一般的に本社とか事務所とか言うと立派なビルを構え、神経質そうなエリート社員がPCに噛り付いていて書類だけを作成しているとか電話で数々の交渉したりしていると言うイメージがあります。(私だけでしょうか!?そんなイメージを持っているのは。)




机を見れば書類が山のように積まれていて、次から次へと業者が押し寄せて引っ切り無しに会議や交渉している姿を見ると一見、その人があるいはその部署がバリバリと仕事をしているように見えてくるものです。




果たして、それは本社、本来の仕事のスタイルなのでしょうか。




書類が山のように積まれているのは間接部門の仕事の経過や結果であって、目に付くもの(目に付かせるもの!?)が書類と言う手段でしかないので増えることは致し方ないのでしょうがここには、一つの盲点があると
日々の業務を見ていて思うことばかりです。




工場では、自社製品をただ、ドンドン造れば良いかと言うとそうではありません。売れない製品をどんなにたくさん造っても倉庫に眠らせておくだけでは何の役に立たないし寧ろ、その製品を造るために使われた材料や人件費等々が無駄になってしまうだけです。




売れる製品を売れるだけの数量を効率良く造ってこそ、経営にとっては意味があることは誰でも分かることです。
即ち、製品を造ることは目的ではなく会社が利益をあげる為の手段に過ぎないと言うことが分かってきます。



では、製造業ではない我社(本社)では・・・。書類を作成することが求められている・・・様に錯覚してしまい全く
陽の目の見ない書類を一日がかりで作成して上司に提出してみたら発せられる言葉は『後で見ておく』・・・と言ったら最後、殆どの上司がサッと目を通すだけになるのは明白であります。



『この書類は前の担当者が作っていたから・・・』
『課長に作れと言われたから・・・』
更に、酷いのは『自分自身の資料作りの為に・・・』等の何の相談も為しにあるいは、何の疑問も持たずにせっせと誰が必要としているか定かではない書類を作成しているケースが多く目に付くものです。



本来、仕事である以上、何らかの形で会社のあるいは部署の目標に結び付けて日々の仕事は進めるものだし
その仕事の価値がどこで必要とされるかと言う本質的な疑問が生まれてこなければ毎日をただ過ごしていると言われても仕方がないのです。




また別例として予算と実績の対比表などを作成する際にただ、表を提出するためだけに時間を費やしてはいないでしょうか。その書類こそTOPが多くの経営判断をし、売り上げを伸ばし、利益をあげると言う会社の目標達成を本社サイドからサポートをすると言う重要な手段を日々、行っていると言うことを種類を作成する際に考えているか否かなのです。




本来の本社の業務と言うのは、会社が営業がそしてお店が目標を達成させるために準備をすると言うこと。本社、本来の仕事とは目的を達成させるための手段を迅速に効果的にそして熱く講じることと言っても過言ではないはずです。





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