産むかどうか・・・。
中絶をするなら12週までに行うかそれ以降になるかで、大きく身体の負担も法律的にも変わってくる。考えるなら急がねばならなかった。私は考えがまとまらないまま、その日予定していたラージャヨガとブレスヨガ(瞑想)にでかけた。ボイスヨガは、自分を極地まで追い込み守護霊と通じるヨガを行っていた。そのヨガで私は特別な体験をした。瞑想中私は、宇宙の中にいて光輝く球がずっと私から離れない夢をみた。私はその宇宙がとても居心地がよくずっと居られるそんな気持ちで心地よかった。「ここは、魂の居場所だ」と気づいた。きっと、人が死んだ後自分の修行場所を決めるまでここで過ごす場所なんだ!と思い出した。そしたら、あそこにいた私の傍から離れなかった光はなんだったのか?そう思いながら、目を覚ました。毎回、瞑想後ヨガの先生から、「何が見えたか?」「それが見えて何を感じたか?」という問いに一人ずつ感想を述べていくのだが・・・。私の前に居た方が感想を述べていたのだがその内容が「以前身ごもった赤ちゃんが会いに来てくれました。きっとあの子は流産してしまったあの子なんです。」と涙ながらに話始めました。その方は泣き止むことはなく、やっと赤ちゃんに会えたこと。気持ちが成就しそうです。ととても感動されておりました。その時、自分の近くにきたあの光がお腹の中にいる赤ちゃんだということにすぐに気付きました。(瞑想ヨガではよく隣に入る方とメッセージを共有してしまうことがあります)その後私の番になったのですが、「すみません、今回はパスで」と中絶を考えていた私は気持ちをうまく整理できずパスさせていただきました。その帰りの道中も、私はその光の心地よさ、温かさを忘れられずにいました。その温かさは、まるで新生児を抱いているかのような温かさでした。