「まれ」第26週(最終週)の感想です。


(最終回&総評を含みます)


酷評しますので、楽しく見ている方はお引き取り下さい。(閲覧注意注意


最終週なので録画して全部見ました。


結局このドラマのテーマは何なのか最後まで分からなかったです。


「家族は一緒におるだけでいい」というのが最終週の推しでしたが、全編通してまれに出て来る家庭はどれも暖かいとは思えず、「津村家による桶作家乗っ取り物語に思えるぐらい息子一家のことがおざなりで、その事を考えるとどこが「家族は一緒におるだけでいい」なのか、なぜこのドラマは台詞でばかり「ちょっといいこと風」「感動風」に見せかけてこんなにも中身がないのかと思いました。


大悟から「何かを得る為には何かを捨てなければいけない」というのを学んでも、「ケーキ屋」と「母親」(と「塗師屋の女将」)を両立させようとするだけでなく「世界一」まで手に入れようという欲深いまれ。


徹を本気で探す様子もなく、ビール片手に「親父釣れないかな」なんてニヤついていた一徹が、徹に会うなり殴るとか。


本気で心配し探していたからこそ、本気で怒るもんだと思うのですが・・・ガーン


なよなよで人を殴ることが出来なかった一徹が、父親(徹)を殴る事で「成長した」とでも言いたかったのでしょうか?????


藍子も徹をめちゃくちゃ殴っていましたが、徹はこれまでも何度も蒸発したのにどうして今回だけあんなに怒ったのでしょうか。


あのふざけた紙芝居は、あれのおかげで孫が徹の事を覚えることが出来た=文さんの粋な計らいという事だったんでしょうか?????


一子の家族とマキちゃんの絆が全く描かれる事がないまま「家族じゃ」と画面の向こうで感動風に盛り上がっていましたが、見ているこちらはどっ白けでしたガーン


一子の「東京の人は土の人」発言も、「東京の人も、所詮どこかの地方の土の人の集まり」なら分かるんですが、東京にもともと住んでいる本当の土の人から言わせれば、地方から移り住んでいる人達は「風の人」に過ぎないですよね?


そういえば沙耶はどうして登場したんですかね?


沙耶が登場してからまれのケーキ屋は休むことが多かった気がしますが、酷い時はタイムキーパー代わりに5時間以上付き合わせてバイト代は払っていたのでしょうか。


挙げたらきりがないですが、あまりに頓珍漢でお粗末で史上最悪の朝ドラでした。


炎上商法に走った制作者のおふざけが過ぎて、倫理観が欠如して辻褄が合わない、とっちらかった話でした。


Yahoo!みんなの感想は視聴者の怒りの声にあふれ、批判コメントを消す人のせいでさらに怒りが増すという状態でしたが、他人のコメントが簡単には消せないYahoo!ニュースや東洋経済オンラインの記事のコメント欄は批判コメントであふれていました。


特に「朝ドラ「まれ」第24週平均は20・2%!2週ぶり大台に回復」の方は、私が見た時にはこのドラマを褒めるコメントが1つもありませんでした。


朝ドラについてはここ何年か感想記事を書いていますが、結構辛口になってしまう事もあり、たまに怒りに任せた様なコメントをもらう事があります。


まぁ冒頭に「楽しく見ている方はご遠慮下さい」と断りを入れているにも関わらずわざわざ感想を読んで、反論だけとか怒りに任せてとか丁寧語ではないコメントを書く時点で、「ああ、このドラマを好きな人ってこういう人なのね」「だから楽しめるのね」とは思いますが、「まれ」に関してはそういうものがほとんどありませんでした。


(ゼロではないですが。)


そういう点でも、このドラマがあまりに愛されなかったドラマなんだと思います。


毎週なるべくリセットした状態で見る様にして、褒めるべきところは褒めるというスタンスで感想を書いてきたつもりではありますが、それでも最終回にかけてどんどん駄作っぷりに拍車がかかって、本当に褒めるところがなくなってしまいました。


まぁ番組が始まった時から「夢ギライ」という言葉に違和感があって、「夢アレルギー」ってなんだ?とは思っていました。


特に「まれの夢ギライ」というワードも大嫌いでした。


夢夢夢夢と、とにかくしつこかったです。


そのしつこさは「失敗おっぱい世界一!」にも通じていました。


家族の関係が薄ら寒いところとか、まれがケーキを作ることよりもノートにケーキのイラストを描いたり透明ボードに大して意味のない事を書く事に一生懸命だったり、「干からびたケーキ」「豊かな味になった」というわざと相反するものを入れて来るなど、悪い部分には一貫性があったと思いますガーン


