8.5点/10点
※キャンペーンモードのみのレビュー

○グラフィック
○恐るべき敵AI
△レベルデザインは微妙
×ボス戦

○グラフィック
グラフィックはとにかくとんでもない凄さです。ジャギがほとんど目立たないうえに光源処理も素晴らしいのに、フレーム落ちもほとんど感じられず、物凄い安定感です。フォトリアル路線とはちょっと違いますが、グラフィックから来る凄み・説得力は、他のどのハードのソフトと比べても、群を抜いています。

○恐るべき敵AI
他のFPSとは比較にならないほど敵AIが賢く、アグレッシブです。他のFPSの感覚でプレイしていると、いつの間にか横や裏を取られますから、気を抜けません。攻撃面以外でも、「撃たれまい」と必死の立ち回りをしてきます。間違いなく今までのFPSの中でも最高の敵AIでしょう。モーションも多彩で、見ていて飽きません。

△レベルデザインは微妙
驚異的なグラフィックや恐るべき敵AIに比べると、一部レベルデザインはやや見劣りします。特に中盤あたりは、せっかくの賢い敵AIが生きない…というよりもむしろ悪い方向に生きてしまうようなデザインで、単調かつ冗長に感じるシーンも見受けられました。序盤や終盤はそのAIが生きていて面白かったのですが…。

×ボス戦
キャンペーンモードの一番の難点はボス戦ではないでしょうか。ネタバレになるのであまり詳しくはかけませんが、途中に出てくるある敵はただ耐えながらつまらない作業をさせられるものですし、最後のボスは反則的なことをしてくるので、かなり萎えます。何を考えてこれらのボス戦を導入したのか全く解りません。発想はまだ解るのですが…。


まとめ
難点も書きましたが、全体的にみれば、キャンペーンモードも良く出来たFPSです。ただ、あまりにも完成度の高いグラフィック・AIに比べると、ボス戦や一部のレベルデザインがイマイチなために、ちょっと勿体無いなぁと感じるのも正直なところです。

似非ログ
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