原宿の「レストランアイ」での結婚パーティーの後、高校の仲間たちと「原宿タップルーム」へ。
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ここはベアードブルーイングという沼津のブルワリーが直営店として、2009年にオープンさせたお店。
他に沼津・中目黒・馬車道にもある。
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8名でテーブル席に向かい合せで。木の温もりを感じさせる店内は落ち着いた雰囲気。

ブルワリー直営店だけあって、ドラフトビールは10種類以上あり、どれを選んでよいか迷ってしまう。
が、8人それぞれ違うのを頼んで、他のをテイスティングできる楽しみもある。
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自分はまず、「帝国IPA」という仰々しい名前のビールを。IPAとはIndian Pale Ale(インディアンペールエール)の
頭文字をとった略。強いホップの苦みと高いアルコール度数(5~7.5%)が特徴。
インディアとはもちろんインドのことで、IPAの誕生はイギリスがインドを植民地にしていた時代に遡る。イギリス
からインドへは当時半年近くの航海が必要で、冷蔵技術が発達していなかったためビールが劣化してしまって
いた。そこでバクテリアの繁殖を抑えるために、麦芽を多く使用してアルコール度数を高め、ホップを大量に加えたビールが作られたのがIPAの由来。
なるほどしっかりとした苦みが感じられて、実にリッチな味。同じIPAのヤッホーのインドの青鬼ほどは苦みを強くない。
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沼津ラガー。
クリーンでソフトな沼津の水とドイツ産のモルトで作られたビール。飲みやすいなかにもキレがあって、万人受けしそう。
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島国スタウト。
アイリッシュビアスタイル。ドライスタウトのベアード版だが、ギネスよりも飲みやすく、日本人向けに作られている印象。
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パーティーで食事をしてきた後なので、料理は軽めに。バリエーションは豊富で、和洋問わず、ビールにあうものをメニューにしているよう。
冷奴、オニオンスライス、枝豆を。
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様々なビールを楽しみながら、高校時代の仲間との昔話に花を咲かせる楽しいひと時を過ごした。

パイントグラスで3杯飲んだが、自然発砲のためお腹にもたまらず何杯でも飲めてしまう。伝統的な製法のドライホッピングを採用し、熟成中のビールにも生ホップを投入しているので、香りが楽しめるのも嬉しい。

竹下通りから少し入ったところに、こんな大人なビールを楽しめるお店があったとは。外国人のお客さんも多くみられ、ジャパニーズビールの底力を感じ、何だか誇らしかった日曜の昼下がり。

原宿タップルーム ビアバー / 原宿駅明治神宮前駅北参道駅

昼総合点★★★★ 4.0