昨日も悲しい事件がおきた。


母親が

幼い兄弟をマンションの11階から投げ落とし、

自らも自殺をした。


全く、

理解できないし、

許すことができない悪業(あくごう)である。


結ばれた者同士が、

この世にたった一つの小さい命を授かり、

この世に命を誕生させる。


一生懸命に生きようと、

大きな声をあげて、

大きな眼で全てを見上げて、

大きな一生が始まるのです。


6歳と3歳。

お兄ちゃんは、

小学校にあがる頃だったのかなぁ。

弟さんは、

年中さんの幼稚園生なのかなぁ。

心が締め付けられる。


ポケモンに夢中だったのかも。


DSを欲しがっていたのかも。


そして、何よりも

お母さんが好きだったろうに・・・。


本当に悲しすぎる。

本当に腹が立つ。

本当に何も出来ない大人が多過ぎる。

いつから、

こんな国になったのでしょうか。

いつから、

こんな大人になったのでしょうか。

私も

そんな大人の一人です。


どんな親であっても、

子供の幸せを考えない親は無いはずだ。

だからこそ、

一人で悩まずに

誰かに打ちあけることができたら、

誰かに援助を求めたのなら、

こんな悲劇は、

起こらないはずなのに。


世の中がどんなに便利になったと言ってみても、

結局、

大切なことは

人と人とのつながりだと強く思った。


『死ねば死に損 生くれば生き得』


どんな状況だったかは、

判りませんが、

生きていればこそ何らかの可能性があると言うもの。

死んでしまったら

全てがおしまいである。

どんなことがあっても、

子供の命を奪わないで欲しい。

子供の命を奪う権限は親には無いのだから。


ご冥福をお祈りします。