるような技で。こんなかわいい子に、こんなことをされているだけで興奮してしまう。これまで静止して耐えていたが、このテクニックには勝てない。自然と腰が動き始めてしまう。エロオヤジ全快である。

腰の動きに気付いたセラピストは、背後から密着し、ムードを演出する。完全にセラピストのペース。

いかんいかん、包み込まれる感じが恋人モードだと勘違いさせられる。妄想は止まらない。ロマンティックが止まらない。思わず「フーッ!」と甲高い声を心の中で叫んでしまった。

そして、そのかけ声を境にだんだんとトーンダウンしていく妄想。

一人興奮する一人劇団は、蒸しタオルを持ってきますの一言とともに、幕を閉じた。

仰向けになってからは、軽くトークをしながらの施術。きわどいシーンはあまりなく、たいした興奮もなく、淡々と終わった。きわどくはないのにオイルだけはたっぷりついていた。仰向けになる前までが楽しかった、という珍しいパターンとなった。

これから水がたまるシャワー室でシャワーを浴びるかと考えると、このオイルの量、ちょっと気が重い。オイルを洗い流す間に、くるぶしまで浸水しそうである。重いのは気ばかりではなく心も重い。きっと前半楽しく、後半楽しくなかったからだろう。

シャワー室で洗った泡が自分の足につくのをうっとうしいと思いながら、ヌルヌルとなったオイルを洗い流した。ついでに、セラピストとの第一印象で叫んだwowという言葉も、泡とともに洗い流した。

全てをリセットして、施術部屋に戻る。着替えるようにと言われ、ドアが閉まると、お茶が置かれていることに気付いた。お茶を飲みながら、最後の歓談をしたかったけど、セラピストはいない。別にお茶を飲みたい気分でもなかったので、お茶を飲むことなく着替え終えた。

セラピストが部屋に入ってくると、そのまま一緒に部屋を出た。何となく施術後のセラピストとの会話を楽しむ気分にはなれなかった。きれいなセラピストなんだけど、自分のテイストには合わなかった。癒されることもなかった。ちょっと残念だった。

やはり、お店から出る時は、気分良く出たいものだ。次回は別なお店を訪問してみよう。


番外編。

四つん這いの興奮シーンを電車で書きながら、隣に座っている女性の美脚が目に入ると、施術時の状況がオーバーラップし、こんなとこで、立ってしまった。電車の中で。横向き加減に(^-^)。