時折、ヤフー知恵袋を覗いては、「海外マーケット・外国為替」部門に寄せられる質問に、あれこれ回答を記しているメボトレ(勝手に『メタボトレーダー』を略してみました)ですが、この度カテゴリーマスターの呼称をいただきました。


メタボトレーダーの日常-c_master


もちろん、「今後、ドル円は円安に向かうのか?」といった為替動向などについては、お答えできませんが、取引の手法やルール、FX業者さんのこと、その他基本的な事柄などでしたら、少ない知識と経験ですが、提供したいと思っています。


損得は、努力の賜物もしくは時の運ですが、少なくとも「仕組みがよく分らず、負けちゃった」 というのは面白くないですものねチョキ


ところで、為替レートには、「(心理的)節目や大小のストップ・リミットが並んでいるところがあり、その前後で攻防が繰り広げられている」というような話を耳にすることがあります。


ドル円やクロス円でしたら5もしくは1円ごと、ドルストレートでしたら100もしくは50pipsごとが、それらに該当するのでしょうが、「それらより細かいレベルでは、どの辺にストップ・リミットがあるんだろう?」と、ちょっと調べてみました。


以下のグラフは、ドル円とGBPUSDを対象に、過去10年間の始値・高値・安値・終値の下3桁の分布状態を示しています。


メタボトレーダーの日常-DD_USDJPY
ドル円 例えば、95.XYZのXYZ


メタボトレーダーの日常-DD_GBPUSD
GBPUSD 例えば、1.65XYZのXYZ


このグラフ中、高値と安値とに目を向けてみますと、おぼろげながらストップ、リミットが浮かんできます。


ドル円の場合、高値では35~45銭の間と70~90銭の間で上げ止まることが比較的多く、安値では65~50銭の間で下げ止まることが多い。


ということは、「売りポジの損切りは50銭と90銭に、買いポジのそれは50銭に、それぞれ置かれ、それらを抜けると止まりづらい」ということを物語っていると思います。


一方GBPUSDの場合ですと、高値では40.0~45.0の間と75.0~80.0、95.0~00.0、安値では55.0~50.0の間と65.0~60.0、10.0~5.0となっています。


こちらも、ドル円と同様な推察ができますが、ジグザグ模様を呈しているのが特徴でしょうか。 すなわち、ミクロ的には10.0pipsごとの設定になっているのでしょうね。


これらの事実の使い道は、いろいろ。

よろしければ、参考にしてください チョキ