世間では


新クリアファイルや効き湯で賑わう中

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毎日毎日
空気読まずこんなに蒼い炎に
身を焦がし続ける私



ええ。正に烈火のごとく
カンペキ脳細胞劣化してんのに^^;




誇張でなく禿げる勢いで
書き連ねて参りました
蒼い炎Ⅱ感想

ついに今回で完結







”痛み”
”彼から見た世界”

と前二回に渡り語ってきたのは

数知れない心身の痛み
彼を取り巻く環境

を軸にした彼の歩み




これは

『経験が宝物』
とプロローグで触れた通り

彼の四年間の経験






最終日の今日は

その経験を経た今の彼

本書を通して

伝えたいことについて

私なりに
語っていきたいと思います





それは一言で言えば


”受け取って繋がって”







故障や病気、アクシデント
重圧、孤独

たった一人で
乗り越えてきた彼

スケートのために異国にいる自分を
常に意識して
ひたむきに
心と身体を向かわせてきた彼

そこには

スケートだけが人生、
の想いもあった






一時は



”スケートしか幸せじゃない”

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”スケートって
 自分の意志だけでできる”


”そこには誰も介入できない”




スケートでもたらされた輝かしい栄光と
その影で犠牲になったもの
…介入され続けままならぬ私生活

を思い起こさせるこの言葉




彼の苦悩が心に痛くて

外野の私ですら当時(今年1月)
こんな記事
書いたことありましたっけ

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                            前記事全部ちからになる



そう、そこは

誰にも介入されない世界




痛みのある身体を抱えながらも
ショー出演することで
実感したスケートの喜び



スケートに集中することで

解放され、自由になれる自分




心と身体がギリギリまで
追い込まれたことで
より研ぎ澄まされてく感覚



スケートが与えてくれる
インスピレーションとエネルギー



無駄なものを削ぎ落とし

欲するものを貪欲に求め

表現を磨き

振付の意味を考え尽くしたことで

初めて到達できた境地




自由に受け取って”





彼の四年間
栄光と苦難の経験と

技術や表現の進化が与えたのは

表現者としての成熟


つまり

見るものに委ねる

懐の深さや奥行きをも

彼の表現にもたらしたのでしょう
 


気持ちを入れるのも大事だけど
 受け取る側には
 どう思ってもらっても構わない




その最たるものが

演じる度に進化し
印象が変わる
あのレクイエム


先日頂いたコメに
改めて気づかされたこのこと



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                 長岡楽日の初コメFさんより
             (訂正・中越地震より昨年で11年)




”見た人がどういう背景を見て
 どういう心境になるかは
 
 人それぞれの経験から
 導かれるわけだから

 それはそれだと
 認められるきっかけに”



こういうことなんだ、と。





自分が経験から得たものを
受け手にも還元、というか

受け手の心をも受け入れる懐



確かに
感じるのは自分同様
様々な経験をもつ
それぞれ
一人一人の心なのだから




もともと共感力の高い彼
更に多くの経験を重ねたことにより

他者の背景にまでも
思いを馳せる素地が自然に
育まれたのではないでしょうか








そして


一人一人の受け手が
自分なりの想いを抱き



何かを受け止め、感じることで
変わっていくことがある



心を動かすことで

明らかに何かが変わる

その行動までもが





彼の存在が教えてくれること

愛、感動、夢、思いやり、努力
限りある命を
懸命に生きる尊さ
そして
被災地への眼差し…


たとえ小さな気づきでも


何かを踏み出すきっかけに



それは彼による好転反応






さらには
行動することで
生まれる新たな繋がり


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人が思いを伝えようとする時には
インターネットだったり手紙など
何か道具が必要です


例えば僕という人間を道具として
僕という人間を通して

皆さんが自分の気持ちを
伝えるきっかけ
になればいいな、と



僕というネットワークを使って
いろいろな気持ちを
発信してほしいと思っています



もう  自分が、
だけではなく
そこから広がる可能性まで
視野に入れている彼

常に注目集め
加熱するマスコミ報道と
もはや社会現象化した自分を
俯瞰した上で
それを有効活用しようとする
この大器



この言葉に


いろいろな経験を積んだ
現在の彼の成長を最も感じました



かくゆう私も

彼を通じて自分の想いを
このような形で発信しており

彼という
ネットワークの恩恵にあずかる身

この場で日々彼を語れる喜びに感謝し
その繋がりの尊さ実感しています




人と人が
有機的に作用し合い
輪が繋がっていく




多くのゆづブログや
ショー・イベント或いは仙台への旅

またこちらでもご紹介した
繋がる羽の輪のように


彼を通じ
新たな出会いが生まれ
人と人が結びつく

新たな世界が広がり形作られる




まるで


彼が蒔いた種が


人々の心で芽吹き根を張り


やがて大きな花と


豊かな実りをもたらすよに

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だから


受け取って
繋がって

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本書の彼は


私に


そんな風に真摯に
語りかけてきてやみません


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エピローグ




”痛み”から始めた本編
さすが身体が資本のアスリート
実に痛い話が多かった^^;

が、彼が本書で伝えたいのは
痛みや苦難だけでは決してない



”ヘトヘトに疲れてても
そこからジャンプ成功して
あっと言わせたい”



こんな内容の
若かりしゆづ台詞が
ずっと印象に残ってる


私にとってはこの言葉こそ

これぞ、彼




幼い頃から変わらない

いつも起死回生のチャンスを狙い
実現させてしまう
彼の美学



確かにその身体が資本で主役だけど
時にその身体を凌駕する勢いで
染み出すスピリット



飽くことのない
挑戦への熱


それは
彼の中で燃え盛る
決して消えない炎

蒼い炎




だから


どんな困難に苛まれようとも


どんな栄光を手にしても
またたとえ敗北を喫したとしても





目が離せないし


夢を託したくなる




その炎は燃えているか…と
蒼い炎の在り処をその瞳の中に
いつも探してしまう



きっと皆さんも同じかと





彼となら覚めない夢の中


夢を見続けさせてくれる存在



日本に、

世界に夢を見させる存在





それが彼




羽生結弦



私たちが心より愛する存在

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*画像は感謝してお借りしました



長々と書き連ねたマジ熱シリーズ
いかんせん筆力不足で長くなるのを
辛抱強くお付き合いありがとうございました


…でも話し出すと
ついつい長引くのは彼と一緒♡
なにとぞ大目に見てねてへぺろ


尚、遅れてますコメ返
7/3半分まで完了しました
お待たせ〜^^;