途中からケーキがまずそうになって、奈良漬に見えるタルトタタンが出て来たリ、ケーキの切り口が素人が切るよりも汚くなったりしていた事も追加しておきます。


(コンテストの時の大悟のケーキの切り口も汚かった。日本一のシェフまたは日本一の大会のスタッフがケーキ一つ切れないなんて・・・。)


どうでもいいドタバタを長々描き、大事なところ(まれが修行するとかケーキ屋と子育てとの両立とか)を素っ飛ばし、時間配分が下手だと感じました。


特に最終週は、まれと圭太が「日本一」だの「世界一」だのと無駄にべちゃくちゃ喋っていたり(2人が高校生ぐらいに見えたし演技が下手に見えましたガーン)、一子との仲直りの様なシーンはいらないから、まれの一家が徹を必死で探すとか、徹と山口くん達との和解にその時間を充てて欲しかったです。


まれは市役所を辞める時から「世界一」と言っていたのに、どうして今さら圭太のせいにするんでしょうねガーン


ずっと、「なんで世界一?」と思って見ていたら、それを自虐ネタとして取り入れるところもセンスがないと思いました。


それとあれだけ恨みますのなんのって視聴者を不快な気持ちにさせた山口君のことを台詞だけで済ませるなんて、ドラマじゃないなぁと思いました。


「山口君にだけお金を送ったの?」「他の2人は?」なんて疑問も残りました。


フランスのブランドとのコラボ漆器の件は、「夫を支えたい」とまれが能登に帰るきっかけになったエピソードなのに、その後どうなったかが描かれませんでした。


(弥太郎さんの病気の件もあったけれど、まれはほとんど介助しなかったので。)


あれだけ騒いだ借金も返済についてスルーでした。


小さい事を挙げればきりがないですが、そういう大きなエピソードぐらいはきちんと結末を描くべきだったと思います。


朝ドラ『まれ』はなぜ批判されたのか? 映像と脚本からその真価を検証


申し訳ないけれど、「人間の奥行き」「実に見事な脚本」なんて書かれているこの記事には笑わせてもらいました。


コメント欄も面白いです。


ライターさんには悪いけれど、こんな風に大きなエピソードも回収できないドラマのどこが「実に見事」だったのか聞いてみたいです。


(本当に聞きたい訳ではありません。)


大悟の事はこの記事の通り、全体を通して見た時に良い師匠だったとも思えますが、「若い女に骨抜きにされた」感は否めないし、わざわざ世界一のコンテスト(の日本大会)にまれを出場させて「叩きのめしてやる!」と言って本当に叩きのめすことの意味、コンテストの最中にわざわざ父親の話をして弟子を動揺させた意味が分かりませんでした。


視聴者へのインパクト重視で、思い付き思い付きで作られたとしか私には思えませんでした。


SNSを利用して世間で話題になる事を期待して視聴率を上げようというやり方(炎上商法)は「梅ちゃん先生」以降続いているので、スタッフや脚本家の責任というよりはお偉いさんの指揮の問題だと私は思っています。


まぁ脚本及びスタッフの笑いのセンスを含めた全てにおいてのセンスのなさや、スタッフの時間の配分の下手さもかなりあるとは思いますが。


(もしかしたら元の脚本では、山口君の件も借金問題も回収されていたのかも?)




世界一を目指すコンテストについて。


「トップパティシエが喰らいついてくるような大会」なのに、どうして陶子や浅井や西園寺が出場しなかったのでしょうか。


実は予選みたいなものがあって、彼らはそれに落ちたという事でしょうか。


まれは大悟の推薦によってそれを免除されたという事でしょうか。


たった8人しかない枠を大悟が握っているとは思えないですし、それなら結婚もせずにスーシェフとして頑張って来た陶子にその切符をあげるべきです。


まぁそんなまともな事を言っても意味がないですけどね。(^^;)


選ばれた8人の内、半分を「まれ」「大悟」「陶子」「浅井」が占めていたらそれはそれで不自然ですけど。(^^;)


あと陶子や浅井に「応援に来てくれたのけ?」と言って喜ぶまれの事を図々しく思いました。


(これも炎上狙い?)


