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非常に難しいテーマだろうと思う。
家にいて旦那が稼いできてくれる。子育ては大変な面はあるだろう。家事も大変だろう。それでも子供がある程度手がかからなくなれば。。。昼はお友達とランチ。昼寝もできる。仕事に行くことによってうまれる人間関係によるストレスもない。習い事などをマイペースで始めて、気付けば先生になるくらいにやっているというような人も多いだろう。ずーっと外で同じような仕事をやり続けなければいけないよりも遥かに充実しているようにも見える。
一方で、張り合いがないという感情を同時に持つ女性も多いだろう。やっぱり働き続ければよかったな。。。と思うときもあるはずだ。どっちが幸せであるかはいえない。もちろん、男性が主夫になるという選択肢もないではないが、現代においては一般的ではない。(今後も一般的にはならないと僕自身は考えている)女性のほうが選択肢が多い分、人生を楽しめることもあるが後悔する場面も多いのかもしれない。
働きながらの子育ては大変だし、仕事をやるということはストレスも多くなる。でも、外でいろんな人と触れ合うというのは家にこもって家事ばかりしたり、なんとなく時間つぶしをしているよりは充実していると感じることも多いだろう。
どちらがいいのだろうか?ニューヨークタイムズのコラムでアンケート調査の結果が紹介されていた。
At-Home vs. Employed Mothers: Who’s Happier
この表を見ると分かるが、もっともネガティブな感情を持ちやすいのは主婦。働いている子供が居る女性。子供が居ない働いている女性となる。
僕はどういう人生を選ぶかは個人の自由である。夫婦で話し合って決めればよいと思っている。政府が関与すべきでないし、子育て支援や就労支援・税控除などの制度によって特定の生き方を優遇することがあってはならないと思っている。
ただ、個人的には家電が発展して家事にかかる時間が減っている時代においては女性は働いたほうが幸せになれるだろうなあ。と思っている人間でもある。
面白いのは子供が居ない働いている女性が一番ネガティブな感情を持たないことだ。子供が生まれると1年程度で人間は不幸になるという研究と一致しているようにも見える。実際、よく見渡すと実は子供が居ない夫婦のほうが仲がよかったりするからそんなものかもしれない。(だから、少子化が進んでいる可能性は高い。子供を持たないというのがある意味で合理的な選択だ。)
なるほど。女性は働いたほうが幸せなんだ。だから、政府は女性の就労を支援しろ!とい人がでてきそうだが、それが正しいかは疑問だ。費用対効果の分析をすべきだろう。また、このコラムにもあるように、専業主婦のほうが不幸なのだから、専業主婦にこそ金銭的手当てをすべきだろうとの意見も成り立ちうることも注意しないといけないだろう。
ちなみに働いているから収入が高いから幸せなだけだろうというのは成り立たない。この調査では同程度の所得同士でも比較しており同様の結果らしいからだ。
ただし・・・。
but at middle and higher incomes, mothers at home experienced about as much positive emotion as did their employed counterparts.
とある。中位から高所得の層では働いていても働いていなくても幸せの度合いはあまり変わらないらしい。
今、アメリカで言われているような高学歴・高スキルの女性の労働市場からのドロップアウトの背景がここにもあるのかもしれない。ここが個人的には一番やっぱりなと思わされた部分である。
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