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OG English
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カタカナ英語で勘違い
「ライス」事件
日本人の友人がカナダでホームステイした時の体験談です。
ホストマザーが食事中に彼に聞きました。
「日本人は何を食べるの?」
友人は自信満々にこう答えました:
We eat ライス.
我々はライス(米)を食べます。
すると、隣に座っていた中学生くらいのカナダ人の娘さんがいや~な顔して、
"eww!"
(eww=イウー=日本語の「うえ~」みたいな、「気持ち悪~い」という意味で使われます)
と言ったらしいです。
その反応に友人は「米の何が悪いんだよ。」とイラっとしたらしいです。
すると、ホストマザーが娘に
Honey, I think he means "rice" not "lice".
ハニー、彼は「シラミ」じゃなくて「米」のことを言ってると思うよ。
と訂正しました。
つまり、友人は Rice (米)と言ったつもりが
ホストファミリーには Lice (シラミ(昆虫))と聞こえたのです。
We eat lice.
私たちは「シラミ」を食べます。
と娘さんは勘違いしたのです。
このように、カタカナ英語で発音すると、他の単語と勘違いされることがあります。
このライス事件をきっかけに
しかし、この友人と英語で話していると、「L」と「R」の発音だけが、完璧なのです!
不思議なくらい、ほんとうにネイティブレベルです。LとRの単語だけは!
その理由を友人に聞きました。
OG: なんでそんなにLとRの発音だけがキレイなの?もう完璧だよ!
友人:そりゃそうだよ。あのRice事件以来、悔しくて悔しくてひたすら L とRの発音だけを練習したよ。あんな屈辱的なことはもう絶対イヤだし。(←私は日本でもっと恥ずかしい体験を何度もしてますが。。。)
OG: どうやって言えるようになったの?語学学校で舌の動きとかを学んだの?
友人:いや、そういう細かいことは俺には分からないからさ、ひたすら聞いて「モノマネ」しただけ。
ホストマザーに R と L の単語を発音してもらって、それをテープレコーダーに録音して、毎晩毎晩、聞いて復唱していただけ。
例えば、rice と lice、road と load、pray とplayなどをね。
そして最後は自分の発音を録音して聞いて確認してた。
カナダで2ヶ月しかなかったからさ、日本人の弱点「LとRの発音」だけは完璧にマスターしてから日本に帰国しようと思った。
OG: LとRをマスターした日本人として、その他に何かコツはある?
友人:カタカナで考えないこと!カタカナが頭に出てきたら、どうしても「ラリルレロ」が出てきて、その音に頼ってしまう。
ネイティブの発音を聞こえたまま、モノマネすることが一番大事かな。
。。。とこのような会話を私は彼としました。
彼の話をまとめると:
1 ネイティブが発音した L と R の単語を録音して、それを毎日聞いて、声に出して復唱した。
2 カタカナに変換せずに、聞こえたままの英語をそのままモノマネするつもりで発音練習する。
という2点が大事だと私は思いました。
rice と lice だけではなく、
right(右) とlight(光) カタカナでは「ライト」
read(読む) と lead(導く)カタカナでは「リード」
correct (正しい)とcollect (集める)カタカナでは「コレクト」
など R と L の発音によって意味がまったく違ってくる英単語がたくさんあります。
But don't worry. しかし心配しないでください。
練習することによって L とR の発音、そして聞き取りの区別ができるようになります。
なので、ネイティブ・スピーカーの友人がいましたら、その方の発音を録音させてもらって、それを練習題材にするのもいいですね。
身近にネイティブがいない方は私のもう一つのブログの記事↓
LとRの発音練習:カタカナで言うと勘違いされやすい英語
に音声動画を貼っておきましたのでよろしければ、参考にしてください。
この記事では 勘違いされやすいL と R の単語をいくつか選んで、音声動画で発音しています。(私の声です)
もしよろしければ、遊びにきてくださいね
今回は友人のライス事件と彼がどのように L とR の発音をマスターしたかの話でした。
Thanks for reading!
And have a great evening!