料理の鉄人を真似たショウはTVで放送されたというのに、世界一のパティシエを決める日本大会はTV中継(収録)も入らず、「ちょっと豪華な家庭科室」みたいなしょぼい会場で開催、さらにギャラリーは椅子もないところで5時間以上立ちっぱで見学させられるというしょぼさガーン


このしょぼいコンテストは予算の都合だったんでしょうかガーン


あと、ケーキのコンセプトを審査員に説明するような場面が不自然でした。


あのアピールタイムで順位が変わる事があるのでしょうか?????


コンセプトが素晴らしいから3位を2位にしようとか?????


味重視の大会じゃなかったでしたっけ?


陶子がまれに「意地を見せなさいよ!」と言っていましたが、日本一や世界一は意地でなれるものではないと思います。


ここでまれが日本一にならなかった事は良かったけれど(いくらドラマとはいえぼやぼや生きて来たまれが日本一だなんてあり得ない!)、大悟が日本一になって「あれ?私が優勝じゃないの?」と言わんばかりの表情をしていたくせに、満面の笑みで拍手を送るまれにすごい違和感がありました。


「本当は悔しいけれど、大人だから我慢してポーカーフェイスで乗り切った」という意味だったんでしょうか???


ドラマ全体を通してまれに感情移入する事がないだけではなく、まれの考えている事が全く分からなかったですガーン


そういえば、前回のコンテストはまれが双子の子を持つお母さんだからという理由だけで出演を依頼されましたが、優勝出来なかったからか双子がTVでクローズアップされる事はなかったと記憶しています。


とにかく話を転がす為に思い付きで作ったエピソードが多い様に感じました。


神出鬼没の幸枝お婆ちゃんがまれのケーキの腕前を40点から55点に上げていたけれど、あのど素人段階で40点だったものが、横浜で修業してスーシェフにまでなってその後能登での経験と自分のケーキ屋で豊かな味のケーキを作れる様になったというのに、たった15点上がっただけというのは厳しすぎるというか・・・。


(大悟が見る目がないだけでそれが現実?)


それならまれが100点を目指せるように、幸枝おばあちゃんが自分で指導したら良いのにと思いました。


幸枝お婆ちゃんは、まれに「素材と向き合って誠実にケーキを作るだけで評価はお客さんが決める」というような事を言っていましたが、素材と向き合って誠実にケーキを作るだけでは世界一のケーキは作れないと違和を感じました。


まぁとにかくめちゃくちゃなドラマだとは思うのですが、「まれがパティシエを目指した原点が徹にあった」というところは良かったです。


徹はダメ親父だけれど、娘の事にはいつも一生懸命だった気がします。


「それなら蒸発すんな」とか「仕送りしろよ」とは思いますが。(^^;)


その原点のケーキを作ったのが大悟だというのは後出しジャンケンっぽくてどうなんだろ?と思いました。(^^;)


あと味重視のコンテストなのに、ラスト10分でマジパンの魔女姫を作るまれ様ガーン


たった10分で、しかも思いついてから飴を温めてって・・・どんな鉄人でも無理でしょう?(^^;)


いくらマンガドラマとはいえしょーもないと思いました。


せっかくあの場に徹がいることを教わったのに、探そうともしないでコンテストの余韻に酔っているまれ様のシーンもよく解りませんでしたガーン


あの時も大悟は骨抜きでしたねガーン


でもこのドラマで小日向文世さん、清水富美加さん、柳楽優弥さんは得したんじゃないかと思います。


特に清水富美加さんは、昨夜放送された金曜eye 「幻の名作 発掘大作戦!~あなたの“見たい”がよみがえる」にも出演していましたが、今やEテレや民放で引っ張りだこの存在です。


もしこのドラマの出来が良ければ、このポジションは土屋太鳳ちゃんだったと思うのです。


土屋太鳳ちゃんが一番の被害者であることは間違いないですが、このドラマで初めて見た高志と、まれのケーキファン第一号「プチソルさん♪」のお客さんは、このドラマのイメージがついてしまい土屋太鳳ちゃんよりももっと気の毒かもしれません。


