さてさて到着しました!鈴虫寺に・・・。
ここ鈴虫寺の正式の名は妙徳山・華厳寺で、江戸中期の・・・
(・・。)ん?ちょっと固いかっ!
堅い話はやぁ~んぴっ!!
普通は秋にしか鳴かない鈴虫がこの寺では、
季節に関係なく1年中鳴いてるので、こう呼ばれてるらしい。
ここには幸福を呼ぶお地蔵さまがいて、
願い事をひとつだけ叶えてくれるんだって!
しかもわざわざ京都からどこまででも、
その人の家まで願いを叶えに歩いてきてくれるそう・・・。
ご苦労な話だ。
中には海外からお願いしに来る人もいるらしいけど・・・
お地蔵さまには・・・
実はあるのかな・・・
どこでもドアが・・・。
それでお地蔵さまの中でも他に類をみないのが、
足にわらじを履いているというところなのよ。
もしかしたらあるのかな・・・
頭に
タケコプターが・・・。
さてさて・・・到着してからすぐに寺の中に通され、
坊主の説法を聴くことになった。
昔の坊主は精進で酒も肴も女も・・・ご法度だったわけで、
ずいぶんと堅いイメージだったわけだけど、
最近の坊主はちょっと違うね~っ。
生臭坊主になっただけじゃなく、笑いのつぼも
ちゃんと研究してるみたいだわ。
お札とお守りをごっちゃにしちゃってる人がいるって話で、
本来ならお札は、家の南か東に向くところに奉るんだけど、
お守りと間違えてかばんに入れて持ち歩く人がいるって・・・。
Σ( ̄ロ ̄|||)ハッ!? 嘘だろっ?!
きっと坊主のジョークなんだろうけど・・・……(-。-) ボソッ
あの~っ!これ読んでる方・・・
今の・・・笑えました?!
( ̄_________ ̄)シラー
お茶と小さなお菓子をごちになりつつ、話は進む。
(*⌒~⌒*)もぐもぐ・・・
『皆さんに今、召し上がって頂いているそのお菓子ですが・・・』
((・・。)ん? これ?これがどうしたのよ?まじまじと見る。
『中に小さな黒い粒々が入ってると思いますが、
実はここ、鈴虫をこんなにたくさん飼っていますと、
どうしても次々と死んでいくのですが・・・』
『実はその死骸を粉々にして・・・
・・・お菓子に混ぜて・・・』
)))))))))))( ̄― ̄;)/ギク!
(>o<;))((;>o<) ゴホゴホ ・・・ (>Д<)カァーッ ( -д-) 、ペッ
『・・・いるんじゃないか?と、
よく言われるのですが、実は・・・』
(゚∇゚ ;)エッ!? なに?なに?なによっ・・・この黒い粒々はぁ~?!
『・・・まったくそんなことは
・・・ありません・・・。』
(´▽`) ホッ 早く言えよ・・・坊主!!
『これはしその葉を細かくしたものですので、
安心して召し上がって頂けます・・・(。-_-。 )ノハイ 』
そりゃそうだろっ!鈴虫の死骸入り菓子なんて食っちゃぁ、食中毒だぜ~!
即、営業停止処分だなぁ……(-。-) ボソッ
お願い事をする手順を聞いて、その通り、
300円のお守りを買い、お地蔵さまにお賽銭し、
お守りの“幸”の1文字が出るようにして手のひらにはさみ、
心の中で自分の名前と住所を唱え、
ひたすら (;人;) オ・ネ・ガ・イ
たったひとつなのよ・・・叶えてくれるのは・・・。
あれもこれもお願いしたいけど・・・。
家庭円満とか夫婦円満とか、健康とか
ひとりの時間が欲しいなんていう漠然としたお願いより・・・
この際はっきりわかりやすく、お願いしようかしら?!
今一番欲しいもの! 車が欲しいのよね・・・新車!
懸賞に力を注いでるけどね、なかなか当たらないのよ。
だから・・・
『車が当たりますように・・・』はどうかな?
Σ( ̄ロ ̄|||)ハッ!? 待てよっ!!
そんな事お願いして本当に当たったらどうするよぉ・・・・・・(゚_゚I)タラー・・・
コンクリートの壁に・・・。
『頭が良くなりますように・・・』はどうかな?
今さらどう良くなっても、主婦には必要ないなっ! ┐( ̄ヘ ̄)┌
(* ̄∇ ̄*)エヘヘ 真面目に考えなきゃ・・・ばちが当たるなっ・・・。
私の生活を考え直して見る・・・若干時間・・・・。
欲を言えばきりがないし、ひとつひとつ消去法で答えを出す。
究極の選択ってやつ!
だけど今の σ(*・_・*) ワタシッ にとって、
何が一番なのか・・・探るのにそう時間はかからなかったわ!
誰にも言わないけどっ・・・言う必要ないじゃん!
ここにも書かないけどっ・・・書く必要ないじゃん!
お地蔵さまに肩を押されてくれれば・・・と密かに願ってるわけ!
さてさて・・・この願い・・・叶うのは
いつ?いつ?いつ?
お地蔵さまぁ~
・・・Hey へ( ̄- ̄ )かもぉん♪・・・