お正月からチケットを買って楽しみにしていたオペラ・椿姫。作曲家のヴェルディ生誕200年の今年、ぜひとも観たい演目だったからです。
それが夫の転勤準備の真っただ中だったとはね~!大掃除の見積もりの日を、私のために1日遅らせてもらってオペラ観賞してきました♪
椿姫コーデは、もちろん椿。カメリアのコサージュを一つ新調していました。それをGUJUGUJUさんのグログランパールネックレスに付けまして
胸元をちょっと華やかに。バッグも華やかな、スビニエの薔薇フリル。
靴はもちろん、&LOVEのカメリアシューズ♪
(このコーデは今月5日記事 の、女子会コーデの応用編だとお気づきでしょう。重宝している黒い半袖ワンピースは、ブライダルの桂由美さんのRYRです)
席は3階の左サイド。オペラグラス無しでも表情まで良く見えまして
同時に、観客の興奮の様子やオーケストラピットも広い視野で見える席。私は舞台だけに集中するというよりも、会場全体を見渡す席が好きです。
休憩時間に外でコーヒーを飲みながら、記念に買ったプログラムを熟読。
ほっほ~。母の言った意味が、納得できる!
母の言ったこととは、チケットを買う前に相談していたことに対する答え。
「声量のありそうな豊満なヒロインと、美貌で魅せる痩せたヒロイン。どちらの公演日を選んだらいいかしら?」
椿姫を観たことが無かった私は、母に相談していました。(母の専門は声楽ではなくピアノですが、一応の知識はあるだろうと)
すると、母はこのように即答しました。「痩せてなきゃダメ!肺病で死ぬ役が、太ってたら泣けないわよ!」
その時は「いい加減な理由だなぁ」と笑いつつ言う通りにしたものでしたが、プログラムを熟読したら、まさに母の言ったことが正論だったのです。
椿姫の初演は1853年。その時のヒロインが病人には見えないほど太っていたため、観客の不評をかったというエピソードがちゃんと残っているそうですよ!
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日曜日は荷物の搬出で、夫の転勤準備の山場です。あと一息!