【修養】 ・・・ 精神を鍛錬し、優れた人格を形成するようにつとめることですが修養と言うと戦前の古めかしい言葉のように思われる人が多いだろうが大変、大切なことであると私個人は考えております。



人間は誰でも自分の人生において二つの道を探らなければなりません。即ち、一つは自分の専門の道であります。そして、もう一つは自分自身を磨いていく道であります。この二つの道は、いずれに軽重を付けられるものではなく、並行し、しかも相互に補完する関連性があるものです。



これから仕事を通し真剣に修養することで若い社会人・企業人に生まれるものとは何であろうかと考えたところ・・・。




一つ目は【健康】であります。


二つ目は【人物】であります。


三つ目は【独創】であります。


四つ目は【奉仕】であります。


五つ目、六つ目が無くて


七つ目は【学業】であります。




般若心経で言いますところ『けい礙(けいげ)無きが故に恐怖有ること無し』とありますが、要するに拘りが無いから恐怖が無く自らの心の始末(覚悟)があれば健康であるし、一角の人物として見られるだろうし、独創的な考えが生まれるだろうし、損得など度外視する奉仕の気持ちが生まれ、それら全てが日々の学業=修養であると言うことです。




世の中に、完璧な人間などと言う者は存在しません。しかし、自分自身を磨き続けると言うことは、それ(完璧)に近づこうと言うことに他ならないのです。修養における自分自身を磨くと言うことは、その人間のスケールの大きさが仕事にも顕れてくるものなのではないでしょうか。



縁し(えにし)のブログ 躓く石も縁の端だ!(つまずくいしもえんのはしだ!)-笑顔