ヨシダです
11月上旬にJIMTOFに行ってきました。2年に1回だけの開催だからぜひ見ておきたかったのです。
今年は、二年前と比べてなんとなくお客さんが減っている印象をうけました。(実際はどうなんだろう?)
これは、開会した瞬間です。大勢のお客さんがいっせいに入り込んでいます。この時点では、すっごく人が多く感じます。
ちなみに、中に入ってしまうと撮影禁止なので、中では写真とれないので、入り口で撮りました。
ここは、神戸大学大学院の白瀬研究室のブースです。まだ午前中だったので誰もいませんでした。
えっと・・・、本当なら撮影禁止なんですが・・・こっそり1枚だけ写しました。
この真正面に森精機のブースがあります。森精機はあいかわらず、場所をかなり広くとってますね。
(こっから私の個人的感想です。)
さて、森精機のブースでは、営業マン(姫路営業所の人らしい)の人に親切にほぼ全部の機種の説明をしてくださいました。ありがとうございました。
森精機って最近は、超精密のナノレベルの工作機械も研究しているそうでして、まだ実用化はしてないけど、いずれ販売するようなことをおっしゃってました。
もちろん5軸加工機や複合加工機が一番の目玉なのでいっぱい説明してくださいました。
でも、実際には5軸加工機、複合機は、2割程度しか売れてなくて、やっぱり7割くらいは従来のマシニングセンタが売れているとこのとでした。
それより・・・・最新の複合加工機を見せてもらって、その最先端ぶりを見せつけられてしまうと・・・なんか、工作技術センターの仕事ってもう30年前の古臭い仕事のような気になってしまいます
どんなにがんばっても5軸加工機とかなんて工作技術センターでは買えない
・・・となると、我々の教育って何が大事なのだろうか?
最新鋭の工作機械の実習するよりも、むしろ旧来からの手送りの旋盤やフライス盤を使わせて、肌で切削加工を体験させたりすることによって、加工手順や、加工というものを理解させる手法をとるのがいいんじゃないだろうか。
で、最新鋭の工作機械は更新できないけど、でもでも、最新鋭の刃物(エンドミル、バイト)については、かろうじて買うことができる。
だから、もうせめて切削工具など消耗品だけでも最新鋭を学生さんに紹介しつづけていこうかと思いました。
もっとも切削について素人の学生さんに最新の切削工具を紹介してもピンとこないかも知れませんが