早速「デザイナーベイビー」に高志役の渡辺大知くんが出ていましたが、「高志」と同じ髪型なのもあって、彼に悪いともいつつも拒絶反応を起こしてしまいましたガーン


高志の役をどうやったら好演できるのかと言われると難しいですが。


柳楽優弥君の大輔役も、ともすれば嫌な役になったかもしれないものを彼が上手く演じ切ったので、彼の場合はこのドラマの中ではめずらしく好印象の役となりました。


特に、年月がワープしても全く変化がない登場人物の中で、1人短髪にして年月を感じさせてくれました。


清水富美加ちゃんも、ヒロインを嫌いと罵倒する難しい役柄でしたが、ナチュラルな演技が好印象でした。


小日向さんはツンデレだけどまれの事を見込んでいる感じが伝わりました。


おかしなドラマでも自分なりに努力すれば、それなりに評価されるという事が証明されたと思います。


とはいえ、キ〇ガイ藍子とかニセ障がい者の高志とかキモ漁師の洋一郎辺りは好演しようがなかったとは思いますガーン


まぁとにかく役者泣かせのドラマでしたねしょぼん


土屋太鳳ちゃんについては、このブログのタイトルにもなっている「鈴木先生」や「まれ」が始まった時には全く感じなかった「猫なで声」「ブリッコ演技」が最終回に向けてどんどん酷くなった事が非常に残念でした。


ネットでの悪評を気にして「私はまれとは違うのよ」「本当は清純で可愛い女の子なのよ」ってアピールしたくなってしまったのでしょうか。


最後の方は「まれ」を演じているというより「可愛いアピールが酷い」と感じてしまいました。


双子の母となり三十路になったというのに、どうして役作りせずどんどんぶりっこ演技にしてしまったのでしょうしょぼん


だから、某サイトでの彼女に対する酷評はちょっと行き過ぎだとは思いますが、本人にも問題があったとは私も思います。


せめて髪をひっつめにするとか、何かしら工夫出来たと思います。


でも土屋太鳳ちゃんに限らず、圭太も藍子もみのりも幸枝おばあちゃんも一子一家もみ~んな見た目が変わりませんでした!


むしろ若返った人もいた様な?(^^;)


彼らが歳を取らないという事も、炎上商法の一環だったのでしょうか。





見た目が全然変わらないから、「あさイチ プレミアムトーク」で土屋太鳳ちゃんが語った「出演者同士で「変わった」と言い合った」というのが意味不明でした。


イノッチもハテナハテナで、「どんなところが?」と聞いていました。(^^;)





あとは私は毎日見ていなかったからかあまり気にならなかったのですが、甥っ子をまれが徹底的に無視しまくるという不自然さもあった様ですね。


それも地味な炎上商法だったのでしょうか?


最終回はなぜかまれと圭太の和洋折衷結婚式でした。


まれがパティシエを目指すことは幸枝おばあちゃんが決め、ケーキ屋を開くことは徹が決め、今さらの結婚式まで他人から言われてそれに乗りました。


まれが自分から「ったし、パティシエになる!」と言ったら、自分でケーキ屋を開くと言ったら、結婚式をやりたいと言ったら批判の的にされたでしょう。


それを回避するために、他人がお膳立てしたという事にしたのがあざといと感じました。


最後に結婚式をした事や、「故郷は場所じゃない、人だ」というのはまんま「あまちゃん」のパクリみたいでした。


視聴者を不快にすることを目的とした台詞や映像の数々や殺伐とした空気は「純と愛」を彷彿とさせたし、東京に行きたい行きたいと言っていながらなかなか行けない友達=一子の存在も「あまちゃん」のパクリだったし、「夢」がラストで変わってしまうのは「ちりとてちん」の様でもありました。


それが「オマージュ」や「リスペクト」なら良かったのですが、単なる悪ふざけにしか思えませんでした。


某サイトで話題の「子役の容姿」については私自身は全然気にならなかったけれど、最終回のアップではちょっと気になってしまいました。(^^;)


おっしゃる通りでまれと圭太の子供には見えなかったです。(^^;)


結婚式のケーキは作るところをちゃんと見たかったし、上に乗せた魔女姫を汚いと思ってしまいましたガーン


まれはたった10分でマジパン人形が作れるのに、どうしてあんな汚い人形を乗せたんでしょうねガーン


あれも視聴者への嫌がらせでしょうかガーン


食を扱うドラマなのに、不衛生な場面がとにかく多かったですガーン


まれのスピーチは出だしで「長くなりますけど聞いて下さいニコニコ」というのを聞いて、「長いのかよガーン」とゲッソリしました。(^^;)


