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 1996年に始まった『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日本テレビ系)が、今年の7月でまもなく20周年を迎えようとしている。流行や世論を敏感に察知し反映するテレビ業界において、20年も続く“笑コラ”は日本テレビを代表する番組といえるだろう。各局からも同番組のフォーマットに習ったような“素人いじり”番組が生まれては姿を消す中、“笑コラ”はなぜこのような長寿番組となったのであろうか?

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◆プロデューサーが明かす“素人イジリ”の妙

 タイトルに“1億人の大質問”とある通り、コンセプトは「日本中にいる素晴らしい人たちをたくさん紹介すること。これは番組立ち上げのときから変わっていません」と語るのは、スタート時から関わってきたプロデューサーの柳川剛氏。「偉人の人物伝ではなく、実はこんなところで頑張っている人がいる、面白い人がいるということを伝えたかったんです」。確かに“笑コラ”の主役は、いつも一般人。たとえタレントがロケに出ても、彼らはあくまで脇役であり、インタビューされる町や村にいる素人が主役。いわゆる“素人いじり”の元祖的な側面を持っている。

 “素人いじり”といえば、今も昔も数多くのバラエティ番組が存在する。現在も『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)や『Youは何しに日本へ?』(テレビ東京系)、『ブラタモリ』(NHK総合)などは、その代表格として人気が高い。だが、“笑コラ”ほど普段通りのありのままの姿で、一般人が登場する番組は他にない。

◆当初は不安だった『ダーツの旅』、スタッフ2名は必ず現地の民宿に泊まる

 “笑コラ”が他の“素人いじり”番組と決定的に違うところ、それは、制作サイドと取材対象者である一般人との間のスタンスだと、柳川プロデューサーは言う。「同じ“素人いじり”でも、面白くすることだけを目的とするならば、もっと突っ込んだ方がいい場合もあると思います。例えば、取材した素人の方のズボンのチャックが開いたら、テレビ的にはキツい突っ込みを入れた方が面白いかもしれない。でも、“笑コラ”ではすぐには言いません。普通の人同士だったら、やっぱり遠慮があって言い出しにくいと思うんですよ。“笑コラ”はそれと同じスタンス。アプローチの仕方、踏み込み方には、スタート当初から特に配慮しています」(柳川P)。

 そんな姿勢で始まった看板企画『日本列島 ダーツの旅』は、MCの所ジョージが投げたダーツが当たった場所へスタッフが訪れる人気コーナー。全国の町や村へ訪れるのは、驚くことにディレクターとADの2人だけ。相手が構えてしまわないように、当初は家庭用のビデオカメラで撮影していたというから驚きだ。「事前に連絡もせず、ぷらっと行って、その町のいいところを聞いてくるというだけの企画でしたから(笑)。当初は、我々もどんなものが撮れてくるか不安だったんです。でも、初めてVTRを観たとき、そんな不安が吹っ飛ぶほど面白くて。その瞬間、やっと“これはイケるな”って思いました」(柳川P)。

 『ダーツの旅』で大事にしているのは、その名のとおり“旅感”だそう。現地の人の懐に入るため、「必ずその村にある民宿に泊まるようにしています。取材した方に“泊まっていけば?”って誘われれば、その方の家に泊まらせていただくこともありました」。取材する側は“旅人”である。それを受け入れたり、時には驚いたりする一般人の様子が、“笑コラ”ではリアルに映し出されている。

◆バラエティ初のギャラクシー賞を受賞 20周年の今も同じ志を持ち続けて

 一方、ドキュメンタリー的な要素も“笑コラ”の持ち味。柳川氏が「あれほど驚いたことはない」と語るのが、『笑ってコラえて!文化祭 吹奏楽の旅 完結編 一音入魂スペシャル』(2004年)で第42回ギャラクシー賞大賞を受賞したこと。吹奏楽に打ち込む中高生の部活動に密着し、彼らの素顔を放送した本編は、バラエティ番組として初めて同賞を受賞した。決して仕込みや嘘がないからこその感動が、“笑コラ”にはあることの証明だ。

 20年人気を保ち続ける理由について、「所さんもおっしゃる通り、一般の方にスポットを当てているからこそだと思います。1人1人違ったドラマがあって、それをご覧になったみなさんが温かい気持ちになれるから続いてきたんじゃないでしょうか」と、柳川プロデューサーは語る。7月6日の放送では20周年記念として4時間スペシャルを放送するが、もちろんその中にも同じ志が生きている。たとえば、二階堂ふみが挑戦する『いま幸せですかの旅』は、金色のスワンボートに乗り込んで水上突撃インタビューをするというもの。突飛な企画のように思えるが、「公園のボートに乗っているカップルの幸せを分けてもらおうと思って作った企画」と言うように、基本路線は変わらない。必ず温かい思いが伝わるように、企画時点から練り込まれている。その思いをスタッフ全員が抱いているからこそ、何年経っても幅広い世代から支持されてきたのではないだろうか。
(http://news.livedoor.com/article/detail/11713699/)

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