最近サッカーを技術、戦術、メンタル、フィジカルと分けて考えるのではなく、サッカーは全てを含むグローバルなものだと考えるという理論がかなり一般的になっていると思います。
僕もサッカーはサッカーをすることで上手くなるという考えに賛成です。
ただ・・・
それが全てかというとどうなんだろう?という疑問も抱いていました。
そんな時に知り合いの紹介であるフィジカルコーチと出会い、その人の理論、講習会を受けてとても納得することがありました。
その人の理論は実は世界的に有名になっているある外国人フィジカルコーチの考えが基になっているそうなんですが、サッカーはボールを使うスポーツであり、できるだけサッカーの状態でトレーニングをした方が良い。
ただ、サッカーをプレーさせているだけでは刺激が足りない可能性があるものは、それだけを取り出してトレーニングした方が良いと教えてもらいました。
その取り出してやった方が良いものは3つ。それは・・・(行間が皆さんも考えてみてください)
・ダッシュ/スプリント
・方向転換
・フィジカルコンタクト
いかがですか?特にスプリントと方向転換は非常に納得しました。
それだけはサッカーをプレーしているだけでは、なかなか向上しにくい部分ではないでしょうか?
ちょうど現在南足柄の選手に向上してもらいたい部分でもあります。前からダッシュと体をうまく使って止まることはサッカーの練習の中で向上させられるのかなぁと考えていたんです。
逆にそれ以外の部分はほとんどサッカーの中で刺激を与えることができるわけですね。
このフィジカルトレーニングの考えには
1、一回の爆発力を強く
2、アクションの回数を増やす(回復力)
3、多くのアクションをキープする(持久力)
4、最後まで爆発的アクションを維持する(後半終了間際でも100%の力が出せる)
という4つの考えがあります。
すごくすっきりというか、自分がやるべきことが明確になりました。もちろんそれだけをやったらOKというわけではないですが、取り出してやるべきはダッシュと方向転換であり、時間をかけてそれがどれだけ試合のパフォーマンスに影響を与えたか検証していきたいと思います。
それ以外のサッカー要素も明確に整理して選手に伝えていければと思います。
皆さんは取り出して行った方がいい要素の3つについてどう感じられましたか??
ご意見聞かせていただければ幸いです。