こんばんは、千鶴です。
今日は急に風が強くなってきて、
木々に残っていた葉がたくさん落ちてきました。
枯葉を踏んだときに「カサっ」と音がするのが結構好きです。
さて、
今日という日は一日しかありません。
去年もおととしも、ず～っと前から「12月9日」という日は
存在していたのですが、今日と同じ日ではありません。
そして明日という日も
まだ迎えてはいませんが、
今日と似ていても違う日です。
似ている毎日だとしても
全く同じ一日なんて絶対にないのです。
今日は午後から強い風が吹いてきて
たくさんの葉が街に舞っていました。
プールで泳いでいたら
底の水が揺れながら陽に輝いて
キラキラとしていました。
赤ちゃんがお母さんと一緒に楽しそうに泳ぐ姿。
ご老人が淡々と歩く姿。
見上げると街路樹が揺れて
たくさんの葉を落としています。
人気のないプールでは
自分の呼吸の音が聞こえてきます。
手で水をかくたびにざば～んと勢いよく上がる音も、
バタ足の足の間から生まれては消える空気の泡も
同じように見えて
どれも決して同じではない。
全く同じことが起こることは二度とないのです。
だから
毎日を丁寧に、
全く新しい体験をするように味わいたいと思うのです。
朝目覚めるたびにわたしは
今日わたしは生まれた
今日は全く新しい一日
そう感じます。
生まれたての自分。
生まれたての一日。
お茶を注ぐマグカップも初めて触るかのように感じ、
顔を洗うお湯も初めて触るかのように感じます。
朝食の青菜を口に運ぶ度
初めて味わうように感じます。
いつもの街を初めて来たかのように感じ
いつもの空、いつもの雲も
すべてはいつもと同じようですが
どれ一つとして同じじゃなく
いつも生まれ変わっているんです。
わたしはそうやって
朝目覚めるたびにリセットし
新しい自分を始めます。
そして
新しい世界を創っているんです。
日々を丁寧に暮らすこと。
それは日々を味わうこと。
そしてその度新鮮な経験をしていくこと。
そうやって
わたしの人生は創られていくのです。
心からの愛と感謝をこめて
千鶴