サザンが正義のヒーロー???
2013年07月28日(日)

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サザンが“スターズレンジャー”に変身!新シングルPV解禁

2013年7月25日 19:16 95

8月7日に発売されるサザンオールスターズのニューシングル「ピースとハイライト」のビデオクリップが完成し、彼らのYouTube公式チャンネルにてショートバージョンが公開された。

5年ぶりに制作されたサザンのPVは、メンバー5人が世の中で日常起きているさまざまな争いごとを次々と解決していく正義のヒーロー5人組「スターズレンジャー」に扮するという戦隊モノ
「ピースとハイライト」が今の世界の情勢をモチーフに、現代社会が抱えている問題をみんなで共有しようというテーマの楽曲であることを受けて、PVにも社会や平和に対する強いメッセージが込められた。


安倍晋三首相やオバマ米大統領ら為政者の“顔”も登場しており、彼らの争いをスターズレンジャーが治めたり、ジョン・レノンとオノ・ヨーコがかつて行った平和活動パフォーマンス「ベッドイン」を連想させる場面が出てきたり、サザンのメンバーがステージで演奏している中、辺りを取り巻く群衆はステージに無関心だったり、といった現代社会を象徴的に表すシーンがコミカルな要素とともに散りばめられている。

なお、復活発表と同時に開設されたサザンのYouTube公式チャンネルでは過去のPV作品も公開中。これを機にいろいろな楽曲を再確認ことができる。


http://natalie.mu/music/news/95791





在日サザンオールスターズ復活記念の新曲「ピースとハイライト」の歌詞が日韓友好でものすごく気持ち悪い件【パクワタ】Mステに2週連続出演、「TSUNAMI」を解禁するのではと話題に…2ch「クッソ寒い下ネタ老人」「典型的な韓国人顔」「結局休止宣言って何だったんだろ 」「そのまま解散してほしかった」「ヤクザアミューズ必死すぎるだろww」「1週目は『LOVE KOREA』、2週目は在日の気持ちを歌った『悲しみのメリーゴーランド』にしとけ」
http://www.news-us.jp/article/368649885.html







1:06 から 安倍さんVS クネクネ婆の構図

その他 オバマ VS シナの爺














以前からこの歌の事やサザンの事は他のブログで取り上げていて、私もコメントを書き込んだりしたりしていたのだけど、

先週 朝の情報番組で 『待望のサザンの新曲PVが完成しました!』 の触れ込みで あちこちでPVを見かけました。

クソムカつきました!


最低最悪のPVです。

そんなに ヒーローになって 色々解決したいなら、韓国に行ってやってくださいよ。

日本にはあんな胡散臭いヒーローは要りません!!

楽曲もいつもと同じでワンパターンで 復活した割には何処にも新鮮さが無いんだよね。

歌詞も 恥かしいぐらいの花畑満載・・・

どなたかが コメントしてましたが、 復活しなくても良かったのに・・・

何で出てきたんだろ?

こんな歌で Mステに出たんだ・・・ 恥かしい事この上ないわ。


PVに至っては まるで 小学生の喧嘩なんだから止めなさいよー みたいな構図・・・

頭悪すぎるは。

左巻きって 必ずこんな感じで言ってくるよね。

お互い様なんだから そんな事言ってるあんたらが変だし、そんなこと韓国と同じ・・・てね。w

そんな暢気な事言ってるから ここまで侵食されたのにさ。

希望の苗を植えて愛を育てるのは 勝手にやってください。

何処に植えようとしてるのかな?

PV見た限り シナとチョン国だよね、 あのね 育つ事なんか有りませんよ!!


>未来に平和の花が咲くまで???

うーーーん 

花を咲かせたかったら、 チョン国を消す事から始めたらいいんじゃないかな。

>絵空事かな 御伽話かな・・・ 

そうね 夢見るのは構わないけど、人に押し付けるの止めてください。

韓国が 何より嫌いで 未来永劫付き合いたくない国NO1なんですから。


お互いの幸せ?

