筋トレのインターバル 休憩時間 | 比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

比嘉一雄の『えびすメソッドで賢く理想のからだに変わる!』~世の中から10トンの脂肪を減らします!~

東京大学で石井直方先生のもとダイエットや運動の研究をしながら活動するハイブリッドトレーナー比嘉一雄のブログです。研究と現場を繋げるようなハイブリットな男になりたいです!ダイエットに魔法はありません。でも近道はあります。えびすメソッドで賢く痩せましょう!

Dr.エンハンサー(比嘉一雄)の『えびすダイエットで賢くからだを変える!』



こんにちは!
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナー
比嘉一雄(ひがかずお)です‼


久々のエクササイズネタです。


「トレーニングのセット間のレストは短い方がいいのでしょうか?」

という質問がありましたので載せます。


結論からいますと、休息時間はあまり関係ありません。

きっと質問をしてくださった方は短時間のレストは、長時間のレストに比べて、
筋肉の成長を促すと考えられている「成長ホルモン」
の分泌が高まるという研究報告があるからでしょう。


成長ホルモンは脂肪を分解する作用もあるので、
痩せるためにも短時間のインターバルがいいのではないかと考えられました。

しかし、その実験は一回のトレーニングによるホルモンの反応を観たものであったので、それが長期にわたって行われるとどうなるかという研究はありませんでした。

そこで、被験者を短時間レスト(60秒)と長時間レスト(150秒)のグループに分け、週に4日、10週間にわたりトレーニングをするという実験を行いました。

その結果・・・。

10週間のトレーニングによって
両グループともに、筋肉の大きさ、筋力とも増加しました。
その程度も短時間レストと長時間レストグループでほとんど差はありませんでした。

最初のうちに成長ホルモンの分泌量に差があったものの、その後は、トレーニングによる成長ホルモンの分泌量は両グループでほとんど差はありませんでした。

この差は、短時間レストでは、
筋内のエネルギーの再供給が追い付かないため、
どうしても2セット目以降の回数が減ってしまうので、
どうしてもトータルのトレーニングボリュームが
長時間レストに比べると小さくなってしまいます。

では、休めば休むほどいいのか?
そうでもありません。

だいたい150秒あれば、
その場で回復しうるエネルギーの再供給が完了するので、
いわば、それ以上休んでもあまり意味はありません


まとめ

自分のマイペースで1セット1セットしっかりやればいい!


【今日の一句】
すぐにでも やりたい気持ちは わかるけど
ちょっと待ってよ 回復させて