予定していたとおり、6月中に終わらせました!30,000ワード強の仕事!
納期は7月最初だったのですが、ここの会社は、納品日の翌月末が振込日なので、
この大きな仕事は絶対6月中に納品したかったのです
さて内容は、以前、70%流用できる、と書いたけど、
思っていたよりずっとずっとしんどかった
主因は、
① まだ取り組み初めて間もない分野
② 流用箇所も一言一句確認した、そのままコピーできてたとしても理解・納得できるまで調べた
③ 流用箇所にもやはり修正すべき点はいくつもあり、訳の向上を目指した
ということでしょうか。
とくに見直しには時間をかけました。
1回目訳出→2回目正確に照合チェック→3回目パラグラフごとにざっくりと内容を消化しながらのチェック→4回目読み通し(体裁、句読点の抜け落ちなどもチェック)
この会社は顧客と予算に応じてどこまでTradosを使用するかを社内で調整している様子。
今回の案件は、エンド顧客からCATツール使用などの要望が全くなかったのでしょうね。
だって、もしこれがTrados使用案件なら、私が訳すのは半分くらいの量になっていたでしょうから。
確かにTradosを使えば訳出量は半分になります。
でも、上に書いた②と③の作業にかかる手間と時間!!
もしTrados使用でその分値切られたていたら、今回の仕事は本当に割に合わなかっただろうな・・と思います。
訳さないでよい=その箇所をぜんぜん見ないでよい
ではないのですよね。
文ごと、またパラグラフごとに前後のロジックが正しくつながるかを調べるためにも、
訳出しないでよい箇所も、しっかり読み込む必要があります。
業界はやはりCATツール使用の方向にじわじわ進んでいるように思いますが・・・
なにはともあれ、今回は内容が本当に勉強になりました。
今回の案件を最初から見直して、今回理解が進んだところや今後の役に立ちそうと思う箇所をピックアップして自分のメモ帳(ワードで作った対訳表)にまとめておきたいと思います。
でもその前に1日お休みをもらいましょう