映画では高校生の付き合いたてのカップルが、彼の進学により離ればなれになりそうになり、その状況に激しく心が揺れる乙女心の機微について描かれてたのだけど、ここに私の過去の思い出が被った。

私もこれに似たような経験があり、高校三年生の恋人がいたんだ。

その時、恋人は大学進学を悩んでいて、受験を見送ろうとしてたの。

でもね、私は恋人の可能性を拡げるため強烈に受験を進めた。

悩んではいたが恋人は受験し、結果大学に無事合格。高校生の恋人は、大学生の恋人になった。

残念ながら、それから二年後に別々の道を歩むことになるのだが、今頃どうしてるのかな?なんて久しぶりに想ってしまったよ。

映画っていうのは見ていて、すっかり色褪せ古ぼけた記憶を、デジタルリマスターばりに鮮明に呼び起こす効果があるのだ。




…って、ごめん!!この思い出話は全部嘘!!

映画の内容は本当だけど、そんな甘酸っぱい思い出なんかないよ!!

つーか、私 高校中退だし!!

でもね、そんな記憶詐称をするぐらい好きな映画の一つになったんだ。

私の人生もまだhalfway、これからも続いていくんだと思ったら、なんか頑張れそうな気がしたものだから。