火がついたように泣きわめくわけのわからない赤ん坊が、
とつぜん出現したらどうしますか?


放っておきますか? 
声の聴こえないところへ押しやり、いなかったことにしますか? 
とにかく抱いてみますか?


***


みなさんは、この年末年始、どんな心模様でおすごしでしたか?


私は、この期に及んで、思いもかけず「感情の蔵だし」が起こり、本当にびっくりするくらい、いろいろな感情が渦巻いてきて、(なんなんだこれ……)という状況に襲われたのです。


自分であれこれ理屈をつけるのは得意ですから、いい感じの理由を見つけてナットクしているはずなのに、やっぱりおさまらない気持ちがあふれてきます。

それを、うまく切り替えられたと思ったら、また、暗雲がたちこめてきて嵐が吹き荒れ稲妻まで轟く……というようなことを、あきもせず何度も繰り返していました(汗)


自分の中に、おしこめてしまった感情や、すでに行き場がなくなった感情があると気づいても、どうすればいいのかわからなかったのです。


今日、わかったので、書いておきます。

私は何をすればいいのでしょう?


おかあさんになればいいのです。

「感情」のエネルギーを放出しまくっている赤ちゃんのような私を、ただ抱いてあげればいいのです。


火がついたように泣きわめくわけのわからない赤ん坊が、とつぜん出現したらどうしますか?


放っておきますか? 
声の聴こえないところへ押しやり、いなかったことにしますか? 
とにかく抱いてみますか?


***


私は、自分に必要なのは「トモダチ」だと思っていました。
でも、私は、まだ赤ちゃんだったのです。驚いたことに!!


必要なのは、 「おかあさん」だったのです。
おやまあ。って感じです。


もしかすると、「おかあさん」よりも、もっと前の段階ではないかとさえ思っています。


つながり(へその緒)とか育み(胎盤)とか。
安心で安全な場所(子宮)とか。


そこから、もう一度、やり直していくような。
もう一度、わたしを、組み替えていくような。


***


赤ちゃんは、とてつもないエネルギーを持っています。
満たされても、満たされなくても、エネルギーを放出します。

私は、満たされない気持ちを、創造のエネルギーに換えてきたかもしれないと思うのです。
だから書いても書いても満たされないし、枯渇する不安におびえている。

枯渇していいのです。満たされない想いなんて。


だから、もう一度、やり直したい。


満たされないからではなく、満たされた私から。
愛は無尽蔵だと、体感したい。
創造も無尽蔵だと、確信したい。


今日、そんなことを思っています。


まずは、「私という感情の塊」と、「へその緒」でつながります。
そして、どんな感情も全肯定する「胎盤」になります。


安心で安全で、あたたかくて、ふわふわふかふかの


浜田えみな


(※画像は、長男が中1の時に作ったクッション。アザラシ?)