上半期ドラマ視聴率 TOP10が決定!今年前半の主役は間違いなく杏に | エンタメ芸能ちゃんねる

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4月期ドラマの主要作品が概ね最終回を迎え、2014年上半期のドラマ視聴率TOP10(単発ドラマ含む)が出揃った。見事首位に輝いたのは、杏主演による朝ドラ【連続テレビ小説・ごちそうさん】(NHK総合・3月13日放送)の25.3%。続く2位にも、同じく朝ドラ【連続テレビ小説・花子とアン】(同局系・5月9日、26日放送)の24.8%がランクインし、“朝ドラ”勢の1、2フィニッシュとなった。


■前作の“地続き”ではない『ごちそうさん』の人気……上半期の主役は間違いなく杏!!

 首位に輝いた『ごちそうさん』は、食いしん坊の東京娘・卯野め以子(杏)が偏屈な大阪男・西門悠太郎と恋に落ち、悠太郎の元に嫁ぐ。食い倒れの街・大阪を舞台に、関東・関西の食文化の違いを克服しつつ、料理と夫に愛情を注ぐことで、め以子が力強い母へと成長していく物語。

 2013年9月30日よりスタートした同作は、初回の平均視聴率は22.0%(関東地区)と、社会現象を巻き起こした前作『あまちゃん』を上回り、過去10年間で最高となるスタートを切る。さらに10月16日の放送では、同作最高となる27.3%を記録。これは、前作『あまちゃん』が記録した27.0%を上回る結果となり、同作が『あまちゃん』からの“地続き”で高視聴率を獲得したのではなく、純粋に作品として良質だったことを証明。今年に入っても、その人気は衰えず2014年上半期としても堂々のNo.1作品となった。

 主演を務めた杏は同作をきっかけに、女優としてのポテンシャル、魅力が全国的に認知されたのは紛れもない事実。それを証明するかのように4月期にスタートした連ドラ【花咲舞が黙ってない】(日本テレビ系)も初回から高視聴率を連発。今回のランキングでも最終回に記録した18.3%で8位にランクイン。ドラマはもちろん、多数のCMに出演するなど、2014年上半期の主役は、彼女だったことは間違いない。

■12週連続で20%代をキープ!! 下半期次第では『ごちそうさん』越えの可能性も

 続く2位には、女優・吉高由里子による天真爛漫な演技が話題の『花子とアン』がランクイン。『赤毛のアン』に代表されるモンゴメリなどの英米児童文学の日本語訳版を著し、明治から昭和の混乱期に翻訳家として活躍した村岡花子さんの半生をもとに描かれている。

 初回放送の21.8%を皮切りに、連日高視聴率を連発。5月9日・26日放送分で現在のところ最高となる24.8%を記録。また、週間ランキングでも一度も10%代に落ちることなく、12週連続で20%代をキープ。これは『ごちそうさん』と同等の高水準となっており、下半期の追い上げいかんでは『ごちそうさん』の最高視聴率、平均視聴率を追い抜く可能性もある。

■“朝ドラ”のブランドイメージがより強固に!! 年間は『HERO』次第で状況一変!?

 そのほかの上位ランキングを見ると、水谷豊主演の人気シリーズ【相棒season12】の『元日SP』『最終回SP』(テレビ朝日系・1月1日、3月19日放送)がそれぞれ19.6%を獲得し3位と相変わらずの人気の高さを証明。岡田准一主演の大河ドラマ【軍師官兵衛】(NHK総合/1月5日/1話)の18.9%が4位と続く。初回以降は徐々に視聴率が低下し、“大河ドラマ復権”に黄色信号が点滅したかに見えたが、15%前後で踏みとどまり、6月以降は視聴率も上昇。下半期の巻き返しに大いに期待が高まる。

 今回のTOP10を各局別にみると、NHKが3本、テレビ朝日系が5本、TBS系が2本、日本テレビ1本となった。作品全体の平均ではなく、各作品の最高視聴率を算出したランキングなので、一概に優劣を決められるものではないが、やはりフジテレビ系の作品が入っていないのは、一抹の寂しさを覚えてしまう。7月期には木村拓哉主演のビッグタイトル『HERO』の放送が控えているだけに、虎視眈々と下半期の逆転を狙っているはずだ。

 NHK朝ドラの1、2フィニッシュとなった今回のランキング。『あまちゃん』の社会現象を皮切りに、立て続けに高視聴率作品を生み出したことで、“朝ドラ”という冠のブランドイメージをより強固なものとしたと言えるだろう。年末に発表する『年間ドラマ視聴率』では、再び朝ドラ勢の独走となるのか?『軍師官兵衛』が“NHK大河の復権”の狼煙を上げるのか? はたまた、昨年の『半沢直樹』(TBS系)のような社会現象を巻き起こす作品が民放局から生み出されるのか? 下半期も目が離せない状況が続きそうだ。
(http://news.livedoor.com/article/detail/8986888/)