【放談】アウェーでの戦いは、理不尽そのもの。でも、人生もしかり。 | E.P & E.F.L

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サッカーバカになりきれない『ライトサッカーバカ』が フットボールをまったり放談します




 久しぶりに、サッカーを見て興奮しました。

 今日の 2014ブラジルW杯アジア地区最終予選 オーストラリア代表 vs 日本代表 に、です。


 最近は、大人になった為か、勝っても負けても『まあ、そんなこともあるよなっ。』と割り切って、ある程度冷静に見るようになってたんですけどね。



 興奮した要素は、プレーに対してではないんです。

 「審判のあり得ない理不尽なジャッジ」に、です。


 内田がPKをとられたプレーも、栗原の2枚目のイエローによる退場も。

 アウェーとはいえ、度が過ぎる正当性を欠くジャッジに、『こんな逆境でも絶対負けんなっ、絶対勝ちきれっ』って思いが強くなりました。


 たとえ、正当性を欠くジャッジであっても、判定は覆らないですし、ピッチの選手達は そんな中でもプレーを続けなければいけない訳です。




 こんな事を書くのも、自分自身どうかと思いますが、人生も、理不尽なことがたくさんありますよね。

 「平等」「公平」「公正」「フェア」などの言葉を聞くと、響きはいいですが、実社会においては、決してすべての場面でそうではないですよね。

 理不尽なこと、たくさんあります。


 そんな理不尽なことが起きても、多くの人は、それに投げ出すことなく、日常の中で生活を続けています。
 理不尽なことを受け入れて、やりきれなさを押し殺してでも生活をしています。


 サッカーのアウェーでの理不尽なジャッジメントは、「人生の理不尽さ」とダブって見えてしまいます。



 だからこそ、『こんなんで、絶対負けんなよっ!!!』って、見てるうちに、どんどんスイッチが入ってしまいました。

 同じ日本人として、日本の代表として、そんな理不尽さにも、足を止めることなく必死に、ガムシャラに戦う姿に、応援せずにはいられませんでした。



 スポーツは、公平・公正なものと謳われているけれども、サッカーの審判ほど、公平性や正当性に欠くスポーツはないのではないだろうかと思う。


 勿論、サッカーも表上は、公平・公正なものとして謳っています。

 しかし、実態としては、「アウェーは絶対的不利」ということが、世界的にまかり通って認知されてしまっていること自体が、「公平・公正なものではない」と公言してしまっているようなものです。


 実際、審判の買収や八百長事件などの噂は絶えないスポーツです。


 でも、実社会でも、裏社会・闇社会があるように、何でもまかり通ってしまう世界も存在します。

 そこに、「スポーツ」を謳って、「公平・公正な世界もある」と謳うことも素晴らしいと思います。


 でも、それと併せて、実社会を反映したような、不公平さもまかりとおってしまうというサッカーもまた魅力的だと思います。

 「アウェーのジャッジメント」などは、サッカーの醍醐味と言ってしまえば大げさですが、熱くする要素ではあるのかなとも思います。


 多くの人が、人生を投影できるスポーツ。

 世界で最も愛されている球技、「サッカー」。
 「サッカー」には、そういう面白さがある。



 2014年には、ブラジルで開催される世界最大のスポーツの祭りに、日本代表が参加し、躍進することを、切に願う。