おとうさん、これヤベーよ！

「ヤベー、泣ける！」

先日次男坊が

おもむろに言うんです。

「とんびヤベーよ！」

そんなこたぁ

1回目の放送から

重々承知している

ミズコウアキヒコですこんにちは！

うん毎回号泣・・・・

昔っからですが

人情モノ見ると

号泣してしまいます（苦笑）

うちの息子は

そばでＴＶ見てて

いつワタシが

泣くんだろうと

ちょいちょう確認します。

ま、いつも

「え？もう？？」

と言うところで

号泣してますが・・・・。

うん、とんびなんて

オープニングで

まだ泣くような

シーンじゃないのに

ウルウルしてるから。

いや、早いとか

言わないで下さい。

違う意味で

傷付くから（オマエの妄想だろ）

泣ける映画とか

ありますよねぇ。

ワタシが好きなのは

「アイアムサム」

I am Sam [DVD]/東芝デジタルフロンティア: ￥2,500; Amazon.co.jp

知的障害のある

父親と娘の

物語です。

これを見ると、

人間って言うのは

みんな何かの

宝物を持って

生まれるんだと

いう事が判ります。

以前原稿を

寄稿させて

頂いた本に

「人の体積は同じ」

と言うお話を

書かせていただきました。

一天地六の法則/サンマーク出版: ￥1,575; Amazon.co.jp

人の持つ

宝物と言うか

資質と言うか

そんなモノは

全員同じ体積を

持っていると言う

お話なんです。

ある人は

「まん丸」でカワイイ。

それを見て

周囲の人が

癒されている。

ある人は

「知識」と言う

突起が出てる。

そこにある

知識を教えて

人の役に立つ。

ある人は

「心配」と言う

凹みがある。

そして、

大事な人の

心配をしてあげ

危険を避けて

あげているのです。

そうなんです。

形は様々で、

キレイなモノや

ブサイクなモノ。

どんな役に

立つんだろう？？

って不思議に思う

ような形もある。

でもその体積は

同じなんですね。

本に書いた話は

ワタシの中学の時の

美術の先生に

言われた事を

そのまま書きました。

放浪の画家

山下清さんの

「あり方」の話です。

あの方も

知的障害があり

人との関わりが

とても苦手でした。

また一つの場所に

長くいることが出来ず

絶えず日本中を

放浪しているのです。

そして、

旅先で見る

美しい景色を

色紙を切って

再現をしていく。

それが何の

役に立つのか？

誰の為に

なるのかは

気にもせずに・・・・。

ただ自分の

感性の赴くまま

描き続けただけ。

「とんび」や

「アイアムサム」や

「山下清」に

共通するのは

「バカ」と言う

キーワードかも

知れません。

とんびに出てくる

ヤス（親父）が愛おしいのは

アイツがバカだから。

アイアムサムの

サムが美しいのは

アイツがバカだから。

山下清の

絵が美しいのは

アイツがバカだから。

そう考えると、

自分は何の

バカなんだろう？

あ、あれかっ！！