いまの日本に接種しなければならない予防接種(ワクチン)は存在しないのです。

平成6年の予防接種法改正により、義務接種を廃止しております。その理由は、国民の意識が高まり、各個人が判断できる状況になったからとあります。取り敢えずの「義務接種」は廃止しましたが、政府として接種を推奨するものを定期接種としました。たびたび出していますが、改めて確認。

定期接種:政府が接種をめる努力義務がある
(努力義務と接種義務とを勘違いしないようにしましょう)
任意接種:個人の接種希望による


故に、担当医が接種を拒否するなら児童虐待で警察に通報するとか(実話)、児童相談員を呼んで母親を取り囲み、全員で罵声を浴びせる行為(実話)は法律で規定されている範疇からは大きく外れます。もはや脅迫です。その医者を恐喝で逮捕すべきです!!

なぜ、医者も、警察も、児童相談員も、よく勉強した結果で接種をしないと決定した母親を罵倒できるのか。それは、、、誰も法律を知らないからであります。木が茂って道路標識が見えない状態を放置しているのと同じ状況です。だれも標識を見る事が出来ない。。。 茂みをかき分けて標識を見たものだけが知りうる状況。本来、だれがこの茂みを伐採する責任があるのでしょうかはてなマーク ま、考えるまでもないですね。ちゃんと標識は立ててありますでしょ と(誰も見えないだけ)。それが政府のやり方です。

私の後輩医師夫婦の2人のお子さんも予防接種は一切行っていないため、母子手帳は真っ白である。しかし、両親が医師である場合、、、誰も何も言わないのである。この理由は何か? 相手が医師だと気後れして何も言えず、素人ママだと馬鹿にするのである。

であらば、

予防接種(ワクチン)を強要する担当医に遭遇した場合は、
1)熟知した上で接種しない決定したことを明言する
2)夫婦で話し合った結果であることも明言する
3)念のため、接種予定の薬剤添付文書を持参する(副反応の内容と確率を指さして「これが嫌だ」と言い張る:良いか悪いかの判断は医者でなし)
4)最後は、下記の同意書を担当医に渡す(試しに作ってみた)

$田中佳先生のブログ

まあ、この同意書を出されてサインする医者は1人もいないであろう。しかし正論である。法律で義務接種は存在せず、最終判断は接種者(保護者)に委ねられているからである。それでも尚、接種を強要するのであれば、担当医には接種に伴う責任を負う覚悟があるということになる。

ただし、この法律を知っている医者は殆ど居ないので、医者からの罵声に耐える覚悟は必要である。「いやならいーよー、感染してあなたの子供が死んでもしらないからねー」とか(実話)。

感染して死んでも知らない う~む、1人の人としてそんなことを言って良いのだろうか。この言葉は予防接種が有効であるという前提にある。そもそも、そんな前提は予防接種には存在しない。添付文書にも100%有効だとか、一生有効だなんてことは書いてない。ワクチンでできた抗体は長持ちしても20年がいいところである。効けばラッキー、長く持てばラッキー、効果消失は当然。これがワクチンに対する概念だ(以前のブログ参照)。


20133月末日をもって、インフルエンザワクチン日本脳炎ワクチン定期接種が廃止された。ここで大切なことは、政府が接種を勧めることを廃止した点である。故に、任意接種へ格下げとなったので、誰からも接種に関してはとやかく言われる筋合いは無いということである。
参照:◆ 日本脳炎・インフルが定期接種廃止へ