さて、前回のつづきです。
ノルレボ錠を服用して妊娠する確率は、
服用した人の生理日などを全く無視した場合は、失敗率1.34%であり、
排卵日付近の妊娠しやすい時期だった場合でも、
妊娠阻止率84%と素晴らしい薬です
一時的に使用するだけなので、服用したことでその後に何か悪影響があるものでもありません。
そして、もし、妊娠していたとしても、
そのまま妊娠の継続をしていただいて全く問題はありません
(ノルレボ錠を服用したことで、中絶をしなければならない、ということはありませんよ)
おさらいです
ノルレボ錠は、避妊に失敗した、避妊をしなかった性交渉後、
72時間以内(なるべく早く)に服用する薬です。
ノルレボ錠を服用した後は、早い方で1週間以内に生理が来ることもありますが、
まずは3週間待ちましょう
3週間経過しても生理が来ない場合は、妊娠検査薬を試しましょう。
もし妊娠反応が陽性に出たとしたら、速やかに婦人科を受診しましょう。
妊娠反応が陰性であれば、1週間は待っても
もし1週間経過しても生理が来ない場合には婦人科を受診しましょう。
ノルレボ錠を服用した方は、今すぐの妊娠を希望されていないから服用するのですから、
今後の避妊方法について、しっかり考えましょう
今後の避妊方法の相談をされたい方は、エナエナももいろ相談室
までどうぞ
どの病院でアフターピルを服用していても、全く問題ありません。
もしかしたら、病院によってノルレボ錠ではなく
ヤッペ法を選択していることもあるかと思います。
コストの違いもあるかと思いますが、1回の服用で、副作用も少ない
ノルレボ錠をお勧めします
アクシデントはいつ起こるかわかりませんし、
緊急避妊(アフターピル)のことを知らない方が沢山いらっしゃるので、
もっともっと知っていてもらいたい知識です