治療費と私の命どっちの方が、、、 | 40歳2児のママ★若年性乳がん8年生!!

40歳2児のママ★若年性乳がん8年生!!

15歳と13歳の子育て中。2016年7月、 初検診で乳がん発覚!!
ステージ2b(しかし手術で開けてみるとリンパ転移多数で実際は3a相当でした´д` ;)
ホルモン陰性のHER2タイプ。グレード3(やっぱな!!)
突然始まった闘病生活の記録を、私らしく綴っていきます(^^)





こんにちは!



ARALEです/(^o^)









いやぁー先日はお騒がせいたしました(^◇^;)





お陰様で食欲も戻り元気に過ごしています!!







今日はハーセプ10回目の投与にきています。





4ヶ月間血液検査をしていなかったので、久々に採血も。



まぁ大丈夫だと思うのですが、結果は次回聞くことに。









先日私を一瞬だけ2kg痩せさせてくれたシコリは、私の不安が消えるのと同時に消えていき、体重も戻っていきました(くそぅっ(;▽;)!!)。





ついでに蕁麻疹も、医師から「良性」の連絡を受けた翌日からグングン良くなり、今ではほとんど消えました^_^





心と体の密接な関係を思い知らされた出来事でしたねー(´⊙ω⊙`)







にしても、抗がん剤治療中も、二の腕にシコリ。



ハーセプチン中も鼠径リンパ節にシコリ。





どちらも良性でしたが、この半年ほどの間に2回もシコリができるなんて.°(ಗдಗ。)°.





脅かして寿命縮ませてストレス与えて免疫力下げる作戦か(;´д`)?!(誰の?)





しかもこの2つのシコリ、散々ネットで調べて触りまくってみましたが、「硬い」「可動性がない」「痛みがない」とか悪性腫瘍の特徴ばかりに当てはまっていました。





私の主治医は手術件数5000を超えるベテランですが、触っても難しい顔をして「むーーん」と言うだけで、私が「悪性の可能性は?」と聞いても「半々」と言われました。





やはり、細胞を検査してみないとシコリが良性かどうかなんてわからないものだなーと、今回の件で改めて思いました。





今日看護師さんからも、「聞いたよー。この間のなんでもなくて良かったねー!」と声をかけていただきました。





シコリの検査で受診した時診察室にいた看護師さんで、その時私は柄にもなく「先生ーどうしよー不安ですー(ToT)」とか言って泣いてしまって^^;





「先日はお騒がせしました^^;取り乱してしまいすみませんでした(;▽;)」





と私も返したのですが、看護師さんは、





「いいんだよー!気になったことあったらすぐに聞いた方がいいよ!なんだって(再発・転移の発見)早く小さなうちに見つけた方が絶対いいんだから^_^」





と言ってくれました。









なので、シコリに気づいたら今後も自己判断でほっといたりせず、すぐ病院に相談しようって思いました^ - ^











そんな訳で、今日も元気に人類の英知の結晶ハーセプチンを打って、頑張るぞー!!







今日のお会計は約4万円ちょっとくらいになる予定。





限度額認定証とか高額療養費制度とかホント助けられてますが、それでも毎月確実に消えて行く¥50000近いお金、、、







放射線治療の時はこのハーセプ代の他に+9万円くらいかかりましたからね、、、





親の退職金から出してくれたARALE基金80万円も、手術、抗がん剤、放射線治療、ハーセプチンと続いてきた治療で、先月遂に底をつきました。







私の残る初期治療は、2月まで3週間おきのハーセプチン。





毎月約5万円かかるとして、あと5ヶ月間だから、あと40万円かかります。













再発でもしたら、治療を望む限りこれが死ぬまで続きます。









10年間治療されてる先輩患者さんが、「治療費が払えなくなって、治療を辞めていった人をたくさんみてきたよ。」と言っていました。







無理もないことです。













医療保険やがん保険に入ってなかった奴が悪いって言われたらぐうの音も出ません。







私だって、早くに結婚出産をし、やっと子供たちが入学し、さあこれから働いて、自分の保険料くらいは自分で払っていこうと希望に胸膨らませてファイナンシャルプランナーに相談していた矢先のガン発覚でした。







でも、あの時胸のシコリに気づいて、「まさかこの歳で、こんなに元気なのにガンな訳ないよね?

ネットにも、ほとんどのシコリは良性って書いてるし。」







とか頭をよぎり、とりあえず保険に加入して、免責期間の3ヶ月を過ぎてから検診をしようかとも散々悩んだのですが、そうしなくて本当に良かったと思っています。







保険には入れなかったけれど。



私はエコーやPETではワキのリンパ節転移は2個でステージ2bと言われていたのに、術後医師の見立てで6個転移確認、病理検査では8個とわかりました。









PETにも映らない転移が6個もあって、本当は一度診断したステージは変えられないそうですが、実際はステージ3a相当だった訳で。









不安を押し殺してがん保険に入って3ヶ月経ってから検診受けてたら、今の私はいなかったかもしれません。





そうなってたら、がん保険に入れなかった今の後悔以上に、もっと取り返しのつかない後悔をしていたと思います。











医師からも、「本来ガンは免疫力下がった高齢の人がなる病気で、あなたのようなピチピチギャル(古っw!!でもなんか嬉しいw!!)がなる病気じゃないんです」







と言われました。







本当は元気に仕事や子育てを楽しめるはずの、一番脂の乗ってくる楽しい時期。







周りの友人たちにも、こんな境遇の人はいないし、共有できない命や家族やお金の不安。







こんなにも追い詰められるAYA世代のがん、フォローしてくれる行政の対策をなんとか早急にお願いしたいものです。

















写真は頑張った一昨日の夕食。





イカゲソとゴロの包み焼き



イカ飯



イカとジャガイモのマヨ焼き(焦げたマヨは取り除きましたよーw)



祖父が育てた無農薬水菜と小松菜とネギ、シメジの具沢山お味噌汁



焼きおにぎり



鰹のタタキ