スパイラル(ロマネスク)という名の野菜
不思議な形状のらせんは、中世の建築様式のようにひとつひとつが空にむかって、星のようでもあり花のようでもあり…
カリフラワーとブロッコリーの中間。
キッシュを作る
いつもは、市販のパイ生地で手早く簡単に済ませてしまうのだけど、小麦粉とバター、卵黄、塩、水を混ぜて、すり合わせた生地をまとめて、冷蔵庫で寝かせた後、めん棒でのばして、型に敷き詰める。
写真のように、オーブンペーパーを敷いてタルトストーンを入れて、180℃のオーブンで約25~30分。
オーブンペーパーとストーンを取り出して、さらに5分オーブンで焼いてケースの完成。
ケースの中に、好きなものいろいろ…
この時は、ポークソーセージ、人参、アスパラ、二種類のチーズ(モッツァレラ、チェダー)をいれて
アパレイユ(卵液のこと、たね)をケースの中に注ぐ。180℃のオーブンで約30分、膨らんだ様子をみて170℃に下げて焼き色がつくまでさらに30分ほど焼く。
*アパレイユ…卵と生クリーム、牛乳、塩、こしょう、ナツメグでつくるのが一般的。
私は生クリームを使わずに、無脂肪牛乳だけでさらりとしたアパレイユにする。
もうお気づきの方もいることでしょう。
このアパレイユ、和食でいう「茶碗蒸し」の卵とだし汁の関係と同じなんです。
だから…
ケースは食べられる食器と考えれば、「キッシュは洋風茶碗蒸し」ということになります。
キッシュは難しくありません。
どなたにも簡単に作れますから、ケースがいらないならココット(型)や深めのカップに中身だけを焼いて作るのもおススメです。その場合、ラップをして電子レンジにするとより「茶碗蒸し」に近づきます
スパイラル(ロマネスク)を添えて
どうぞ召し上がれ!