一昨年は、断薬に失敗し、車椅子、おんぶ、ストレッチャーなどで移動し、ついに二ヶ月入院しました。


痛みも強く、もちろんむくみもあり、根性だけで、足を引きずって歩くわけですが、
いちいち痛みが響きますし、呼吸と共に痛みが全身へと運ばれるようでした。


本当にもう生きられないと思いました。


入院して、しばらく(約一週間)車椅子を利用しました。
痛みが強い為、食欲は無く、食事はまともに摂れませんでした。


ずっと寝たきりです。
寝てても痛みは治まらず、目が覚めても辛い状態が続きました。


21時の消灯時間を過ぎてからのナースコールを押すのに抵抗があり、足を引きずりながら、トイレへ行こうとしたら、看護師さんに「絶対に呼んでください」と注意を受けました。


車椅子の足を乗せる所が自分の力ではたたむ事が出来ず、看護師さんにお願いする程でした。


投薬と安静の日々が淡々と過ぎていきました。


このままでは、筋肉が落ちてしまうので、
一日20分のリハビリが始まりました。


筋肉の硬直もあったり、リウマチの痛みがあったり、
とにかく理学療法士さんに触られるだけで、叫ぶ日もありました。


6時に起き、体温と血圧をはかり、
8時に朝食を摂り、
12時に昼食を摂り、
リハビリを20分、
18時に夕食を摂り、
21時就寝

こんな生活が続きました。


友達には入院のことは、あまり伝えていませんでした。
本当に痛みが強く、人に会える状態ではなかったからです。
低栄養でもあったので、活力低下。会話もしたくない状態でした。


だんだんと回復が見えてきました。
リハビリは、40分へと増え、プールリハビリも行いました。


調子に乗って、病室へ戻っても筋トレを行った次の日は、痛みが強かったです。笑


私の体が耐えられる運動量は、40分間のプール内歩行が限度でした。


毎日、安静にしていても、
CRPは安定しませんでした。これには主治医も理学療法士さんも首を傾げていました。


握力は5だったので、
日常生活を送ることに不安や実際は困難もありましたが、
日常生活がリハビリという意識を持ち、退院し1人暮らしに戻りました。


退院した次の日、フワフワと浮く状態、実際は体力も筋力も無いので、フラフラしながら、バスに乗り1人で街を見に出掛けました。


その時、知らない次元に見えました。
でも、それが自分が生きていく世界なんだと自分に言い聞かせました。


それから、一年以上が過ぎました。


歩けるようになり、ご飯も食べられるようになりました。
腕も上がるようになりました。
ペットボトルの蓋も開けられるようになりました。


着替えが苦でなくなったこと。
これは大きな喜びです。


まさか自分がこんなに変わるなんて、想像出来ませんでした。


これからは、もっと快適な体をイメージして、進みたいと思います。


今、辛い思いをされてる方がいたら、
絶対そこから抜け出せる!
と声をかけたいです。
それには、自分の体の状態を知ること、体に適した治療法、様々な知識が必要です。


体は良くなろうと頑張っているので、負担をかけず、ゆっくり進んでいきましょうね!



iPhoneからの投稿