先日、San DiegoでWhale Watchingをしてきました。

ラスベガスレポート

この時期は、ベーリング海峡付近からメキシコのBaja Californiaまでの1万マイルの長旅をするGray WhaleがSan Diego付近を通過するころで、南へ向かうクジラを見学する見ごろです。Baja Californiaで過ごしたクジラが再び北上するタイミングが3月初旬にあり、その時期もSan Diego付近でクジラを見ることができるようです。

1月半ばなのでクルーズには少し寒いかと心配したのですが、幸い半袖でOKなくらい暖かい天気に恵まれました。

San Diegoでは、いくつかのWhale Watchingクルーズがありますが、今回はFlagship Cruise を選択。

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San Diegoから約3時間のクルーズとなりますが、さすがハイシーズンだけあり、何度もコククジラを見ることができました。残念ながら、顔を出すところは見れませんでしたが、たとえば一緒に長旅をしている三頭のクジラが空気を吸うために水面に上昇する場面を何度も目にすることができました。

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Whale Watchingをしていると、どうしても日本の「調査」捕鯨について考えが及びます。確かに、同じ哺乳類の中でクジラが特別で、牛、豚は何の躊躇もなく食肉となっている点については矛盾を感じざるを得ません。ただ、1万マイルの距離を雄大に旅するクジラを目の当たりにし、人間よりも遥かに大きな姿を実際に目にすると、クジラという生き物に対する畏敬の念が自然と湧いてくるのも事実でした。

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