城崎温泉でのお宿。 | 歩きたくなる径。

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あったこと・思ったこと・見つけたもの…
自分の記録(記憶)として残しておこうかな、と思い立ったので。

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城崎に来るのは二度目だけれど
宿泊するのは今回が初めて。
両親の希望を取り入れつつ宿探しをしたのですが
シーズンオフであろうにも関わらず
目ぼしい宿の目ぼしいお部屋は満室…





老舗旅館の西村屋本館の一番狭いお部屋に
ようやく空きを見つけました。
この日は団体のお客様が複数組入っていて
それで満室になったと客室係さんがおっしゃっていました。









私たちが宿泊したのは別館の平田館。
数奇屋建築の巨匠・平田雅哉氏により建てられた
氏の代表作とも言われている建物。
西村屋本館は私たちが考えていた以上に広い敷地を持つ宿で
平田館は敷地の奥にあり、ロビーからの距離がかなりありました。
迷路のような廊下をぐるぐる歩き、階段を昇り降りし、
その末にようやくたどり着いた和室は
こぢんまりしていますが大変風情がありました。






お部屋から見えるお庭がまた素敵!
小さな日本庭園を取り囲むように建てられており
どのお部屋からも一つのお庭が見えるのですが
高さや角度を変えることで
まったく違うお庭のように見せているんだとか。






もちろん本館の日本庭園も大変立派です。
歩いて散策することができます。






お部屋でお薄と共にいただいたお菓子は
こちらのオリジナルの栃の水羊羹。
甘すぎずさっぱりした黒蜜の風味でとてもおいしかった!
母がお土産に購入していました。


西村屋本館の大浴場は全部で4つ。
本館に二つ、平田館にも小さめの浴場が二つ。
どちらも男女入替制です。
私は本館の二つと
平田館の一つ(お庭が見えて立派な方)の三つに入りました。
本館の方には露天風呂もついていて気持ちよかったです。





お風呂上りのフリードリンクは
麦茶と梅の香ジュースの二種類が用意されていました。
よく冷えていておいしかった音譜









夕食は土地の物を中心とした懐石。
メインはあわびのステーキと但馬牛のすき焼きでした。
地元産のこうのとり米のごはんもおいしかった!
上品な味付けで素敵なひと時でした。






朝食はこんな感じ。朝からお腹いっぱい!









ロビーラウンジで
お庭を眺めながらコーヒーをいただきチェックアウト。
静かで落ち着きのある素敵なお宿で
心の洗濯ができました。
姉妹館の招月庭というホテルも評判が良いみたいなので
次回はそちらに泊まってみるのも良さそう!


二日目の観光に続きます。