先日、『多項式近似曲線を描くインジケータ』 の概要について記しました(こちら)


Poly_Approx_Line_USDJPY_MN


今日は、そのソースファイル(Poly_Approx_Line_v1.mq4)を公開するとともに、パラメータの解説をします。


対象とするチャートにインジケータをドラッグ&ドロップすると、サブウインドウが現われ、その中の『パラメータの入力』と表示されているタブを選択すると、下図のパラメータ設定画面が表示されます。


para_PAL_v1


パラメータを変更せず、このままサブウインドウ下部の『OK』ボタンを押すと、上図のような初期設定値に基づく近似曲線を描きます。


bars_back : 曲線を描くバーの本数

degree : 多項式の次数 (1以上8以下)

applied_price : 適用する価格 (0:close, 1:open, 2:high, 3:low, 4:median)

sub_name : ひとつのチャート内に何本かの曲線を描く時、2本目からは、1、2…

line_color : 曲線の色

line_width : 曲線の太さ (1を指定すると点線になります)



移動平均線(MA)より、ブレや遅行が小さく、値動きの動向をより早期に把握できるのが長所ですが、現行レートに応じて曲線全体の位置や形状が変化するのが短所です。



ソースファイルのDLは、最初のページからどうぞ。