ブラックラフアウトレザーのメンテナンス方法 | EMPTY GARAGE "El Camino" BLOG 

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昔からEMPTY GARAGEでカスタムブーツをオーダーして頂いている東京のアパレル会社社長と世間でちょっと話題の青年のブーツがリペアで福岡に戻ってきました。元々人気モデルだった彼は、非常に人懐っこい性格でオラオラな雰囲気をださない青年でもあります。

しかし、ブーツはちょっと傷みすぎていますね。H-Dのチョッパーに乗る彼のシングルセラスティックトウはすでに変形しています。やはり、ハードなチョッパーに乗る人には、ホワイツの場合、最低でもダブルセラスティックトウか、スチールトウぐらい必要かもしれませんね。WESCOの場合は、スチールトウかコンポジットトウでしょうか。



今回はヒール交換のためのドッグ入りでしたが、契約職人さんから早々にブーツが仕上がってきました。しかし、ソール周りがキレイなのに、アッパーレザーがすでにブラックではなくなっていたので、EMPTY GARAGEがメンテナンスをすることにしました。



まずはオイルがかなり抜けているので、防水性と保湿を兼ねて・・・

WHITESブーツ純正ブーツオイル
 を使用します。(ホワイツ社は、ホワイツブーツにミンクオイルを使用しないで下さいと言っています) このオイルは液状で、キャップが刷毛になっているので簡単に塗ることができます。ホワイトソールステッチに色が付かないようにマスキングテープをはります。

すでにブーツオイルを塗った状態でも、先程の白っぽさはなくなりました。

次は、ブラックラフアウトのレザーをスエードスプレーを使ってブラックに染めていきます。


使用するメンテ用品は
SAPHIRE(フランス製)スエードスプレーブラック

S字管などでつり下げて、できるだけ屋外でスプレーします。室内ですると結構な臭いになります。


大きなムラがでないように気をつけながらスプレーしたら乾燥させます。今回は室内の暖房と扇風機を使用しました。

(乾燥中)

さて、マスキングテープを剥がして新品のブーツレースを用意してから撮影しました。








どうでしょうか。

家庭でできるブラックラフアウトレザーのメンテナンス方法でした。


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”カスタムブーツストア”
http://emptygarage.jp/ 
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