角田から戻り、その足で昼過ぎに父の所へ
早朝の電車に乗って出かけ、角田のまちの様子、郷土資料館で見てきたこと、伊達家から嫁いだ牟宇姫(むうひめ)のことなどを父に報告する
角田の歴史を思い出したように、父が私の話を興味深く聞いている
「遠くまでよく行って来たね!」
角田のまちの景色、雛人形、蔵の写真を見ながら
おしゃべりをする
母屋の庭にセンリョウやヤブランの種子が残っている
万年青の実がなっているとか楓の枝が伸び放題になっていること
雪の舞う日に、ユキヤナギが芽吹いている
椿が咲いていること、花蘇芳の鞘が大きいこと
白い山茶花がまた咲いたこと
ヒマラヤユキノシタの芽が出ているよ…
写真を見せながら庭の草木の生長を伝える
父がうたた寝をはじめる
また明日
日の暮れた夜空に輝く白い花
おめでとう!
照らし出された梅の花が
昼間にはない華やぎをみせる