火がついたように泣きわめくわけのわからない赤ん坊が、
とつぜん出現したらどうしますか?
放っておきますか?
声の聴こえないところへ押しやり、いなかったことにしますか?
とにかく抱いてみますか?
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みなさんは、この年末年始、どんな心模様でおすごしでしたか?
私は、この期に及んで、思いもかけず「感情の蔵だし」が起こり、本当にびっくりするくらい、いろいろな感情が渦巻いてきて、(なんなんだこれ……)という状況に襲われたのです。
自分であれこれ理屈をつけるのは得意ですから、いい感じの理由を見つけてナットクしているはずなのに、やっぱりおさまらない気持ちがあふれてきます。
それを、うまく切り替えられたと思ったら、また、暗雲がたちこめてきて嵐が吹き荒れ稲妻まで轟く……というようなことを、あきもせず何度も繰り返していました(汗)
自分の中に、おしこめてしまった感情や、すでに行き場がなくなった感情があると気づいても、どうすればいいのかわからなかったのです。
今日、わかったので、書いておきます。
私は何をすればいいのでしょう?
おかあさんになればいいのです。
「感情」のエネルギーを放出しまくっている赤ちゃんのような私を、ただ抱いてあげればいいのです。
火がついたように泣きわめくわけのわからない赤ん坊が、とつぜん出現したらどうしますか?
放っておきますか?
声の聴こえないところへ押しやり、いなかったことにしますか?
とにかく抱いてみますか?
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私は、自分に必要なのは「トモダチ」だと思っていました。
でも、私は、まだ赤ちゃんだったのです。驚いたことに!!
必要なのは、 「おかあさん」だったのです。
おやまあ。って感じです。
もしかすると、「おかあさん」よりも、もっと前の段階ではないかとさえ思っています。
つながり(へその緒)とか育み(胎盤)とか。
安心で安全な場所(子宮)とか。
そこから、もう一度、やり直していくような。
もう一度、わたしを、組み替えていくような。
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赤ちゃんは、とてつもないエネルギーを持っています。
満たされても、満たされなくても、エネルギーを放出します。
私は、満たされない気持ちを、創造のエネルギーに換えてきたかもしれないと思うのです。
だから書いても書いても満たされないし、枯渇する不安におびえている。
枯渇していいのです。満たされない想いなんて。
だから、もう一度、やり直したい。
満たされないからではなく、満たされた私から。
愛は無尽蔵だと、体感したい。
創造も無尽蔵だと、確信したい。
今日、そんなことを思っています。
まずは、「私という感情の塊」と、「へその緒」でつながります。
そして、どんな感情も全肯定する「胎盤」になります。
安心で安全で、あたたかくて、ふわふわふかふかの
浜田えみな
(※画像は、長男が中1の時に作ったクッション。アザラシ?)