病院ばっかりの1週間☆ | えりたくのガンにバイバイ

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胸腺がんのことを色々かきたいと思います★

月曜日→

三重大のIVR科で治験の経過観察。

最近、胸部に痛みがあるのと左右の横腹に痛みがあるのを、先生に伝えてCTを撮ってもらった。 結果は、1月末のCTより増悪しているので、その為の痛みである可能性が高い。治験で治療した個所は、縮小していると言われた。超音波治療は、効いていないのではないか??と言われた。

たっくんのガンは月単位に大きくなっていく。だから、1月末のCTと比べて増大しているのは当たり前。超音波治療が効いていないかどうかはまだ分からない。

腫瘍内科の先生と次の抗がん剤について、話した方が良いと言われ、水曜日に予約をとった。




火曜日→

乾クリニックで診察。

1クールの超音波治療を終えて、胸部などに痛みがでることを先生に伝えた。

昨日とったCTも先生に診てもらった。きっと胸膜播種が痛みの原因だろうと言われた。

超音波治療の効果については、造影CTでないと分からないといわれた。

まだ、希望がある。そう思った。 1クール目では、胸部と腹部の全体に前方向から超音波を当てていたけど、治療箇所を縮小させて、より強力に2クール目は治療しようということになった。痛みのある胸膜や肺に限定して、はさみうちで超音波を当てていくことになりそう。

症例の少ないこの治療ゆえに効果的だろうと思えることでも、症例がない為未知の領域になる。

先生に希望を託そう。

水曜日→

三重大の腫瘍内科の診察。

 IVR科で撮ったCTの結果を診て、この3か月で腫瘍の増殖スピードが、ぐんと速くなっているといわれた。抗がん剤をするのなら、待てるのは後1か月だけだと。。。

このまま、このスピードで増殖していけば、息苦しさが出たり、胸水が溜まったりして、抗がん剤ができる状況ではなくなると説明された。セカンドラインで、カルボプラチン+パクリタキセルでの治療効果は2~3割。副作用は約束されるが、効果は約束されない。もうこれ以上、たっくの身体を弱らせることはできない。

一応、一か月後の5月1日に予約をして帰った。




木曜日→

残っていた樹状細胞を受けに、東京のセレンクリニックに行った。

前回の抗がん剤をしてから、たっくんの体力は減り、東京に行くのもしんどいと、だんだん後回しにしてきたのを本当に後悔している。もういちど、ガンを小さくして見せるんだ。樹状細胞を注射してもらって、遺伝子検査をしてもらったのに結果を聞きに行っていなかったクリニカETへ診察に行った。遺伝子検査の結果は、血管を作る遺伝子に異変が起きているという結果だった。その場合は、血管内治療でガンの血管を切っていくしかないと言われた。。。。たっくんが、抗がん剤するんじゃなかったって、先生に話すと、抗がん剤では治らないと頭に叩き込みなさいと言われちゃった。遺伝子検査をみて、タルセバという肺がんに使う分子標的薬を処方してもらった。1錠のお薬を4分の1に砕いたものを毎日決まった時間に飲むようにと指示された。

超音波治療の後の4月23日に、血管内治療の予約をとった。その時にタルセバの効果判定。






たっくんには、時間がない。ガンって言われてから、そんなことは分かっていたのに、見た目の元気そうなたっくんを見て、えりこは安心してしまっていたのかもしれない。たっくんが、ガンだと言われてから、初めて弱音を吐いた。初めて、たっくんが泣いた。俺、死んじゃうのカナ・・・。って、今までは現実味のなかった死と言う言葉が急にたっくんを蝕んでいく。痛みが、たっくんを弱くしていく。二人で、たくさん泣いた。胸が苦しくて、泣かないと壊れちゃいそうで、たくさん泣いた。

お肉食べても良いよ!?って、えりこが言って、食べたいなって、たっくんも言ったけど。ガンと言われて、1年半、頑張って牛豚禁止を守ってきた。今食べたら、あきらめるみたいだから、やっぱりお肉食べない!!って、たっくん☆

たくさん泣いたら、少しは前向きになれたよ♪

何が効いてくれてもいい。何か効いて欲しいよ。