まず 自分の幸せ考えますよ。

チョン国? 勝手にやってくれ! 知るかあんな国! 今すぐ消えて無くなれ!

差別? 

差別しますよ。

反日のくせに お金欲しくて日本に来る奴らばかり。


日本人には何をしてもいいと思ってる奴ら。

盗んだ仏像も返さない 狂った司法の国。

竹島欲しさに 日本海を東海と表記させようとロビー活動する国。

前大統領が天皇陛下に跪いて謝罪しろと言う国。

現大統領は 1000年加害者なのは変わらないと言う国。

自ら火を点けて回ってるくせに 日本が悪いと首脳会談を拒否する国。

他にも多数・・・ きりが無い。

差別も何も・・・ 嫌いなんだよ!

だから 仲良くなんか出来ません!






桑田さん この最低な歌で HNKの赤白の歌合戦に出るつもりでしょ。

最悪だな。                                    

                                               『霜柱つららのブログ 』より



私は以前、るーたん先生に「ブログの質がさがるから、ネトウヨとの論争記事を載せないほうが良い」と助言されましたが、今回かぎりは、特例とさせて頂きたいです(謝)


さて、このブログですが、あの『hokkのブログ』以上にネトウヨたちに人気のようで、記事内容は今期のサザンオールスターズがリリースした、アルバム『ピースとハイライト』の楽曲批判が概ねの趣旨でした。

といゆよりも、批判といいますか、上述のように、ネトウヨブログにある単なる罵詈雑言を並び立てたもので、とても見るに耐えたものではありませんでした。


彼らにおける根本の思考的陥穽は、「反日」という言葉そのものを無限の絶対善だと信じ込み、そこから抜け出せず完全なる思考停止状態に陥っていることです。故に、一連の日韓の係争を「反日バイアス」に埋め込め、それを韓国や北朝鮮、中国に拡大して、己らの卑しい愚行を正当化しようとします。


またお決まりの「本当のこと」だの「真実」だと御託を並べ立てますが、実態は妄想の独断論に過ぎず、差別・暴言何でもありという論調での記事は、ある意味ネトウヨhokkさん以上の「阿呆」です。(※彼のブログは今、彼(hokkさん)自身が不在で、コメント欄は本当に酷い状況になっています)


そして引用情報は、もっぱら2chや下劣なまとめサイトばかりで、それは内容を伴わない陳腐な感情論であり、自分自身が噛み砕いて導出した総合的見地といいますか、そういう「構造的批判」なるものは見受けられませんでした。


私自身も、日韓の諸問題において、韓国にも問題があるという事案はあると思いますが、領土問題や歴史問題は、いたずらに素人が語ってはならないことですし、浩瀚な書物の渉猟を経たならば、思い上がらず冷静に自分の意見を申すべきだと思います。ただはっきりしていることの一つとして、我が国においては、未だに戦後処理は未解決の段階であり、北朝鮮に限っては、賠償金は「びた一文」も、それに付随する「謝罪の言葉」に関する明確な行動も、まったく取られていないという異常な事態があります。


おわりに、ネトウヨ記事引用は、ブログの印象を大幅に下げかねないので、本当にこれで最後になりますが、彼らに一言告げるならば、「煩瑣な現象に忙殺されず、個々の物事の一般性や下部構造を綿密に分析し、ななおかつそれを理性的に練り上げて、それを行える準備として厖大な書物を読むこと」をおすすめします。

しかし、物事、たとえ一つの側面からでも「善と悪の交錯」は数え切れないほど存在しますし、それが「世の中」なるものを構成します。 故に自分の分析が誤ることは往々にしてあります。


