町村先生のblogから。USBメモリの利便性と危険性を改めて感じました。


USBメモリの死(Matimulog)

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2011/07/usb-295e.html


気がつくと、フロッピーディスクの時代が終わり、フロッピーディスクの何百倍、何千倍ものデータを、保存できるUSBメモリがデータ保存の主流となってきました。フロッピーディスクに比べてアクセスは早いですし、また、USBソケットに差し込むだけなので、大変便利です。

(いつの時代からは、フロッピーディスクを知らない人たちが出ると思うと、時代の流れは速いなと改めて感じます。さらに、フロッピーディスクの前には、カセットテープで保存していたということになると、もう「化石」レベルでしょうか)


私も(一部の)データ保存に、USBメモリを用いていますが、データが消失した経験は何回かありました。幸い、バックアップをとっていたので、致命傷にはならなかったのですが、いくつかのデータは回復できないこともありました。


データ喪失という不慮の事故を防ぐには、こまめ二、別の媒体にバックアップすることしかありません。幸い、最近のハードディスクは、容量がとてつもなく巨大化していますから、バックアップ先として、困ることはありません(ただし、機密データについては、単にバックアップをとれば良い、というものではありません。バックアップ先からの流失にも注意が必要であり、そうならないように対策が必要です)。


また小型化しているため、USBメモリそのものを(物理的に)紛失するリスクもあります。なお、ポケットに入れっぱなして、洗濯してしまうリスクにも注意。


以上のことは当たり前のことですが、ついつい忘れてしまう危険もあります。しかし、災害と同様、いつ起こるか分かりません。やはり、「備えあれば憂いなし」です。