疲れない姿勢を身に付ける | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今朝は雨。来院される方たちは気分がさえない様子。天気は雨でも、気分は秋晴れになればよいのだが。心と身体は写し鏡のようで、気分がさえないときは、姿勢が後重心になりがち。股関節の位置を確認してもらうと、股関節が迷子になってしまったのか、皆はっきりしない様子。股関節のおさらいをし、座り姿勢、立ち姿勢の復習を繰り返す。気分は秋晴れとまではならないが、姿勢が戻ることで少し気分が晴れてくる。
 

 ▲指先から身体だを整える(春秋社)著中村考宏
 
姿勢を支える足元を安定させるのには、牧神の蹄を四つ並べて、足指の感覚を取り戻す。
 
 
立ち姿勢、座り姿勢は、必要最小限の力のみで骨格の位置を保持することが大切だ。姿勢を保持するのに力を必要以上に入れていたり、骨格の位置が違っていたりすると、疲れやすく、長時間姿勢を保持することが難しい。楽に姿勢を保持できる骨格位置を身に付けたい。