結局、世の中のその原理を解剖していくと、存在するのは雑多な「個別論」と、厖大な認識群を含む「相対論」に行き着きます。


あなたたちはそれがわかりますか? 単純な二元論しか持ち合わせない者たちに、「親日は善で反日は悪だ」としか考えられないのなら、上述の行為は、大いに骨折り損となるでしょう。

日韓両国民においては、真偽を含む「負なる『事実』」を出して、独断的にあたかも「反日の韓国人」や「嫌韓(反韓)の日本人」を作り上げ、粗悪な感情の錆刀での斬り合いが横行しております。

そして歴史学自体における専門分野については、彼らが土足で踏むことは許されません。

歴史観にしても、ネトウヨ人士はおよそ200~100年前の、遅れた「ナショナリズム史観」や「皇国史観」の断片を信仰し、いや、これは日本保守の精神であって、『霜柱つららのブログ』のブログ主を含めたネトウヨらに、何ら思想・信条もなく、単なる己の愚かな傾向性に従う、小人たちの「暴言パーティー」です。


学界のニューモードである「グローバリズム史観」、これは現在の相対的流れである世界のグローバリズムを端にした思想でもあり、本来の世界構造としての相互協力を是とし、多国間との共同研究やフィールドワークを通し、正当性を欠く従来の自己陶酔型の一国史観を打ち砕き、より確からしい史実を求め、「nなる彼岸」(歴史の第一原因)への飛翔を要請します。


ゆえに、普遍学(形而上学〈万物の存在論〉)をトップに据える個別学(部門科学〈人文・自然・社会〉)を無視した、臆見や自己陶酔、他者罵倒などの愚行の道具にするならば、それは「歴史」ではなくなります。


歴史学は、万学の協力あってこそなりたつ学問であり、それは他の科学(部門学)にも当てはまり、厖大な知を必須とされます。だから、妄想など取るに足らないのであって、ネトウヨ自身もこの「恥」にいち早く気づき、是非知識に敬意をはらって頂きたいものです。



-追記(『譲れるものと譲れないもの』)-

韓流ブームのきっかけになった「冬のソナタ」に、いい場面がある。工事現場の男たちの飲み会で、チェ・ジウさん演じるヒロインが一曲披露するのだ。雨降る湖南線 南行列車-韓国でかつて大ヒットした歌謡曲のひとつだ。これが、日本人の琴線にも触れる。

▼韓国文化をめぐるこうした「発見」が、あのブームの背景にあったのは間違いない。隣の国なのによく知らなかったけれど、なんだか不思議と懐かしいなあ。そういう親近感が日韓の自然な行き来につながり、女性だけの気軽なツアーも増えた。韓国というだけでどこか身構えて接した時代は遠く去った、はずだった。

▼昨今の出来事をみていると、しかし、その関係がどんどん壊されていくようで悲しい。日本企業に対して元徴用工への損害賠償が命じられ、サッカー会場では政治的な横断幕が掲げられ、米国内には従軍慰安婦像が設置され・・・・・・。振り返れば去年8月に当時の李明博大統領が竹島を訪れて以来、あっという間のきしみ拡大だ。

▼これでは日本のなかに嫌韓派を増やすばかりである。言うべきことは言わねばならぬが、努めても冷静でもありたい。ナショナリズムをむき出しにしたり、口汚くののしったりすればますます道を見失おう。
やはりいちばん近い隣人なのだ。音楽、料理、ファッション、日々の暮らしぶり。韓国にはまだまだ「発見」がある。

                              日本経済新聞2013年(平成25年)8月2日記事の『春秋』より

これは今日の日経新聞の記事です。
そしてその『春秋』における日韓問題に関して綴ったものですが、私は毎度ながら大きな疑問を持ちました。
まあ、日本の新聞が大抵「自省的」な記事を書くときは、主に在日問題においては朝日新聞で「ドイツは差別問題の法整備で進んでいるが、完全に人種差別がなくなったわけではない」と一言付け加えたり、同新聞のどこかの評論家の発言では「もし現在の嫌韓派右翼が60~70年代を生きていたら、『左翼活動』をしていただろう」と、無責任かつ的外れな外挿を行うなど、ロクなことはありませんでしたが、今回はまったく「韓国のせい」にしているところに、呆れと失望が生まれました。

