My Top 7 Funniest Scenes in "The Wolf of Wall Street"
ウルフ・オブ・ウォールストリートのマイおもしろシーン・ランキング
Hey friends!
Here are my picks for the 7 funniest scenes from "The Wolf of Wall Street".
この映画はドラッグやセックスのシーンが連発するので、日本では受け入れがたいかもしれませんが、これはアメリカの独特で微妙なユーモアのセンスのAmerican black comedyです。
まずは、アメリカン・ブラック・コメディの楽しみ方について２つのアドバイス：
-ゆる～い気持ちで見ること：ドラッグなど社会的なタブーをあえておもしろおかしく描いています。あまり深く受け止めないでなるべく軽い気持ちで。
-ランダムさを楽しむこと：時々、まったく意味がない突発的な発言や行動が出て来ますが、そのランダムさがおもしろさの「みそ」なんで楽しみましょう！
Okay, are you ready!!??
Here we go!
7 "The Dance"
「ザ・ダンス」
YouTubeでもう一度このシーンを見たい方はこちらからどうぞ。
6 ”The Wolf" Look
「ザ・狼」の表情
Comment: この表情。ハリウッド映画史上初。Classic. （一生忘れられないほどおもしろい）
●YouTubeでもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
5 "Hilfe!"
「ヒルファ！」（飛行機のシーン）
Comment:
Damn these guys are so annoying!
こいつらうぜえ～。
Boys will be boys.
男の子は男の子。
●YouTubeでもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
4 Humming out of the blue
いきなり鼻歌
Comment: 意味も分からず突然上司の鼻歌がはじまり、なぜか二人は通じ合う。途中に「アー」が入る。
⇧実はこれはMatthew McConaughey（上司役）が緊張した時に実際行なう儀式らしいです。それを撮影前にしている姿を見たディカプリオがワンテークした後に「さっきやっていた儀式を入れようよ。」ということでこのシーンができたという話です。ディカプリオいいセンスしてますね～。ちなみにMcConaugheyがはじめて「アー」って発した時、ディカプリオが一瞬笑いそうになってますね。
（参考：The Wolf of Wall Street: Why Does Matthew McConaughey Hum and Beat His Chest?）●YouTubeでもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
3 "Stop flexing your muscles Jordan."
「ジョーダン、筋肉をピクピクしないで」
Comment:
"Stop flexing your muscles Jordan, you look like a fucking imbecile. "
「ジョーダン、筋肉ピクピクしないで。バカみたいだよ。」
このセリフ、このタイミングで。priceless.
●YouTubeでもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
2 "Let's run like we're fucking lions and tigers and bears! Let's run! Let's fucking run!"
ライオンやトラや熊のように走ろう！走ろう！走りまくろう！
Comment："lions and tigers and bears! "←この動物のチョイスがおもしろい。
はじめて、Crack（薬物）を吸うシーンのディカプリオの名演技に注目してください。一服吸った後、最初は目がぼーっとして→それが快感に変わり→そして徐々に激しくなっていく移り変わり具合を表情だけで分かります！Brilliant.
Go! Go! Go!
●YouTubeでもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
1 Lemmon Quaaludes 714
レモン・クエイルード ７１４
Comment:
やはり私のナンバー１はこのシーン！ジョーダンがカントリークラブの公衆電話で「ルード」が急に効き出したシーンです！「なんでこんな時に！」という皮肉とディカプリオの演技力が最高におもしろかったです。この顔を見て下さい！演技でできる顔ではありませんよ！
-会話中のしらふからハイになる移り変わり具合がHilarious!
９０分遅れて効き出した強烈な「ルード」。話の途中から「フィーアーイ」と意味不明な言葉が出てきた時つい吹き出しちゃいました。
- I like the internal monologue!
意外と冷静な自分の心の声（内的独白）が入ってくるのがまたソルセージー監督のいいセンスですね～。 皆様も酔っぱらってる時に自分の冷静な声が聞こえてきません？
そして入り口の階段は数段しかないのに、彼の目線から見るとその５倍あるように見えます。
主観と客観を両方楽しめるシーンですね。
-参考題材はベルフォート氏本人とYouTube動画？
ディカプリオはこのシーンのためにベルフォート氏本人から直接指導を受け、さらにあるYouTube動画を参考にしたとインタビューで説明しています。
この名場面についてディカプリオは次のように説明しています：
"To me, it was almost like a small film within the film and we kind of treated it that way...”
私にとってこのシーンはこの映画の中の「小さな映画」のようだった。そしてそのように我々はこのシーンを扱った。。。
"A lot of it came from me really filming Jordan, talking to me about what Quaaludes were like. I had him rolling around on the floor for me and he was very helpful with that..."
「（このシーンの演技について）この演技の多くはジョーダン本人が指導してくれた。「クエイルード」がどんなものかをジョーダンが直接話してくれたり実際演じてくれた。床をゴロゴロしている姿を私は録画して勉強題材にした。すごく参考になった。」
...but a lot of the research that I did really came from watching this one video. It’s on YouTube, it’s called “The Drunkest Man In The World” ... That was a huge inspiration for me.”
「しかし私が個人的に探して参考題材にしたのは「世界一酔っぱらってる男」というYouTubeビデオだった。。。このビデオがこのシーンの演技の大きなインスピレーションだった。」
参考：Leonardo DiCaprio Wolf of Wall Street Interview
また、ベルフォート氏のインタビューによると、彼はディカプリオの実家でこの「ルード勉強会」をしていました。するとディカプリオの父が練習中に部屋に入ってきてその姿を見てびっくりしたというエピソードを話しています。「大丈夫、こう見えても俺たちは仕事してるんだ！」とみんなで爆笑したらしいです。Jordan Belfort: The Real Wolf of Wall Street Raw Footage
やはり、ディカプリオは努力家ですね。
そしてこのシーンの素晴らしい演技！観客も「ルードの世界」に引き込まれるようなシーンです。Bravo!
●YouTubeでこのシーンをもう一度見たい方はこちらからどうぞ。
以上、My funniest scenes from "The Wolf of Wall Street" でした
Thanks for reading!
P.S. 最後にこの映画に関しておもしろ情報を一つ：
この映画のキャスティングの時、ジョーダン役の候補者はディカプリオとあのブラッド・ピットだったらしいです。（その他にもジョージ・クルーニやマーク・ウォールバーグも候補）しかしベルフォート氏はディカプリオとソルセージー監督のファンだったのでレオに決めたとか。
参考：Jordan Belfort: The Real Wolf of Wall Street Raw Footage
Great choice! ディカプリオで正解！
あとはこの人もよかったかも？↓
ベルフォート氏のCrazyなライフスタイルにはCrazy Nick Cageを。
Thanks again!
関連記事
●（ネタバレ注意）ウルフ・オブ・ウォールストリートはどこまで本当なの？：本人が白状
●ウルフ・オブ・ウォールストリートの登場人物と実物の顔写真
Fuckの意味といろいろな使い方：使用は控えて意味だけ分かっておきたい
