カンボジアアンコール小児病院
今日は聖路加看護学校へある講演を聞きに行ってきました。
特定非営利活動法人フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN主催
『新しい視点~私達にできること』
お二人のお話を聞きに。
この女性。
カンボジアのアンコール小児病院
赤尾和美看護師
この男性。
映画監督・プロデューサー澤野 計氏
(以下画像はHPより)
どうしてこの講演を聞きに行ったかと言うと。
友達がTBS『いのちの輝きスペシャル~小さな命を救いたい・・・』という番組を観て
支援をはじめたことがきっかけでした。
このアンコール小児病院で赤尾看護師が11年勤務する模様を描いたドキュメンタリーです。
その話を聞いているうちに興味を持ったというわけです。
そして赤尾看護師が日本へ一時帰国し講演をされると聞いて行ってきました。
映画監督の澤野氏はこの現状を目の当たりにし
映像として残しました。
そしてNYのチャリティイベントで上映したというショートフィルムを日本でもと
上映してくださいました。
13分にまとめられたその映像に衝撃を受けました。
そしてお二人のトークショー。
ある家族は子供を病院へ連れて行くために村中から交通費の1ドルを一日かけてかき集め
ERへ到着。
でもその子供はERで処置してもらうことなく息を引き取りました。
子供達の多くは栄養失調、そしてマラリアやHIVに感染しているそうです。
浄化されていない川の水を飲み、トイレは360℃。
そして雨が降るとその汚物は再び川へ流れるという現状。
結果、下痢となり脱水症状を起こし死に至っています。
お腹が膨れているのは虫がいるそうです。
そんな子供たちを救うためにドクターや看護師は毎日12時間半の労働をするのだとか・・・。
残りの時間は勉強。
向上心・向学心、ハングリー精神に満ち溢れていますね。
それは子供たちのキラキラとイキイキと輝やく目がそうさせているのだそうです。
なぜ貧しくてもそんな表情が生まれるのか・・・
それは生きようとしているから。
赤尾看護師は初め2カ月の約束でカンボジアへ渡ったそうですが
この子供たちの本能で生きようとする姿を見て、
心が解き放たれるのを感じ、11年という歳月が経っているそうです。
私は赤尾看護師の
自分に余るエネルギーをここに注ぐその行動力と心の豊かさに胸を打たれました。
私は何かできることはあると思います。
近いうちにカンボジアへ行って、
自分の目で実際にこの現状を見てこようと思います。
特定非営利活動法人フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN
この法人は、アジアの恵まれない子供たちの支援を目的とする。
その最初のプロジェクトとして、カンボジア王国の子供たちのため
病気診療・治療をするため建設した<アンコール小児病院>の運営、
また現地医療スタッフなどによる医療診療・運営活動ができるように、
その教育の場としての<医療教育センター>の建設・運営をし、
現地の人々への医療、衛生教育に寄与することを目的とする。
FRIENDS WITHOUT A BORDER のHPはコチラ
興味のある方は是非のぞいてみてください。
この講演のあとにネイルの予約をしていた私は
なんとも言えない気持ちでした。
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