特別文化的つながりから友愛を説くのは良いことですが、オプティミズム的に、それで「全て解決」しよう感があり、学術や政治問題への徹底的検証を無視し、歴史的不都合な事案は全て「なかったこと」する本音が、透けて見えます。

私はいつも思うのですが、一般紙や報道での多くの評論家は、主に「歴史問題」において、意図的に「日中韓だけ」で考えてる点で、すでに大きな齟齬が生じ、暗に北朝鮮を除外するという愚かしい行為おこなって、その姑息な「隠蔽・外し」の論理で、「反日教育をする」朝鮮学校問題を差別し、ひいては在日問題までにも発展しています。歴史を紐解いて、本来ならば、日本が朝鮮半島全域を植民地にした経緯から、当然当時の「朝鮮国・大韓帝国」という国家の系譜から、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)や大韓民国(韓国)〈国家成立は、前者が後で後者が先〉が成立したのは、誰が見ても明らかであります。

そして強権的統治から、莫大な国家的損失を発生させ、朝鮮人民への圧迫、そして現在の遺骨問題では、我が国が勝手に他国の領土を蹂躙し、そこの生活を破壊して傲慢に入植しておきながら、「墓を移転した」北朝鮮側を批難し、その遺族を擁護するという大変誤謬に満ちた愚行を平気で行なっております。

こういう表現はあまりしたくありませんが、これこそ日本最も「タブー」である「汚い事実」の一つであることは間違いありません。

私が本記事において、日韓諸問題について韓国側の不備を指摘しましたが、それは「仏像問題」や「横断幕」に限ってであり、前者は日本側も、戦前においての朝鮮の国宝や数々の重要文化財を強奪し、それは現在でも東京都内の美術館の地下倉庫に眠っているそうです。そして、旭日旗に関する問題においては、これは日本自身における「近代主義」の称揚で、ドイツをはじめとする欧州は「近代主義」が単なる通過点に過ぎず、それがポスト・モダニズムにおける批判の的になっているのは、周知というか与件的事実です。

日本では、未だに「国学・オリエンタリズムを基底とした皇国史観」が色濃く残り、旭日旗は、それまで欧州に好き放題されて見るに耐えなかった「哀れな前近代の日本」との決別を意味し、「独立した近代国家・大日本帝国」の象徴でもあります。

しかし、私は思います。その「独立・近代帝国の象徴」である旭日旗は、現在においてアメリカ帝国に従属する情けない日本国を示し、その属国海軍の軍旗になっていることです。つまり、逆にその旗を貶める「自虐のパラドクス」を示しています。

結論にはいりますが、戦後の日本人の北朝鮮・韓国意識は、概ね平均以下でありましたし、国策からくる「朝鮮半島忘却」は、日本人に歴史的無知を促し、もっと掘り下げれば、戦前、いや江戸時代まで遡る「偏狭かつ自国優越的な国学主義」が、朝鮮を如実に蔑視し、それは『記』『紀』神話の系譜から着実に受け継がれる根深い負の思想であります。

物事の解決するにあたって、理性の顕現により上述の思想を徹底的に討ち滅ぼし、臨機応変に、全ての歴史問題はみな個別論で対応するのが最も望ましい手段です。つまり、「あれがどうだからこれもダメ」ではなく、「これはこれ」「それはそれ」と弁別します。ゆえに、記者が言い訳する「日本企業の賠償や慰安婦がどうのこうので韓国関係は全てめちゃくちゃ」という独断的論理も通じませんし、北朝鮮に対しても、韓国とまったく同様の戦後賠償と謝罪が必要です。


〈参考資料〉
・日本経済新聞2013年8月2日記事