ジャンボ尾崎がゴルフの世界殿堂入りした。
とかく海外戦績がニホンでの実力に反比例しているジャンボが、世界殿堂とは・・・皮肉としか言いようがない。
小生、両親がゴルフ場勤務であったことは、述べた。
子供のころはAON全盛期であった。
で、中継などにキョウミが出てきた頃、かれジャンボ氏は結構不調であったと記憶している。
そのころの山際淳司氏のエッセイのなかに 「兎と亀の続き」 (だったかな? うろ覚えでありんす) というのがあったことを朧気ナガラ思い出す。
曰く:
ジャンボは恵まれた体格から豪快なショットを繰り出す。日本で最も底辺が広い野球というスポーツで天下を獲ったことがあるのだから当然といえる。
いま、かれは童話のウサギのように昼寝をしているようである。挙句、カメのように (というと失礼だが・・・) 努力を重ねる人たちに追い抜かれてしまった感がある。
しかし、童話ではゴールは一回であるが、ウサギがカメに負けっぱなしであるとは思えない。
一回話が終わったとして、この後の活躍が見たい。
・・・というものである。
この文章で発奮したわけではないであろうが、かれはその後国内無敵の選手へと進化する。
ウサギがその実力を如何なく発揮し、カメたちに水をあけたわけだ。
そんなことを思い出し、書いてみた。
画像はジャンボ氏とは無関係の元関取・マイト竿崎氏