花嫁は普通は結婚式ではあまりしゃべらないものだし、長々話している割には中身がないと感じました。


「お母さんを捨てなさい」はまれにとってそんなに大事な言葉だったんでしょうか。


あと最終回1つ前で、ケーキの上に乗っていた「しっぱいおっぱい」のプレートは仕方ないとしても、最終回の「しっぱいおっぱい」の台詞は編集でカット出来たんじゃないかと思います。


某タレントが病気を告白した事もあり、世間であれだけ批判されているのになぜそのまま放送してしまったのか甚だ疑問です。


過去に収録したものであっても、最終回については台詞だけだったので編集で何とかなったと思います。


その件がなくても不適切なワードだったと思います。


土屋太鳳ちゃんや幼い子供に笑顔で「おっぱい」と何度も言わせたかったのでしょうかドクロ





最終回を音楽で盛り上げようとしても虚しいだけでした。


コンテストの時に現れた幸枝おばあちゃんはそのままフェードアウトし、結婚式には来ませんでした。


大ベテランの草笛光子さんの扱いさえ雑でしたしょぼん


ラストのオープニング合唱はビデオを録るという理由付けでしたが、これっぽっちも粋とは感じませんでした。


誰かに送るためとか理由付けがあったならまだ良かったです。


ナレーションで「世界一の夢を思い出したまれは地道にコツコツ歩き始めました」と言っていましたが、あの大悟に叩きのめされたコンテストで世界一は諦めたのだと思っていました。


まだ世界一を目指すという事でしょうか?????


「週刊ニュース深読み」でも朝ドラ受けで「まれが世界一を目指す続編が見てみたいですね」と言っていましたから聞き間違いではないと思います。


「まれ2」でもやるつもりでしょうかガーン


私は出来ればスペシャルも放送して欲しくないし、紅白出場もして欲しくないですが。


努力が全く見えないけど「頑張ってますアピール」だけは抜かりなく、世の中をスイスイ渡るヒロインが周りから勝手に認められ、勝手に称賛され「愛されているね」と言われる事にはかなりの違和感がありました。


まぁ大体どの朝ドラも、大した功績のないヒロインを最終回に向けて持ち上げるものではありますが。





9/21に、東洋経済オンラインでまれの批判記事が出ました。


NHK朝ドラ「まれ」にイラッとする人の目線 その姿勢は公共放送に相応しいのか


NHK朝ドラ「まれ」にイラッとする人の目線 その姿勢は公共放送に相応しいのか(同じ記事のYahoo!ニュース版)


この記事は今現在で週間ランキング1位です。


どれだけ視聴者が朝ドラに注目し期待しているか、どれだけこのドラマに不満があったか示すものだと思います。


他のマスコミもこれに続けばいいと思っていたら、こんな記事も出ました。


半年間観てきたのに!土屋太鳳「まれ」のお粗末クライマックスに批判噴出


ヒロイン土屋太鳳が哀れ…「まれ」最終回へ無謀な帳尻合わせ


暗黙の了解で朝ドラ批判はタブーとされる様な風潮の中で、こういう流れを作った東洋経済オンラインの判断は凄いと思います。


これが加速して、「駄作でものうのうと紅白に出場して主題歌を歌う」なんて暴挙が無いことを祈ります。


(出演ぐらいならまだ許容範囲ですが。)


全編を通して「地道にコツコツ」とは真逆のドラマでした。


あんな明るくなってから出勤してあれだけのケーキを並べられる不思議少女まれ(三十路だけど高校生に見えるガーン)。


最後は納豆を混ぜるのが上手くなったという腕前で、土屋太鳳ちゃんがホイップしてにっこりニコニコ


ベテランがいちいちホイップににっこりするものでしょうか。


最後まで違和感だらけでした。


無駄にキスシーンやハグやいちゃいちゃが多くて気持ち悪かった事も添えておきますガーン


朝ドラという特殊な枠のドラマですから、私の様に半ば強制的に見せられる事になった人も多いことと思います。


少しでも良い場面が見られるんじゃないかと微かな期待を持って見ていた方もいたと思います。


そして多分それは裏切られた事でしょう。


そんなみなさん、半年間本当にお疲れ様でした。


次の朝ドラも一応見ることになると思いますので、良かったらまたお付き合い下さい。


今後は日本人の感性に合ったものを、真面目に作ってもらいたいものです。




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