CESにてTechCrunchが山内氏へのインタビューを行ったようで、
その模様が動画でアップされています。特にGT5に関する新情報は無かったのですが
興味深い内容だったので、文字に起こしてみます。


「トラックエディター(コース作成機能)は単なる噂なので、
それに基づいて何かを話すということはちょっと難しいですね」

(グラフィックの面で頂点に到達したと思いますか?)
「いつか、すべてのグラフィックスをレイトレーシングでやるとか、
そういう夢はありますけど、それはハードウェアの進化を待たなくてはいけない。
今のハードウェアで出来ることはほぼやったんじゃないかと思います」

「昔のゲームで好きなのはアーケードのマーブルマッドネスと、
アタリのスターウォーズ。Apple2のチョップリフター。その3つは生涯のトップ3」

(そんな他のタイプのゲームが好きだとは驚きです、と言われ)
「僕はかつてゲーマーだったので!(笑)
他のゲームを作りたいという気持ちはもちろんあります。
GT1を作ったときに出した企画書は100個。
100種類の違うゲームを考えていて、どれを作るか分からなかった。
GTを作ったのは本当に偶然ですから(笑)本当にやってみたいです」

「EVはもちろんGTに登場します」

(今Wiiのようなカジュアルゲームが強くなってきているが、
それは新しいチャンスだと思いますか?それとも脅威だと思いますか?)
「カジュアルゲームはやっぱり大事で、ハードコアゲームを求める人もいるが、
カジュアルゲームがないとハードコアに移る人もいない。
簡単に出来るゲームというのは非常に大事なので、
脅威では全然なく、必要だと思う」

(ドライビングスクール的なソフトを作る予定は?)
「既にそういう部分は意識して作っている。
楽しみながらドライビングを学べるし、それで充分じゃないかと思う」

今後遊んでみたいゲーム、技術的に興味のあるゲームは?
「モーションコントローラを使ったゲームは全部期待しています。
まさにカジュアルゲームですけど。
あと、展示してあったヘビーレインは凄く興味あります。
人はどう生きるべきか、どう死ぬべきかをそろそろ
ゲームを使って伝えてもいい時期かもしれない」

(グランツーリスモ5は3月に発売です、というインタビュアーの締めを遮って)
「3月にでるのは日本だけです、北米はまだ決まっていません」



「人はどう生きるべきか、どう死ぬべきか」は前のインタビューでも
ゲームで表現したいといったことを語っていましたねー。


ソース:GTPlanet